1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
不安を徐々に打ち消す方法
人はなぜ、不安になるのでしょう?
答えは先が見えない恐怖感を無意識で感じているからです。
下記の3つを把握しておくことで
不安を徐々に打ち消していくことができます。
- 心配事は、ほぼ妄想であること
- 失敗しても経験は積めるということ
- やった分だけ不安は薄れるということ
また不安を抱えると、どうしても前に進めず、現状維持を選択しがちになります。
しかし、現状維持を選ぶことは3つのリスクがあります。
- ビジネスの貴重な時間を無駄にしている
- 経験を積むチャンスを逃している
- 少しずつ自主性が失われていく
今まで通りにやっていれば、まずは安心という考え方からは、
早めに抜け出したほうが良いです。
現状維持から脱却する上で生まれる、よくある3つの不安感情に対して
実際にどう考えて行動すべきかを端的にまとめました。
不安の種類① 時間や手間がかかりそう
↓
これだけはやる、など、できる範囲で目標を立てる
不安の種類② やったことがない
↓
想像できる範囲でいいから、何かやってみる
不安の種類③ 失敗したくない
↓
これまでの自分を信じ、失敗しても乗り越えられると考える。
不安を感じたら、前に進もうというプラス思考で勇気を出してまずは行動し、
自己の成長に繋げていきましょう。
自己分析の習慣化でプラス思考になるコツ
取り返しのつかないような最大の失敗を100という指数で示した場合、
日々の失敗には、51が悪い要素で、後の49は
次に繋がる課題や伸びしろというような良い要素が含まれてます。
その割合は多少違っていたとしても、
失敗には成長につながる要素が必ず含まれています。
仕事で失敗して落ち込んだ時どうする?ミスしがちな人の6つの立ち直り方、切り替えのコツを解説
たとえ、良い要素が10しかなくても、自己分析し、
こうゆう結果だったが、この部分だけはできた。
と良い点を探そうとする習慣が身につけば、
どんな境遇に立たされても前向きにとらえられます。
逆を言えば、70が良い要素で、残りの30が悪い要素の結果だった場合、
その30をきちんと反省すれば次は失敗しません。
要するに、成長できる人は、どんな経験も経験値に変えられ
自分を見つめなおす作業を積み重ねられます。
仕事でのスランプ、伸び悩みの乗り越え方は?成長に必要な5つの資質を理解しよう!
プラス思考に必要なのは、心の強さだけではありません。
突き詰めると、自分で自分を信じられるか。
常に自分を見つめなおし、対話し、その対話から得た分析を基に
普段から力を出し切るような自分との戦いに挑むことです。
それが自分を信じられる心の強さになり、
どんな状況でもプラスに考えられる循環を起こすことが出来ます。
どんな人生を選んでも、不運な時もあれば、幸運な時もあります。
『あの時、こうしておけば良かったなぁ』と後悔の念を抱いても、
別の道に行っても、また違った後悔をしていた可能性もあります。
つまり、人生には正解はなく、単に異なる生き方が数多くあるということです。
そのため、大切なのは、不運、不幸を起こさない人生を選ぶことではなく、
不運、不幸が起きた時に、
そこからどのように復活するかという考えが持てるか、がとても重要です。
そのようなプラス思考を癖付けるためには、
毎日良いことがあったことの振り返りを続けることが大切です。
続けるうちに、脳の思考回路がプラス思考に共鳴しやすくなり、
仮に、不運、不幸に陥った際にも、
前向きに生きていくことができるようになっていきます。
メンタルの弱さによるダメージを受けにくくする8つのトレーニング法
落ち込んだり不安になりやすい自分をメンタルが弱いと捉えるのは誤りです。
正確には、メンタルが弱いのではなく、今、弱っている状況にあるだけです。
弱っているメンタルを回復させてダメージを受けにくくするための
8つのトレーニング法をご紹介します。
メンタルが弱っている状況にあるな。と感じたら、精神的な休養不足ですので、
安心して休める環境を確保してとにかく休みましょう。
私の場合で言えば、サウナが精神的に休まる場所ですが、
そういった環境や生活習慣を整えることで、疲れにくい心を作ることができます。
仕事熱心な人ほど、休むことを仕事のうちと考えましょう。
恐怖や不安、落ち込みといった感情は、いずれも理由があって起きる自然なものです。
それを『私はメンタルが弱い、弱っている自分はダメだ』と不自然に自己否定するため、
精神的ダメージが大きくなり、マイナスにループして弱っていきます。
そもそもメンタルが弱いという考え方は間違っており、
正しくは、今、メンタルが弱っている状態にあるというだけです。
また、その状態にあることも、全く悪いことではありません。
恐怖や不安、落ち込みといった感情は、人間であれば誰しもが持つ自然な弱さです。
そのため、そういった弱さを感じる自分をまずは認めましょう。
弱っている自分は人間らしさなのだ。と認めるだけで、心はだいぶ楽になります。
仕事がうまくいかない時はどうする?悩み、落ち込み、ストレスを心理学で解決!
