無意識な上から目線で損してない?嫌われる話し方を好かれる話し方に変える人間関係改善術

2025/06/13

リーダーシップ術

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悪気がないのに嫌われがちな人の話し方と敵を作らない対策法


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この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


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ここで挙げる例は、相手を頭ごなしに否定するニュアンスが伝わってしまう言葉で、

口癖のようによく使っている人も少なくありません。


無意識に相手の考えを否定することは、

自分の考えや価値観が絶対正しいという思い込みの表れです。

つい使ってしまっている人は要注意です。


嫌われがちな話し方①

  • いや、それは~
  • そうではなくて

本来であれば、

  • ええ
  • そうですね

と肯定的な言葉から始めるべきところでも、

  • いや、それは~
  • そうではなくて

と否定から入るのが口癖になっている人は少なくありません。


明らかなハラスメントではないため、周囲もわざわざ反応しませんが、

言われた側は心に引っかかりを感じるため、

『この人と話すたびに嫌な感じがする』と思われています。


ビジネスの世界では、どちらが上かにこだわり、

常に自分が相手よりも優位に立とうとする人が少なくありません。


そのため、無意識のうちに

  • いや、それは~
  • そうではなくて

と相手を否定し、自分が上だと誇示したくなるため、ついつい出てしまう言葉です。


嫌われがちな話し方②


どうしてそうなるかなぁ?


この言葉の前提には、自分が正しくてあなたは間違っている。

という潜在意識があります。


そのため、

『どうしてあなたは正しくないやり方をするのか?』

と、あからさまな言い方は控えつつ、問い詰めています。


しかし、部下には部下なりの考えがあるはずです。

それを何も聞くことなく一方的に否定してしまうのは、

自分が主導権を握っている気分になりたいだけです。


嫌われがちな話し方③


・普通はこうするよね?


