1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
出世する人が持つべき「心構え」と「必要な力」
出世するために必要な考え方や行動をまとめました。日々の生活で意識すれば、人としての器が広がり、人生の成功へとつながります。
失敗したときでも、他人のせいにするのではなく、「自分にも責任がある」と考えることが重要です。この考え方を持つことで、成長の機会を逃さず、課題解決能力を高められます。
利益だけを追求するのではなく、良い製品を安く提供するために努力しましょう。お客様はあなたの誠実な姿勢に惹かれ、結果として利益は後からついてきます。これは、松下幸之助氏や稲盛和夫氏も重視した考え方です。非効率に見えても、人に対して誠実な心で接することで、周囲からの信頼を得られます。この信頼がさらなる誠実さを生み、好循環が生まれるのです。
人生の多くの時間を費やす仕事だからこそ、楽しむことが大切です。仕事に情熱を注ぐことで、充実した人生を送ることができます。
不満からは何も生まれません。どんなに理不尽な状況でも、まずは現状を受け止め、その中で最善の結果を出す努力をしましょう。
失敗を「勉強になった」と捉え、次へのステップにするのが出世する人の共通点です。どんな状況でも前向きに仕事に取り組む姿勢が、キャリアアップの鍵となります。
- 会社より自分を優先する
- 社内の仲間や上司との関係を軽視する
- 地道な努力より、一発逆転を狙う
これらの行動に心当たりがある場合は、注意が必要です。
昇進に必要な5つの力:リーダーシップを発揮するための心得
昇進してさらに活躍したいと考えている方へ。ここでは、出世するために不可欠な5つの力と、その力を最大限に引き出すための方法を解説します。
目先の課題だけでなく、組織や社会にとっての「あるべき姿」を語れるリーダーは、周囲を動かすことができます。困難な状況でもポジティブに進み、修羅場を乗り越えてきた経験は、人々の信頼を勝ち取ります。
指示された仕事の目的や背景を正しく理解し、具体的な計画を立てる力は不可欠です。また、経営層の意図を汲み取り、部下の能力に合わせて明確な言葉で伝えることで、チーム全体のやる気を引き出せます。
部下と信頼関係を築き、ネガティブな情報も報告しやすい雰囲気を作りましょう。報告の際は主観を避け、グラフや数字などの客観的な事実に基づいた会話を心がけることが大切です。また、経営層に伝えるべき情報とそうでない情報の見極めも重要です。
自分の部署だけでなく、他部署や社外のミッションを理解し、積極的に協力する姿勢が求められます。利害が対立する場面でも、粘り強く交渉し、コンプライアンスなどの法務知識も身につけることで、円滑な連携を実現します。
部下の仕事やプライベートの状況を把握し、信頼関係を築くことで、問題が起きたときに頼ってもらえる存在になります。面倒なことでも自分の役割だと捉え、自らも新しい業務に挑戦し続ける姿勢が、部下や同僚の模範となります。
- 関係の質を高める: 組織内で会話の機会を増やし、メンバーの強みを把握し合うことで、一人ひとりの力を最大限に引き出せます。
- 適切な方法でメンバーを動かす: メンバーのスキルや習熟度に応じて、「任せる」「一緒に進める」を使い分けましょう。自分勝手に動く人には「トップダウン」で明確に指示することが効果的です。
リーダーとしてさらに成長したい方は、こちらの記事でビジネスリーダーに求められる役割や、チームを動かす具体的な秘訣を詳しく解説しています。
⇒ビジネスリーダーに求められる役割、必要な力とは?最強のチームを作る秘訣優秀な「プレイヤー」が管理職に向かないのはなぜ?キャリアの選択肢を広げる組織のあり方
仕事で素晴らしい成果を出す「優秀なプレイヤー」が、必ずしも「優れた管理職」になれるとは限りません。
なぜなら、両者に求められるスキルやマインドが全く異なるからです。
- プレイヤー:「どのようにやるか(How)」を深く掘り下げ、専門的なスキルや技術を駆使して成果を出します。
- 管理職:「何のためにやるか(Why)」という目的を常に問い、チームや組織全体のパフォーマンスを最大化することに責任を持ちます。
もしあなたが「管理職は向いていないな」と感じるなら、無理にその道を選ぶ必要はありません。
専門分野の知識や技術、人脈をさらに深めて、誰もが認める「プロフェッショナル」として、自身のキャリアを築く道もあります。
管理職になることだけが、キャリアアップや人生の成功を意味するわけではありません。
企業として、社員一人ひとりの才能を活かすためには、以下のような取り組みが重要です。
- 多様なキャリアパスの提示:専門職と管理職のキャリアを柔軟に選択・変更できる制度を設ける。
- 上級専門職制度の導入:管理職にならなくても、専門性を極めることで評価されるキャリアパスを用意する。
社員が自分らしい方法で成長できる環境を整えることは、結果的に企業の発展にもつながります。
あなたの組織は、多様な才能を持つ社員を活かせる環境になっていますか?
人生100年時代、あなたのキャリア戦略は?
働き方や生き方は年代によって変化します。20代から60代まで、それぞれの年代で考えるべきキャリア戦略について、こちらの記事でさらに深く掘り下げてみましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