上司から高評価を得るためにすべきことをマスターし、会社から期待される人材を目指そう

2024年11月1日

成功仕事術

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上司から評価される人になるための3原則


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この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで



仕事で上司から評価される人になるための3原則


評価される人になるためには以下の3つの原則を継続して実行していくことで

自然と結果がついてきますので、意識して取り組んでいきましょう。


①時間を有効に使う

仕事の成果に直結する時間管理の面では、まず無駄な時間を削ることが大切です。

あれこれ考えずにとにかく動き出し、修正を適宜加えながら仕事をしましょう。

効率的な上、仕事の仕上がりが良いものになります。


②何事もポジティブに考える

どんな相手にも感謝の気持ちを持ち、嫌なことがあっても前向きに捉えましょう。

コミュニケーションの取り方もポジティブに。常に前向きに接することが大切です。


③向上心を常に持つ

自己成長の意識を強く持ちましょう。将来やりたい仕事をいつも意識して

そのために必要な知識や情報を貪欲に収集しましょう。


仕事でのスランプ、伸び悩みの乗り越え方は?成長に必要な5つの資質を理解しよう!


職場で評価される良い働き方・悪い働き方

職場で評価される良い働き方・悪い働き方

働く姿勢の違いで、仕事の質は大きく変わります。

働く意欲が低い人は、それなりの仕事しかできず、当然、評価される可能性は低いです。

働く姿勢は、自分の発言や態度にも影響を及ぼします。

ここでは、高い評価が得られやすい働く姿勢とは何か。を10項目にわたってご紹介します。


働く姿勢 1


○ 当事者意識を持って仕事をやり遂げる

× 言い訳ばかりして責任を押し付ける


評価が低い人は、受身の姿勢で言い訳ばかりを行い、

責任を誰かに押し付ける傾向があります。

一方で、評価の高い人は、不平不満を言わずに、当事者意識を持って、

仕事を最後までやり遂げます。

たとえ思うような成果が出なくても、後者は高く評価されます。


働く姿勢 2


○ 昨日と同じ仕事をしない

× 70点の仕事でも満足する


評価が高い人は、創造性を大事にし、昨日と同じ仕事をしません。

70点ぐらいの仕事で満足してしまう働き方を繰り返す人は、

周囲との差がどんどん開き、置いていかれます。

試行錯誤しながら、日々、進歩していく人こそが評価されます。


働く姿勢 3


○ 9割イエス、1割ノー

× 何でもイエスと言っていれば間違いない


物分りが良いイエスマンは、一時的には上司の好感を得るが、イエスばかりだと、

意見がない人、アイデアのない人というマイナスの評価をされます。

感覚的に言えば、9割がイエス、1割がノーぐらいのバランスで、

上司に接するとベストです。


働く姿勢 4


○ 自分の考えや気持ちを前面に出す

× 自分を理解してくれるまで辛抱強く待つ


チャンスをつかみ取る人は、勝ちたい、出世したいといった自分の気持ちを、

前面に出している傾向があります。

口だけでは相手にされないですが、行動や努力が伴っていれば、必ず評価されます。

組織の中では、やる気をはっきり見せることが重要です。


働く姿勢 5


○ 少しの勝算があれば素早く行動に移す

× リスクがなくなるまで用意周到に準備する


失敗しないようにと慎重に行動する人は少なくないですが、

失敗するリスクをある程度背負った上で、

素早く行動しなければ、成功は得られにくいです。

スピードが重視されるビジネスの世界では、

覚悟を持って行動に移せる人が求められています。


働く姿勢 6


○ 自分にしかできない仕事を作る

× どんな仕事でもやれるようにする


組織の中では、それについては、私に任せてください。と自信を持って言うことができ、

それ相応の成果を出せる人が評価されます。

これは自分にしかできないという、誰にも負けない強みを日々磨いておけば、

大事な局面で重宝されます。


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働く姿勢 7


○ 忙しいと言わない

