悪事はバレる:企業不正はなぜ起きる?健全な組織と個人を築くための倫理観とセルフチェック

2020/07/07

心のスキルアップ

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不正や悪いことする人 イメージ


この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで

企業不正はなぜ起きる?防ぐために経営者と社員が持つべき視点


現代社会において、不正を隠し通すことはほぼ不可能です。インターネットの普及により、内部告発が容易になり、不正情報が瞬く間に世間に広がる時代となりました。では、なぜ企業不正は繰り返されるのでしょうか。


不正の根源は「モラルの低下」にある


不正の多くは、経営陣のモラルの低下から生じます。当初は立派な理念を掲げていても、過度な儲け主義や競争、あるいは適切な助言者がいない親族経営などが原因で、創業時の理念を見失ってしまうケースが少なくありません。


また、社員を巻き込んだ組織ぐるみの不正も後を絶ちません。職や生活を守るためにやむを得ず加担するケースが大半ですが、中には自己の出世や金銭欲のために積極的に不正を行う人もいます。


企業文化が社員のモラルを左右する


社員のモラル低下の一因は、会社とのドライな関係性にあります。成果主義が過度に浸透した企業では、「企業理念よりも利益がすべて」という間違った考え方が蔓延する危険性があるのです。


不正を防ぐためには、経営陣だけでなく、社員一人ひとりが高い志を共有し、不正が起きない企業文化を築くことが不可欠です。



不正をしないための2つの「セルフチェック」


自分自身を律し、正しい行動を貫くために、常に以下の2つの視点を持ちましょう。

  1. 「これは恥ずかしくないか?」と自問する

    常に「もう一人の自分」の目を意識し、今やっていることが本当に正しいことなのかを問いかけましょう。

  2. 「悪事は必ず露見する」と心得る

    不正は、一時的に得をしても、長い目で見れば必ず損をします。目先の利益を追うのではなく、最終的に自分がどうなりたいかを考えて行動することが、健全なキャリアを築く上で最も重要です。

正しい行動こそが、あなた自身の信頼と会社の未来を守る唯一の方法です。

まとめ

この記事では、健全な組織や社会、そして個人のキャリアを築く上で不可欠な、倫理観と自分を律する心の大切さについてお伝えしました。

目先の利益にとらわれず、長期的な視点で誠実な仕事に取り組む姿勢は、キャリア形成においても非常に重要です。

もしあなたが、自身の倫理観を大切にしながら、より専門的な知識を身につけ、他者のキャリアを支援する仕事に興味をお持ちでしたら、次のステップとして「キャリアコンサルタント」という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

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