人材育成方法の1つに
ジョブローテーションという方法があります。
組織は様々な種類の仕事や役職から構成されているため、
多くの仕事や役職を知ることで初めて
会社全体を理解できるようになります。
ジョブローテーションの目的は
①会社のビジネスモデルを体感し、理解してもらうこと
②各部署でよりレベルの高い問題解決をしてもらうこと
この2点です。
そのため、
異動は前向きに捉えるべきです。
ただ、注意点としては、
新卒で習得する時間の3倍は早く身につけるように
意識しましょう。
キャリアを積むにつれて、
仕事を身につけるためのスキルや
技術も向上させなければいけません。
また、どんな仕事でも一番必要なのは
『本質をつかむ力』です。
『要するに、こういうことだ』
という肝を理解し外さないことが大切です。
それができなければ
『使えない人材』と見なされ、
今後ジョブローテーションしてもらえなくなってしまいます。
仮に異動を命じられたら、
受け入れる側の人間は、全て先輩のため、
謙虚さを持ち、
厳しさの中で、自分に課されたチャンスと自覚し頑張りましょう。
予期せぬポストを任されたり、
困難な状況に放り込まれるなど、
自分にとって意に沿わないこともあった時も同様です。
そこでいちいち不満を述べたり、
やる気を失っていてはもったいないですし、
今後のキャリアを考えた場合、大いに損をします。
そのような状況に陥った際は、
開き直って前向きに等身大の自分で勝負するんだという
チャレンジ精神を持つことが大切です。
変な我を出さずに、自然体で自分らしく振舞っていれば、
自分の色が知らず知らずのうちに出てきます。
とにかく素直に、分からないことは聞き、
学ぶ姿勢を持つこと。
この考え方を続けていくと、
最初は全く知らないことでも
仕事のポイントがだんだん掴めてきます。
全く違う分野の仕事でも、
仕事の神髄には共通項がありますので、
仕事のポイントを素早く見つけられる人は、
どこの会社や部署へ行っても通用し、
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