× 忙しいが口癖になっている


忙しい、忙しいと言っている人ほど、実はそれほど忙しくなく、

仕事の成果も出せていないことが多いです。

本当に忙しい人は、ぼやいている暇などないですし、その忙しさを当たり前に考えて、

自立的に取組んでいます。そうしたひたむきな姿勢が評価を得ます。


働く姿勢 8


○ 成功体験を引きずらない

× 結果に一喜一憂する


評価される人は、仕事の結果に一喜一憂しません。

うまくいっても、運が良かった。周囲の協力のおかげ。と謙虚に受け取ります。

そうすれば、自分の実力を過信せず、次の仕事に臨む時も、

気持ちが緩むことはありません。


働く姿勢 9


○ 走り書きのメモはその日中に見直し、転記して捨てる

× メモはずっと取っておく


何かをメモした時は、メモの内容を手帳に転記したり、

自分にメールを送ったりしましょう。その後で、メモそのものは捨てましょう。

そうして内容を転記しておけば、いつでも確認ができ、

次の日、まっさらな状態で仕事に取組めます。


働く姿勢 10


○ これまでを振り返り、自分の棚卸しをする

× 自分の夢に向かって猪突猛進する


半年ごとや1年ごとに、経験した業務や身につけたスキルを棚卸ししましょう。

そうすることで、自分の強みが見つかり、その部分を伸ばす為の行動につなげられます。


【年代別】20代・30代・40代・50代・60代で仕事に求められる働き方


評価アップにつながる時間管理


ケース1:資料作りを頼まれた時


○ タタキ台を作ってすぐに提出し、相手の要望を反映しながら修正

× 締め切り直前まで仕事を続け、そこそこの完成度で出す


ケース2:気が乗らない業務に取組む時


○ あれこれ考えずに動き出す

× とりあえず後回しにして、締め切りに間に合わない


ケース3:ちょっとした仕事をふられた時


○ すぐに片付ける

× その日に予定していた仕事を終えてから取り掛かる


ケース4:新しい業務に着手する時


○ 既に実績を上げた人にやり方・コツを聞く

× 自分が持っている知識を元に、オリジナルのやり方を考える


ケース5:プレゼンなどの勝負時


○ 120点の仕上がりを目指し、事前準備に最大限の時間をかける

× 合格点を取るという意識で事前準備をする


※準備に時間をかけるメリット


1.念入りに情報武装するので自信がつき、話の説得力が増します

2.プレゼン後、相手の突っ込みに、その場で即答が可能になります


プレゼンは準備時間で差をつけろ!惹きつけ必勝テクニック手順を解説



ケース6:スキマ時間を使う時


○ 移動中の時間は本を読み、知識を増やす

× 移動中の時間は寝る


コミュニケーションスキルを高めて高評価を得る方法

コミュニケーションスキルを高めて高評価を得る方法


ビジネスパーソンは、成果を上げるだけで評価されて出世していくとは限りません。

日頃の努力を無駄にしないためにも、評価されるための習慣を身に付けておきましょう。


出世する人が心得ている5ヶ条と出世するために必要な5つの力


ここではコミュニケーションスキルを中心に、高い評価を得る方法をご紹介します。

仕事に限らず、激動の時代において人とつながることの大切さが見直されてきています。

ちょっと接し方を変えるだけで、コミュニケーションは劇的に変化します。

コミュニケーションが変化すれば、自信も後からついてきますので、

それによって人生も変わっていきます。

コミュニケーションスキルを高めて、人生を変える第一歩踏み出していきましょう。


コミュニケーション1

〇 相手によって態度を変えない

× 上の人に好かれれば良い


人事権を握る社長や上司などに、気に入られることは大事ですが、

それ以外の人の目も無視できません。

例えば、下請け業者の人に、威圧的で横柄な態度を取る人は、評価を落とします。

誰もが評価者と考えて、相手によって態度を変えないことが大切です。


コミュニケーション2

〇 上司の苦手をサポートする

× 上司の仕事は何でもサポートする


高い評価を得ている人は、上司が苦手とする業務を、自ら進んで引き受けます。

それによって、心理的な貸しを作り、信頼関係を築いていきます。

何でも仕事を引き受けると、

都合のいい人として扱われる可能性が高くなるので注意しましょう。


いい人をやめて自分らしく生きよう!いい人の特徴・弊害・原因・脱却するためのポイントまで徹底解説!


