成果を出すための「思考・評価・仕事術」:ビジネスで抜きん出るための3つの鉄則

2020/11/15

成功仕事術

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仕事で成果を上げる イメージ



この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


成長を阻む「ネガティブ思考」を断ち切る方法


「どうせ無理だ」という自己暗示から抜け出し、自分の殻を破るための思考法。


1. 「言葉の力」で思考を変える


ネガティブな言葉は、あなたの行動を停止させます。代わりに、ポジティブな言葉を意識して使いましょう。

  • 「どうせ今回もダメだろう」 「やってみなければ分からない」
  • 「できるわけがない」 「どうすればうまくいくか?」

このように言葉を変えるだけで、思考は行動へとシフトし、少しずつ前に進む勇気が湧いてきます。小さな一歩でも、それが「自分にもできる」という確かな実感となり、「自分への期待→挑戦→成功→自信」という好循環を生み出します。


2. 自分の価値を「見える化」する


失敗続きで落ち込んでいる時こそ、自分の価値を認めることが大切です。以下の方法で、日々の小さな成功や、周りからの評価を記録してみましょう。

  • 人から感謝されたこと: 「ありがとうと言ってもらえた」
  • 周りから評価されたこと: 「資料が見やすいと褒められた」

これらの記録を見返すことで、自分が周囲に支えられ、貢献できていることを実感できます。ささやかなことでも積み重ねることで、自己肯定感が高まり、ネガティブな思考を寄せ付けない強い心が育まれます。


まとめ:行動を変え、成長の扉を開く


ネガティブな言葉を封印し、自分の価値を認める。このシンプルな二つの行動は、あなたの意識を確実に変え、停滞していた成長に再び火をつけてくれます。「伸び悩んでいる」と感じるなら、まずはここから一歩踏み出してみましょう。


絶対評価と相対評価:仕事で「結果を出す人」になるための視点

成果につながる相対評価思考


仕事で評価されるために不可欠な、2つの評価基準とその活かし方とは?


絶対評価と相対評価の違い


仕事の評価には、「絶対評価」「相対評価」という二つの考え方があります。この違いを理解することが、あなたのキャリアを大きく左右するかもしれません。

  • 絶対評価: 設定された基準に達していれば、高い評価が得られる方式です。(例:テストで80点以上取れば合格、全員が合格することも可能です)
  • 相対評価: 他者との比較によって評価が決まる方式です。(例:クラスで上位10%以内に入れば高評価となり、全員がなれるわけではありません)

学校教育では絶対評価が主流になりつつありますが、ビジネスの世界では、特に昇進やボーナス、人事評価といった場面で相対評価が非常に重要になります。


なぜ仕事では「相対評価」が重要なのか?


「これだけ成果を出したから大丈夫」と考えるのは、絶対評価の罠です。あなたが素晴らしい成果を上げたとしても、同じ部署の同僚があなた以上の成果を出せば、あなたの評価は相対的に下がってしまいます。

成功するためには、この「他者との比較」を意識することが不可欠です。

  • 同僚の成果を把握する: 自分だけでなく、周囲の人がどのような成果を出しているかを常に把握しましょう。
  • 自分の強み・弱みを客観視する: 他者と比較することで、自分の立ち位置や、今後伸ばすべきスキルが明確になります。

自分を客観的に評価し、常に他者より優れた成果を出すことを目指す。この「相対評価」の視点を持つことで、あなたは確実に一歩先を行くビジネスパーソンへと成長できるでしょう。


相対評価の重要性

この記事では、仕事の評価において「相対評価」の視点がいかに重要であるかを解説しました。他者と比較して自分の立ち位置を客観的に把握し、常に一歩先を行くことを目指す姿勢が、あなたのキャリアを確実に押し上げます。


さらに、上司から高く評価されるための具体的な方法や、会社から期待される人材になるための秘訣を知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

上司から高評価を得るためにすべきことをマスターし、会社から期待される人材を目指そう

パレートの法則と収穫逓減の法則:効率的に成果を出す仕事術

時間管理を制し、要領良く成果を上げる奥義

なぜ、時間をかけても成果は上がらないのか?2つの法則で紐解く、生産性向上の鍵。


なぜ20%の時間を増やしても成果は増えないのか?


ビジネスの世界では、「80対20の法則(パレートの法則)」が有名です。しかし、成果の80%を生み出す20%の作業時間をただ増やせば良い、というほど単純ではありません。なぜなら、仕事には「収穫逓減の法則」が働くからです。


収穫逓減の法則」とは、ある時点から追加した時間や労力に見合った成果が得られなくなる現象です。例えば、企画アイデア出しでは、最初の1時間で多くのアイデアが生まれても、2時間目、3時間目と時間が経つにつれて、生み出されるアイデアの数は徐々に減っていきます。


この法則は、成果に直結する仕事に特に顕著に表れます。売れない商品を切り捨てるような経営戦略とは異なり、現場の仕事では「無駄」に見える作業も完全にはなくせません。

では、限られた時間で最大限の成果を出すにはどうすれば良いのでしょうか?


効率を最大化する2つの仕事術


1. マルチタスクで生産性を維持する

一つの仕事に煮詰まったら、無理に続けず、別の仕事に切り替えましょう。生産性が下がった状態でダラダラ続けるよりも、気分転換を兼ねて別のタスクに取り組む方が、結果として全体の効率が上がります。複数のプロジェクトを並行して進めることで、それぞれの「生産性の高い時間」を最大化できます。


2. 仕事の性質を見極める

仕事には大きく分けて2種類あります。

  • ルーチンワーク(低付加価値): 日報作成や経費精算など、時間をかければ必ず進む仕事。
  • 企画・提案型の仕事(高付加価値): 新規事業の企画やデータ分析など、時間がかかっても成果が出なければ評価されない仕事。

高付加価値の仕事で煮詰まったら、ルーチンワークを挟むことで気分転換を図り、再び集中力を取り戻すことができます。また、高付加価値の仕事は、見込みがなければ早期に撤退する判断力も重要です。


まとめ:戦略的に仕事を進める


闇雲に時間をかけるのではなく、仕事の性質と自身の集中力を理解し、戦略的にタスクを配分すること。これが、同じ時間でもより大きな成果を生み出すための鍵となります。


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平社員で入社して9年で取締役まで登り詰めた経験から、激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報を様々な話題から発信中!                      問い合わせいただく、記事転載希望のご質問ですが、リンク、転載元を明記していただければ、全記事、転載自由です。

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