『普通はこうするよね?』

『普通はそんなことしないでしょ』

といった言い方は、正しさの押し売り表現です。


ここで言う『普通』は、あくまで自分の世界での基準でしかありません。

それにも関わらず、それを絶対的な正しさとして相手に押し付けており、

自分が正しくて、相手が間違っているという前提があります。


しかし、価値観は人それぞれですし、世界共通の普通は存在しません。

多様性を尊重する時代ですので、『普通』という言葉は、禁句と考えるようにしましょう。


嫌われがちな話し方④


・自分が若い頃は~


『自分が若い頃は、会社のために遅くまで働いたもんだよ』

『自分が若い頃は、休日出勤なんて当たり前だったよ』

昔自慢をする上司はよくいます。


これも『自分達の世代は、お前達よりも優れてるんだぞ』

と示して主導権をとっているつもりですが、

そんな話をしても、若い世代の人たちが感心してくれるはずがありません。

特に働き方については、法律で長時間労働が禁じられている今、

残業や休日出勤の多さを自慢しても逆効果になります。


敵を作らないために心がけたい話し方のポイント


①日頃から意識的に肯定的な言葉を使う


部下から報告や提案を受けたら、『いいね!』と返すことを口癖にしましょう。

実際は修正が必要な内容であったとしても、まずは相手を肯定することが大事です。

口癖にしていくためには、職場以外でも実践することで身についていきます。

家族との会話においても、夫や妻、子供が話すことに対して、

『いいね!』と返すことを習慣化しましょう。


②人を観察し相手の行動を認める話し方をしよう


『取引先に対して●●でのアプローチの仕方は良いね』

『資料で工夫した●●の部分、良いね』など、観察し良い部分を認めて伝えることで、

部下は、『ちゃんと自分を見てくれている』と自己肯定感を持つことができます。

ただ単に、『すごいね』『さすが』と褒めて持ち上げるだけでは効果はありません。

部下からすれば、

『何がすごいのか、本当に分かってるのか?』としらけてしまうだけです。

それよりも、具体的な行動を認められたほうが、部下は嬉しく感じてくれます。


③反応がいい人になろう


部下から『ちょっといいですか?』

と声をかけられたら、身体を相手に向けて、視線を合わせ、

『どうしたの?』と答えましょう。これが反応のいい人です。

反応を良い形で返すことで、部下は、自分は尊重されていると感じます。


一方で、パソコンの画面を見たまま、『何?』と返すだけの人は、反応の悪い人です。

この反応では、部下は『私に関心がないんだ』『自分は軽んじられている』

と感じてしまい、相手を傷つけます。

小さいことに思えますが、反応の悪さが積み重なると、人は離れていきます。


挨拶にしても、部下が元気良く笑顔で『おはようございます!』

と言ったのに、上司は部下に目も合わせず

『ああ』と、素っ気無く返すだけだったら、部下は嫌な気分になります。

そのような状況が続けば、『もうこの人とは働きたくない』

と思われても仕方ありません。


挨拶は年齢や役職が上の人から積極的に行ない、

周りに歩み寄ることで心の距離を縮めることができます。

また挨拶をしながら相手を観察することで、『今日は元気がないな』

などといった変化にも気づきやすくなりますのでおススメです。


一発アウトで即嫌われる、上から目線フレーズを防ごう

一発アウトで即嫌われる、上から目線フレーズを防ごう

仕事で成果を上げるためには周囲の協力は欠かせません。

その良好な人間関係を壊してしまうのが、上から目線のフレーズです。

一発アウトで即嫌われてしまう事態を防ぐためにも、必ず押させておきましょう。


①あなたに言っても無駄だね

自分本位丸出しで相手のプライドをズタズタに


相手を全面的に否定して、反論の余地を与えない一方的な言い方です。

この言葉を使ってしまうのは、相手とのコミュニケーションを取り、

妥協点を見つけながら、お互いの納得感を高める意識が欠けているからです。

立場・年齢・状況の違いに関係なく、こういった姿勢は嫌われますので

使わないようにしましょう。


②何が言いたいかさっぱり分からない

相手に歩み寄る姿勢が感じられない


自分が理解できない理由を、すべて相手のせいにするフレーズです。

言われた相手は、自信を失い、プライドが傷つきます。

理解するためには、

  • ~は~とも受け取れるけど、正しい?
  • ~がよく分からないので、他の例も教えてもらえる?