上司の『困った』を見逃さないことが秘訣です。


コミュニケーション3

〇 上司の凄いところを率直に褒める

× お世辞が苦手だから褒めることはしない


褒められて悪い気持ちになる人はいません。

人事評価は好き嫌いで決まることが少なくありません。

上司に対して凄いと思ったところは、素直に伝えましょう。

ただ、あからさまにご機嫌を取ろうとすると、

嫌味に思われて逆効果になることがあるため、注意しましょう。


コミュニケーション4

〇 日頃から貢献を第一に考えて、信頼関係を築く

× 何事も自分の利益を最優先する


自分の利益ばかりを考えず、日頃から上司や同僚への貢献を第一に考え、行動しましょう。

その習慣が身に付けば、相手との信頼関係は自然と深まっていきます。

信頼されている人は、重要な仕事に抜擢されやすく、

何事も周囲のサポートを得やすくなります。


仕事で信頼関係を築くために大切なこととは?職場での信頼関係構築のコツを徹底解説


コミュニケーション5

〇 部下の手柄は上司の手柄と諦める

× 部下の手柄を上司が横取りするのは許せない


上司の多くは、心の奥底で部下の手柄は上司のもの。と考えています。

たとえ自分が頑張ったからと思っていても、それを吹聴するのは止めた方が良いです。

上司の耳に入ると険悪な状況になります。

上司より目立たないことも評価されるコツの1つです。


コミュニケーション6

〇 正義感で行動すると損すると知っている

× どんな時も自分の正義を貫き通す


正しいと思ったことを貫き通すのは、

時として危険で、自分の評価を下げることもあります。

何が正しいかは、立場や定義で異なるからです。

会社という組織の中では基本的に会社の正義が最優先されます。

それが理にかなっていることも少なくありません。


コミュニケーション7

〇 特定の派閥に深入りしすぎない

× 気心の知れた派閥の関係を大事にする


一緒に働いているメンバーは

友達ではなく、仕事をするために集まっているだけの集団です。

こう考えて、特定の派閥に入らない

もしくは入ったとしても、深入りしすぎないようにするのがベストです。

派閥内で関係がこじれると、ありもしない悪評を流されることもあります。


コミュニケーション8

〇 SNSには会社のことを書かない

× SNSには何でも書き込む


ツイッターやフェイスブックなどのSNSは、誰が読んでいるか分からない

と考え、仕事関係の内容は、書かない方が良いです。

自分では何でもないと思って書いた投稿も、

上司や取引先などに陰口や情報漏洩に近い内容と捉えられると、

評価を落としてしまいます。


コミュニケーション9

〇 飲食店に入った時、店員に明るく接する

× 社内と社外で態度を変える


上司が見ているのは、仕事ぶりだけではありません。

いずれは部下を率いてリーダーシップを発揮できるか。

取引先に対して、誠意ある態度を取り、信頼を得られるか。

そうした視点で、あなたは上司から判断・評価されていると心得ましょう。

仕事はできるが、性格が悪い部下よりは、

仕事はいま一つだが、性格は良い部下のほうが、評価されやすいです。

誰からも好かれる言動を心がけましょう。


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コミュニケーション10

〇 笑顔の作り方を練習している

× 作り笑いはしない


笑顔で相手に接すれば、自分の印象は高まります。

しかし、実際に笑顔の表情を作るのは、思っているほど簡単ではありません。

大抵の場合は、自分が思っているほどの仕上がりにはなっていません。

鏡を見て確認すればよく分かります。

下記の5ステップで笑顔作りをマスターしましょう。


笑顔作りをマスターする5ステップ


STEP1

鏡を見ながら、笑顔を作る

  ↓

STEP2

STEP1の状態で目を閉じて、

顔の筋肉を意識しながらその形を覚える

  ↓

STEP3

目を閉じたまま、笑顔をやめて真顔になる

  ↓

STEP4

目を閉じたまま、STEP2で覚えた

形を思い出して笑顔を再現する

  ↓

STEP5

STEP4で作った笑顔を、

目を開いて確認する


コミュニケーション11

〇 挨拶しながら観察し、気づいた点を相手に伝える

× 型通りに挨拶する


