✍️ この記事の著者情報

【自己成長戦略の専門家】
桑田かつみ
💼 経歴・肩書き:
🔹専務取締役(役員)
🔹1970年生まれ
🚀 実績と提供価値:
🔹平社員から9年で役員に至った実体験に基づいた、再現性の高いリーダーシップ、仕事術、メンタル強化の「自己成長戦略」を共有。
🔹成功論 / リーダー論 / 心のスキルアップ / コミュニケーション術を専門。
🔹Xフォロワー3,000人突破!
🧭【人生の羅針盤】本当にやりたいことを見つける「3つの核」と最強自己分析3選
イントロダクション:なぜ「やりたいこと」が見つからず、満たされないのか?
人生100年時代、働き方が多様化する現代において、「これから先の人生で本当に情熱を傾けられることは何だろう?」と自問するビジネスパーソンは少なくありません。
ただ漫然と時間を過ごすのではなく、心から充実した日々を送りたいと願うのは自然なことです。
本当にやりたいことを見つける鍵は、表面的な興味ではなく、自分自身の奥深くにある「核」を正確に捉えることにあります。本記事では、あなたの人生の羅針盤となる「3つの核」と、過去の経験から本質を引き出す具体的な自己分析方法3つを徹底解説します。
Part 1:人生の羅針盤となる「3つの核」を見つける重要性
本当にやりたいこと(天職やライフワーク)は、以下の3つの要素が重なり合う領域から生まれます。これらは単独ではなく、互いに深く関連しています。
1. 軸となる3つの要素(3つの輪)
| 要素 | 意味と定義 |
|---|---|
| 【好き】なこと | 純粋に心惹かれ、時間や手間を惜しまずに楽しめる領域(情熱の源)。 |
| 【得意】なこと | 意識しなくても自然にできてしまうこと、人から褒められること(先天的な才能や強み)。 |
| 【大事】なこと | 自分が人生で最も大切にしたい価値観や、理想とする生き方(モチベーションと目的)。 |
2. 「3つの核」が示す、あなたのミッション
「好きなこと」と「得意なこと」が重なる領域は、あなたの「情熱と才能が交わる土台」となります。
そして、この土台を強固なものにし、熱意を継続するための目的となるのが、「大事なこと(価値観)」です。
これは、「人生を通じて他人や社会にどのような価値を提供したいか?」という、あなただけの人生のミッション(使命)を見つける作業に直結します。この3つの核が揃うことで、困難に直面してもブレないキャリアを築くことができます。
Part 2:本当にやりたいことを見つける「最強自己分析」3選
ここからは、あなたの「本当にやりたいこと」を見つけるための、具体的かつ効果的な自己分析方法を3つご紹介します。
1. 「明日退職するとしたら、何を名残惜しく思うか?」
この問いは、あなたの仕事に対する真の価値観と才能をあぶり出すための強力な方法です。給料や肩書きといった表面的な要素ではなく、その行動の背後にある「抽象的な要素」に注目してください。
| 名残惜しいと感じた具体的な行動 | 隠された本質的な「得意なこと」(才能) |
|---|---|
| 経理作業に没頭する時間 | 物事を正確に整理すること、見えないところでチームを支えること。 |
| 顧客の話を聞くのが楽しかった | 人の心を解きほぐし、課題を引き出す対話力。 |
【分析のコツ】 誰にでも一つは名残惜しく思える行動があるはずです。それこそが、あなたの本質的な「得意なこと」なのです。
2. 「これに出会えて本当に良かったと思うものは?」
この質問は、「得意なこと」とは切り離して、純粋な「好き」の感情に焦点を当てるものです。これまでの人生で、なぜか心惹かれ、時間を忘れて没頭できたものは何ですか?(一眼レフカメラ、釣り、料理、旅行、読書など、ジャンル不問)
なぜそれに魅了されるのか、なぜ飽きずに続けられるのかを深く掘り下げてみましょう。
- 「美しい景色を写真に残すことに感動する」なら、「美しさを見つけ出す才能」が。
- 「釣りで夢中になった」のであれば、「探求心や忍耐力」が、あなたの「好きなこと」の軸になるかもしれません。
好きなことがそのまま仕事になるとは限りませんが、その周辺に軸足を据えることで、情熱を傾けられる分野が見えてきます。
3. 「社会や同僚に対するイライラ・モヤつきの原因を探る」
ネガティブな感情は、自分と周囲との間に存在する価値観や能力のギャップを示す、貴重なサインです。私たちは、自分の「当たり前」が相手にとってそうではない時、イライラやモヤつきを感じがちです。
| ネガティブな感情の例 | 隠された強い「価値観」や「得意なこと」 |
|---|---|
| 「なぜ周りはこんなに非効率なんだ?」 | 効率を極めることに価値を置く、合理的な才能。 |
| 「誰も助けてくれない」とモヤモヤする | 助け合い、チームワークを大切にする協調性。 |
【分析のコツ】 これらのネガティブな感情の根本原因と向き合うことで、これまで見えなかった自分の「大事なこと」や「得意なこと」が浮き彫りになります。ネガティブな感情は、自己理解のための最高のガイド役となるのです。
まとめ:過去の延長線から解放された、あなただけの人生へ
自分の人生で本当に大切にしたいこと、すなわち「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つの核がクリアになれば、人生は途端に明るいものになります。
「これまでのキャリアの延長線上に進むべきだ」という社会的な義務感から自分を解放してあげましょう。
過去の経験を抽象化し、3つの要素を統合することで、あなただけの本当にやりたいことを見つけ出してください。
その先に、誰かの人生を真似るのではなく、あなた自身の充実した人生が待っています。
🗓️ 3つの核を「人生100年」でどう活かすか? 🗓️
自己分析によって、あなたの「本当にやりたいことの核」は見えてきましたか?
この核を土台に、20代から60代までの長いキャリアをどう設計していくかが重要です。人生の年代によって、働き方や生き方で優先すべきことは大きく変化します。

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