他人の言動にイライラさせられたと感じたとしても、イライラしているのは、
あくまでも自分の心です。
そのため、イライラの原因を他人に帰するべきではありません。
物事を善か悪かで考えてしまうと、例えば悪い出来事が起きた場合、
他責か自責の二者択一に走ってしまいます。
その考え方を外してどちらも責めないという考え方を持ちましょう。
ただ単純に、こうゆう事実が起きたと認識するだけです。
善悪は人間が自らの利害に合わせて作り出したものですので、
絶えず現実社会では良いことが求められます。
その影響を受けて各々で他者をジャッジする癖がついてしまってます。
だからこそ、本来は誰が悪いわけでもないと常に意識するようにしてみましょう。
自分の心の状態を他人の環境に委ねるのは、
それらに振り回されることを自ら選んでいることになります。
起きた事実を無意識にジャッジするのは止めましょう。
他責を止めることで自分のメンタルを守る効用が高くなります。
仕事での人間関係におけるイライラストレス悩みを解消させる対処法
起きた事実や他人の考え方をどうにかしようとするのは、エネルギーの無駄です。
完全に自分次第でコントロールできる、自分の意思だけに意識を向けましょう。
例えば、他人から発せられた言葉で不快な気持ちになったとします。
この他人は自分の領域外のため、意識するのは禁物です。
反省させてやろうなどと思うだけでエネルギーが無駄になります。
逆に、その言葉にどう反応するかは自分の領域内です。
起きた事実に対して、自分はどう考え、どう判断するかに焦点を当てて
冷静に判断し続けることが大切です。
この分別を癖付けていくことで、徐々に他人に乱されないメンタルが整っていきます。
不安は未来の危険に備えなさいという警告信号であって、自分ではどうにもできない
一種の生理反応のようなものです。
不安は心に起きるトラブルと考えるのは誤解です。
その誤解により、あれこれ思考を巡らせて不安を消そうとして、
かえって不安を膨張させてしまいます。
必要なのは、思考でなく、行動です。
『不安を感じてしまうことは仕方ない。耐性を強化するチャンスだ』と捉え、
どんな危険が迫っているのかを見極め、回避するための準備をすることで、
不安をかなり抑えることができます。
未来という、まだ存在しないものに対して、完璧な対処をすることは不可能ですので、
不安をゼロにすることはできません。
完全な安心安全やゼロリスクはあり得ませんので、保証を求めて心を乱すことのほうが
リスクと知っておきましょう。
昔から、不安を小さく見積もった人より、大きく見積もった人のほうが、
生き延びる確率が高く、その結果の子孫が私達です。
そのため、私達のDNAには、未来を過剰にネガティブに捉えるバイアスが
組み込まれてますので、
昔の時代のように、死と隣合わせの環境でなくなった今でもなお、
私達は、少しの危険で大きな不安を感じてしまいます。
その認知的なバイアスを受け継いだ私達は、十分に準備した上で、
『実際はそこまでひどいことは起きない』と理性的に考えましょう。
- 上司が指示してくれるだろう
- 部下が頑張ってくれるだろう
- 同僚がやってくれるだろう
- 会社が守ってくれるだろう
と思っている時、人は無意識に主体性を失います。
期待が外れた時には、苛立ったり、落胆したり、恨みを覚えたりします。
反対に、自分でどうにか切り抜けるしかないと思えば、
これらの感情に振り回されることなく、目の前のことに集中できます。
そして、やる気と自力が目覚めます。
課題を自分事と捉えることで、自然な不安や自然な危機感のもと、
行動に移すことができます。
実際は誰かが何とかしてくれる場合でも、この心構えを保つことで、
自分の足で歩む力が湧いてきます。
出来なかった自分を責めたり否定したりして、自分に×をつけるのは止めましょう。
『出来なかったことに気づけた自分は凄い』
『弱さを認めて逃げなかった自分は強い』など、
どんな自分にも○をつけるようにしましょう。
弱さや出来なさも含めて、自分を認めて、自分を人間らしいと思うことが、
心を安定させていきます。
将来への不安は今をしっかり生きることで打ち消す
人生は変えられる!
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