上司や同僚などに挨拶する時は、

おはようございます。といった型通りのフレーズで終わらせず、

『忙しそうですね』『髪切りました?』

などと、相手に関心を持っていることを伝える一言を添えると、印象がアップします。


コミュニケーション12

〇 経理・総務部門に感謝の気持ちを持つ

× 経理・総務部門を軽視する


収益を稼ぐ事業部門に比べ、総務や経理といった間接部門を軽視してはいけません。

間接部門は目立ちはしませんが、会社の基盤となる存在です。

評価されるリーダーや経営者はそのことに気づいてますので、

陰で支えてくれる間接部門に感謝の気持ちを持っています。


ビジネスリーダーに求められる役割、必要な力とは?最強のチームを作る秘訣


コミュニケーション13

〇 メール受信した時点で、到着確認メールを送る

× 受信したメールに書かれた用件を済ませてから返信


メールを送った相手は、送ったメールを相手が読んだかどうかを気にしています。

メール受信したら、到着確認メールをすぐに送って、受け取ったことを伝えましょう。

まず相手を安心させてから、メールに書かれた用件に取り掛かると良いです。


コミュニケーション14

〇 成果に貢献してくれた周囲の働きを、上司に伝える

× 自分の成果だけをアピールする


商談を成立させたといった成果を上司に報告する時は、

『〇〇さんが魅力的な企画書を作ってくれたおかげです』

などと、協力してくれた周囲の人の働きを忘れずに伝えましょう。

『周囲への感謝の気持ちを忘れない部下だ』と好印象を与えることができます。


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コミュニケーション15

〇 どんな仕事でも『やります』と即答する

× 雑用はしぶしぶ引き受ける


やりたい仕事や面白い仕事ばかりを担当できるわけではありません。

気が進まない仕事を頼まれた時も、前向きに引き受けましょう。

どんな仕事にも、学べることはあります。

上司はそうした積極的な姿勢を評価し、

あなたの意に沿う仕事を任せてくれるようになります。


コミュニケーション16

〇 かかってきた電話に積極的に出て、名前を言う

× 電話は事務的に対応し、すぐ担当者に繋ぐ


名乗りながら元気に電話応対する習慣を続けると、かけてきた相手は

『電話をいつも取ってくれる〇〇さん、感じがいいね』

と、自分が取り次いだ上司、同僚に言ってくれるようになります。

社外の人から褒めてもらうことで、社内での自分の評価を高められます。


コミュニケーション17

〇 自分の意見は、数字を入れて伝える

× 自分の意見を、推測で話す


上司が部下に求めているのは、数字などデータに基づく客観的な事実と

それを踏まえて、部下が導き出した意見の2点セットです。

まずは数字などの客観的な事実、次に意見という順番で伝えると、

上司はスムーズに理解でき、的確な判断がしやすくなります。


コミュニケーション18

〇 日程は復唱して確認する

× 相手が言った日程をそのままメモする


日時の間違いが原因で起こるトラブルは金銭面、信用面で大きな損失を生みます。

日付、時刻と一緒に曜日も確認など、日程の確認は、慎重に慎重を重ねましょう。

評価アップに繋がる自己成長の視点


ケース1:毎朝、仕事を始める時


○ 仕事の締め切り時刻を設定する

× 時間はあると考え、ダラダラ働く


ケース2:セミナーや視察に行く時


○ 報告書を必ず作る

× とりあえずメモする


※報告書を作るメリット


行なう前:報告書作りを意識するので、セミナーや視察で

有益な情報を多く得ようという意識になります。


行った後:報告書作りの過程で頭が整理されるので理解が深まります。


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ケース3:上司の判断を仰ぐ時


○ 考えられる選択肢を挙げ、それぞれのメリット・デメリットを示す

× 選択肢を挙げずに、状況だけ説明する


ケース4:上司と付き合う時


○ 上司の愛読書を読み、その本について話題にする

× 昨晩見たテレビ番組の感想を話題に上司と盛り上がる


愚痴は意見に変えて生産性を上げる

愚痴は意見に変えて生産性を上げる



意見も出さずに愚痴ばかり言っても、何も良いことはありません。
