昇進・昇格人事の決め方は?階層別での昇進・昇格判断に使われる基準

2020年7月3日

リーダーシップ術

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昇進判断に使われる基準


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昇進の意義


昇進し地位が上がると、

・面倒なことが増える
・責任が増える
・仕事が増える

など辛い比重が増えていきます。

また、
人を教育したり、人前で話す必要も出てくるため、
沢山本を読み、教養を身につける必要も出てきます。



昇進することは、
昇進する器があるから昇進したのではなく、
将来性の期待により昇進したから、
それに合う器が創られていきます

つまり、
昇進することによって、
結果的に自分が一番得をし、人として成長できます。

理解しやすい例えとしては、

お母さんだから子供がいるのではなく、
子供ができたから、お母さんらしくなっていく

という例が一番わかりやすいかと思います。

昇進とは、社長とか部長とか呼ばれたい、
威張りたい、給料を上げたいという目的ではなく
自分のステージを上げて、人として成長できることです。



自分に自信がなくても、目の前にチャンスがやってきたら
一か八かで昇進することを目指したほうが良いです。

たとえ昇進できなくても、目指したほうが
人生のステージでは昇進できます。

今よりももっと大きな自分を得るためには、
ちょっと背伸びして頑張ったほうが良いです。

階層別での昇進判断に使われる基準


①事業に対する姿勢


平社員:問題解決

与えられた問題を解決する
スキルを持っているか。
適切な解決策を素早く導き出せると、評価が上がります。


管理職:問題認識

自分の部署の収益に関わる
問題を見つけられるか。
広い視野を持って、現状を分析する力が必要になります。


経営層:戦略的なポートフォリオ(事業の多角化・選択と集中)


新規事業に参入したり(事業の多角化)、
経営資源を適切に
振り分けたりする(事業の選択と集中)力が求められます。


②成果に対する姿勢


平社員:進捗遵守

業務を締め切りまでに終えられるか。
自分の能力に合わせて
計画を立てる時間管理のスキルが求められます。


管理職:数値管理

業務の進捗状況や成果など、
チームの動きを数値で捉えて判断し、 次の一手を打つスキルが要求されます。



経営層:収益構造の転換(ビジネスモデリング)


収益を上げる
ビジネスモデルを構築できるか、
市場の変化に応じて機動的に、
収益構造を適切に見直すスキルが重視されます。

③目標に対する姿勢


平社員:『部分』目標達成

担当業務の目標を達成し、
チーム全体の目標達成に貢献できているか。
自分の業務に対する責任を持つことが大事です。


管理職:目標達成

リーダーとして組織全体の目標を達成できるか。 うまくいっている時もそうでない時も、 状況に応じて、適切な対応を取れることが肝です。



経営層:目標の引き上げ、意味づけ(勝利へのこだわり)


会社を成長させ続けることがポイント。
会社全体の目標を設定し達成すれば、
目標をさらに引き上げて挑戦する姿勢が問われます。

④組織力アップに対する姿勢

平社員:自己啓発(自分のスキルアップ)

自分の成長を考えて、
日頃からスキルアップや人脈作りに努めているか。 向上心を持っているかどうかが問われます。

人脈を作っていく上で、
会社から費用が出ない場合は、
自分のお金を使うことを惜しまないようにしましょう。

なぜなら、
誰のものでもない、
自分の財産を作ることになるからです。

仮に将来、転職したとしても、
取引先の人たちは会社ではなく、
自分自身についてくることになります。

何物にも代え難い財産を
築いていく人脈に関わることには、
自分のお金は迷わず使っていきましょう。

管理職:部下育成

部下や後輩1人ひとりの仕事の能力を把握して、 それぞれに合った仕事を任せる。 いい働きは認めて、成長を促します。



経営層:人材マネジメント

適材適所の人材活用ができる。 加えて、社外の優秀な人材を獲得できるネットワークや、 リストラを断行できる頑強さも必要です。  


まとめ

・昇進することは、昇進する器があるから昇進したのではなく、将来性の期待により昇進したから、それに合う器が創られていく
・昇進とは、自分のステージを上げて、人として成長できること

 
人生は変えられる!
 

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平社員で入社して9年で取締役まで登り詰めた経験から、激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報を様々な話題から発信中!                      問い合わせいただく、記事転載希望のご質問ですが、リンク、転載元を明記していただければ、全記事、転載自由です。

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