など、聞き手の自分が様々な質問をすると良いです。

質問して相手の言いたいことを聞きだすことで、積極的に歩み寄る姿勢を示しましょう。


③何度も言っているように

あなたが悪い、私は悪くない謙虚な心は皆無


『話の内容が伝わらないのは、自分の説明が悪いのではなく、相手が悪いから』

そう思っていると、この言葉を使いがちになります。

そんな時は、違う言葉や例を使って分かりやすく言い直したり、

理解した点と理解していない点を丁寧に確認したりすれば、相手の理解度は深まります。

相手を責める前に、話し手である自分に非がないか、今一度、再考するようにしましょう。


④無理です

相手の気持ちを無視・シャットアウト


相手の期待や想いを、機械的にシャットアウトする言葉です。

よくあるパターンが、

『なんとかできないだろうか』と期待した上司が仕事を頼んだ時に、

『無理です』と平気で言い切ってしまうケースです。

まず、期待に応えられないことを『申し訳ありません』と言葉で表しましょう。

『~は難しいのですが、~はいかがですか』

と妥協案や代替案を出して、上司の期待に応える努力を見せましょう。


⑤(上司や目上の人に対して)了解しました

部下や上司に使ってはいけない上から目線フレーズ


仕事の指示や連絡を上司から受けて、『了解しました』と応じるのは不適切です。

特に、メールを受け取ったことを端的に盛り込んだ取り急ぎの返信で、

『了解です』と書きがちです。

この言葉は、上から目線のニュアンスになることがあるため、

『承知しました』と返すようにしましょう。

『丁寧にご説明いただいたので、十分に理解しました』

と加えれば、より良い表現になります。


⑥(上司や目上の人に対して)ご苦労さま

敬語の基本を押さえていない『です』を加えても失礼


ビジネスマナーの基本のため、できていない人は要注意です。

労をねぎらいたい時、上司や目上の人に対しては、

『お疲れ様でした』というのが適切です。

『ご苦労さま』は、目下の人にのみ使ってOKな表現です。

『ご苦労さまです』と、『です』を加えて丁寧さを表したり、語尾に勢いをつけたりしても、

上司や目上の人にとって失礼であることは変わりませんので、気をつけましょう。


⑦言ってること分かる?

見下す、押し付けるネガティブだらけの表現


一発アウトの理由は2つあります。まず、相手は見下されている印象を受けます。

そして、きっと分かっているだろうと思われたように感じて、

分からないことがあっても質問しにくくなってしまいます。

この言葉を使う人は、相手の理解度を執拗に確認したがる場合が多く、

話の合間に多用する傾向があります。

相手の不快度は増すばかりのため、気をつけましょう。


⑧あり得ない

視野が狭く自分以外を受け入れない


目の前に突きつけられた問題を一切受け入れない、当事者意識ゼロの言葉です。

『私は自分の尺度でしか、物事を捉えません』ということを露呈しています。

幼稚な表現とも言えます。

上の立場に立てば立つほど、使うと恥ずかしいため、使うのをすぐにやめた方が良いです。

『信じられない』『最悪だ』と言い捨てるのも、同様に失礼になります。


⑨この程度なの?

意識を高く持つのは結構ですが、敬意が微塵もない


仕事に対する姿勢や仕上がりの完成度について、

話し手と相手とで差がある時に、口にしがちです。

仕事に対する意識は高い方が望ましいですが、

例えば、作業を頼んだ時に、頼んだ側が仕上がりを見て、

『この程度なの?』と口にしたら、一緒に仕事をする仲間に対する

敬意のかけらもない言葉に相手はグサッときて、やる気を失ってしまいます。


⑩~すべきだ

正論の押し付けでは人は動かない


『話し手は真っすぐな人で悪気はない』『その意見は正しい』『理屈に合っている』

とは言うものの、正論ばかり口にする人は、相手を息苦しくさせます。

一方的に正論を振りかざすだけでは、人は動きません。

相手の状況・事情を思いやる配慮や自ら行動することを示さなければ、

正論は嫌がられることもあります。


⑪くだらない

自分以外の価値観を頑なに認めない


自分がその価値を理解できないからと言って、『くだらない』『しょうもない』

の一言で片付けるのは、自分本位すぎます。

そう言われた相手は、問答無用に、ばっさり切り捨てられた・・

とダメージを受けるはずです。

自分の価値観を変える必要はないですが、先入観抜きで、

『相手はどうして価値を感じているのだろうか』と捉えようとすると、

新しい発見があるかもしれません。


⑫それでいいんじゃないですか

面倒くささから発する他人ごと感


アドバイスをもらった時に、まるで他人事のように、

『~さんが良いなら、それでいいんじゃないですか』と応じたら、

相手は間違いなく激怒します。

アドバイスの対象になっている仕事を面倒に感じている場合、

油断すると、つい言いたくなる言葉ですが、ビジネスパーソンとしては失格です。

自分の信用や評価はゼロになりますので、絶対に避けるようにしましょう。


⑬どういう意味があるんでしょうか?

納得しないとやりません。上から目線フレーズの典型例


自分が納得しないと動けないという考えが強い人は、仕事の指示やルールに対して、

合理的な意味をよく求めます。

しかし、一見、合理的でなかったり、理不尽だったりするものにも、

何らかの理由があったり、否定できない背景があったりするものです。

そういったことに考えを巡らそうともせず、ストレートに否定しようとする

ものの言い方は、反発を招きます。


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