正当な内容であれば、なんらかの方策を考えられるはずです。

愚痴で憂さ晴らしをするのは
自分の問題点と向かい合うことから逃げるのと同じです。

一時的な感情のはけ口には、なるかもしれませんが
実際、何も生み出せず、非生産的です。

逆に、愚痴を言わないように心がければ、
自然と問題点と向き合えるようになります。

会社であれば、評価するのは総合点で人を見ます。
個人の営業成績がどんなに良くても
愚痴ばかりで周囲のモチベーションを下げる人は
総合点は下がる傾向にあります。

仮に営業成績が悪くても、明るく前向きで周囲をやる気にする人は
総合点が高くなることもあります。

愚痴を意見に変えるという癖付けをして日々の生産性を上げていきましょう。



仕事で残念な人にならないために、16のNGフレーズチェックをしよう

仕事で残念な人にならないために、16のNGフレーズチェックをしよう


周囲から評価されるためには、まず、評価されない人を反面教師にすることが

手っ取り早いです。

周囲から評価を得るのに苦労している人は、

仕事に取組む意識がしっかりしていないことが多いです。


意識は言葉に表れます。

仕事場や会議といった場で使う言葉は

そのまま自分の考え方や気持ちを伝えていることになります。

NGフレーズを日々の口癖で使ってないか

心当たりある方は、ここでチェックしておきましょう。


①お疲れさま


自分が発したネガティブ表現によって、

相手はもちろん、自分も無意識に影響を受けてしまう。


会話やメールでのやり取りの冒頭にこの言葉を使う人は多いですが、

疲れるという言葉はネガティブ表現です。

仕事を前向きに進めるにあたり、ネガティブな表現は使わないというルールは基本です。

日常的に使う言葉こそ、慎重に選びましょう。

『おはようございます』と爽やかに切り出しましょう。


②少々、お待ちください


気を使っているようで無頓着。先が分からない言い方は、相手を不安にさせる


少々という言葉は、物事の程度を表すには曖昧な表現です。

ビジネスシーンで使うと、相手をイライラさせたり、不安にさせます。

相手の立場に立てる人は、

  • 30秒
  • 1分程度

といった具体的な言葉を使ってスマートに伝えてます。

言葉の使い方次第で、相手に気を配れるデキる人かどうかが分かってしまいます。


③ちゃんとメールしたんですけど・・


メールそのものは仕事ではない。

自分の能力不足を自ら強調し、アピールしていることに等しい。


上司に仕事の進捗を指摘されて、このフレーズがつい口に出てしまう人は多いです。

この言葉は、『自分はやるべきことをやった』

と上司に怒られる時の予防線を張っているのと同義です。


しかし、やるべき仕事は、メールを送ることではなく、

メールの内容が遂行されるまでのマネジメントです。

期限までには仕事を完了させるという意識を強く持ちましょう。


④ほとんど、かなり、結構


聞く人によってイメージする割合、程度が変わる言葉は使わない


曖昧な表現は、仕事の現場に余計な混乱を招きます。

  • すべて/一部/ゼロ

で分類できることや、割合を数字で表せることは、はっきりと示すことが重要です。

一部の場合は、

『一部終わってません。先方の○○を取得すれば完了です』

というように具体的な情報を補足するようにしましょう。


⑤できません


現状ではできない。では、どうしたらできるか。と考える努力を怠っている。


上司や取引先から依頼を断る時に使う、

『できません』は、最後の最後に使う言葉です。

経験、時間、能力がなく出来ないと思っても、

『自分なりにタタキ台を作ってみますので、見てもらえますか』

『詳しい人を当たってみますので、2~3日待ってください』

などと、前向きな返事、姿勢を心がけましょう。


⑥どうしたらいいですか?


作業はできるが、仕事ができない典型例。まずは自分で考えてみる


このフレーズを使う人が、課長以上になれる可能性は限りなくゼロに近いです。

評価される人は、

『○○という理由で○○したいのですが、いかがでしょうか』

と自分の意見を伝えます。

問題が起きたら条件反射的に上司に話すのではなく、少なくとも3分はかけて、

  • 自分のアイデア
  • 問題が起きた経緯

を説明する順番を考える習慣をつけましょう。


⑦何でこれをやるんですか?


批判的と受け取られかねない。『できれば、その経緯を教えてください』

と配慮ある言い方をする


仕事が指示された背景や重要度を理解するために、

上司に『どうしてですか?』と聞くことは、確かに必要です。

しかし、社長以外の上司は板挟みの中間管理職です。

上司も経緯を深く理解しておらず、ストレスを感じている可能性があります。

そうした相手に対して批判的に聞こえる可能性がある表現は避けましょう。


⑧じゃあ、みんなで話すか


何でもかんでも『みんなで話そう』は、単なるメンバーの時間泥棒


周囲を巻き込んで、チームとしてベストのアイデアを出すという

狙いは分かりますが、安易にメンバーをつき合わせていないかを考えましょう。

良いアイデアは、責任を任された人が必死に考えて初めて出てくる場合も多いです。

孤独な作業ですが、取組みましょう。

周囲の力を借りる必要があるなら、せめてタタキ台は用意するようにしましょう。


⑨だいたいね、そもそもさ


高度は分析は問題解決につながらない。希望・改善点を、ポジティブな表現で伝える


他人のミスに対して、その行動ではなく、性格や行動パターンに

対象を広げて指摘するのはNGです。

言っている本人は、根本的な解決策として本質的な指摘をしている

つもりかもしれないですが、相手は人格的に否定された気分になります。

ミスをした行動に絞って、

『○○が駄目だ』ではなく、

『○○した方が良い』と前向きに表現しましょう。


⑩何でできないの?


問題解決に貢献しない。原因を探るように見えて、相手を責めているだけ


仕事でつまずく原因は、できない原因を自分で解明して、

その対策を実行できないからです。

『何でできないの?』と聞いても、問題解決にはたどり着かず、

相手を人間的に否定することになりかねません。

仕事で煮詰まっている部分や、できていないところを聞き出し、

そこからやり方を具体的に教える必要があります。


⑪○○したのに


何事に対しても、自分中心で考えている可能性あり。

どうすればよかったか。と振り返る習慣を


相手が自分の期待通りに動いてくれないと、

陰で、『○○したのに』と不満を漏らしがちです。

このフレーズが口癖になっている人は、何でも人のせいにしたがる傾向があります。

良い、悪いは別にして、相手には相手の考え方があり、

自分の思い通りになることは滅多にありません。

『では、どうしたらうまくいくか』と発想を変える必要があります。


⑫あいつ、使えない


マネジメント能力に欠けてます。と自分に公言していることと同義


上司や人事担当者に

『○○さんのの適正を生かせる仕事がここにはない』

と胸を張って言えるほど、手を尽くしたか確認しましょう。

自分の権限の範囲内で、相手の担当職務の変更を試みるか、

レベルをワンランク落として、より丁寧にやり方を説明しましょう。

改善する余地は、まだあるかもしれません。


⑬ここだけの話だけど


自分は価値がある人間だと思ってもらいたいという意図とは、

正反対の結果に終わる可能性も


休憩などの場で、『ここだけの話だけど』と言って、

他人に関する秘密の話を言う人がいます。

相手から信用を得るため、もしくは、自分は価値がある人間だと

相手に思ってもらいたいために発せられる言葉です。

しかし、口にした本人が信用を失ったり、損をする結果になることもあります。

信用を得る人は、あらゆる秘密を自分の胸に留めておくものです。


⑭30代になると、40代になると


すべてを年齢のせいにするのはカッコ悪い。アドバイスにかこつけた愚痴に過ぎない


何でもかんでも年齢のせいにして、

経験から得た一般論として周囲に言う人は、要注意です。

日々の過ごし方や性格、言動を見直す意識があれば、

安易に年齢のせいにすることはなくなります。


⑮弱点を克服したい


仕事はマイナスを潰して100点を目指す受験勉強ではない。

強みを生かすことに専念する


自分の強み・長所を伸ばして、仕事に生かすことが、

収益・成果アップにつながる最短ルートです。

それに比べれば、弱点の克服は二の次です。

仕事はチームで進めるものですので、自分の弱点の克服に労力を費やすのではなく、

同じチーム内でその作業が得意な人に補ってもらうほうが、成果を上げやすくなります。


⑯いつかは起業したい


現実逃避の典型例。自分を突き動かす起業熱がある人は、とっくに実行に移している


起業そのものは簡単です。

必要な事務手続きを済ませば1ヶ月もかかりません。

しかし、その後、業績を伸ばしていくことはとても難しいです。

『どうしても○○がやりたい。今の会社では実現できない』

という熱いモチベーションがある人以外は、目を覚ましましょう。

現状から安易に逃げず、覚悟を決めて目の前の仕事に取組むことが大切です。



人生は変えられる!



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