挫折や悔しさから立ち直るには?すばやく乗り越える強い心を持つ方法

2020年10月28日

心のスキルアップ

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この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで



挫折や敗北の受け止め方は自分の心次第で変わる



『景気が悪い』・『会社の都合』・『あの人がいるから』
など、コントロールできない環境に憤りを感じても、
冷静に考えればどれも言い訳に過ぎません。

また、仕事上でのリストラなどで、
『どうしてこんなことになったんだろう?』
など、自分を責めるような質問を自分に投げかけることで、
『35年ローンで家なんて買うべきではなかった・・』
など、悲観的な答えを導き出してしまうため、止めましょう。

そこで、ピンチに遭遇した時に
『なぜ私ばかりこんな目に遭うのか』と自分に問いかけるのではなく、

自分に降りかかる全ての出来事は、必然で必要と捉え
『どうすればこの苦境を乗り越えられるのか』
『ここからプラスに転じていくにはどう行動すべきか』
と考えることが大切です。


『どうすれば』を唄え続けることで、
勇気と創造力が沸いてきて、様々なアイディアや選択肢が思い浮かび、
行動力も増していくため、チャンスを掴み取ることができます。



自分ではコントロールできない事態を
乗り越えた経験は、成長と強い心をもたらします。

失敗や敗北はつきものです。
未知の領域で挑戦するからこそ、失敗の確率が高いのは当たり前です。

多くの人は、人生での失敗が起こると、
ネガティブな波に飲み込まれてしまいます。

しかし、勝率は低いと認識しながら挑戦し、
失敗しても自分なりに意味づけをプラス方向に転化し
次の挑戦に向かえる人。それが挫けない人です。


さらに挫けない力に必要なのは、『ふてぶてしさ』です。
勝敗や成否の枠を超えて、何が一番大事なのかと
本質を見出すことが重要で、それができれば心は強くなれます。
挑戦した価値や、失敗からの教訓を重視できれば、立ち直りは早くなります。


仕事に耐える力を身につける

仕事に耐える力を身につける


『頭の良さ』だけで成功するわけではなく、
『人柄』だけで出世する人もいません。

実現が難しい、不可能を可能にする仕事をこなしてこそ、
胸を張って『仕事をした』と言えます。

仕事の現場ではそういった難局の連続が待ち構えています。
そこで最後まで逃げずに、やり遂げるために必要なのが
『耐える力』、すなわち『打たれ強さ』です。

ただ、こればかりは、教えられて覚えるものではありません。

仕事の中で幾度となくピンチを乗り越えて
身につけていくものだからです。

逆境を迎えたとき、『もうダメだ』と
ネガティブに考えるのではなくチャンスと考える。
また、『答えは必ずある』と考えることが、
困難な仕事をする上でとても大切です。

逆境を迎えているときは、どうしても焦ったり、
落ち込んだりしがちです。
さらに、そんな自分をあざ笑ったり、糾弾したりします。
外野の声も気になったりもします。
そんな時に、一時の感情に流されて、
逃げたり、キレたりしないように注意しましょう。

中長期的な視点に立てば、逆境はあって当たり前です。

短期的な判断が必要な場合もありますが、
慌てて間違った判断を下さないよう
逆境を長期的な視点で捉えることを忘れてはいけません。

『耐える力』がある人が、
大きな仕事を任され、そこで結果を出し出世していくのは事実です。



失敗もなく、逆境も経験せず、無難に仕事をこなしている人や
そういった挑む状況をあえて避けている人は、非常にリスキーです。

どうしても逃げられない逆境に道を塞がれたとき、
何をどうしていいか分からずその状況に耐えられなくなります。

そのため、若いうちにできるだけ多くの失敗や逆境を経験する必要があります。

特に大きな逆境を一度経験しておくと、
それ以下の逆境など問題にならなくなります。

本質に気づく力を高めることに必要な4つのポイント


①自分という存在を客観的かつ多角的に見る

人生という長い時間軸で物事を見るクセをつけましょう。

②業界も思考も異なる人に会って話をしてみる

様々な人の視点のサンプルを集めておくと、
挫けそうになった時に、多様な思考で打開できます。

③究極の世界を覗いて認識を変えてみる

自分の悩みの内容の狭さに気づき、
認識が変わり、自然と前向きになれます。

④1人の時間を作り、自分の軸を考え、自問自答する

努力は目標に向かって力を尽くして、積み重ねる行為ですが
行動前に
『自分が何故やるべきなのか』
『何のために実行するのか』
と考える努力は日本人はあまりしない傾向があります。

こうした自問する作業は
『努力』という行為の半分以上の領域を占めます。

『自分がなぜそれを目指すのか』と認識している人は
失敗しても、この失敗が自分にとって何を意味するのか、
どんな影響があるのかという解を見つけやすいです。

失敗を成功に繋げる人の1つのパターンです。




悔しさや未練は次のエネルギーを生み出す原動力に変えるために捨てよう

悔しさや未練は次のエネルギーを生み出す原動力に変えるために捨てよう


持てるエネルギーを注ぎ込んで本気でチャレンジし、
それでも目標が達成できなかった場合、誰だって悔しい気持ちになります。

そんな時、『次はもっと頑張ろう』と悔しさを自分に向け
力に変えることができる人は成功します。

悔しさが残っているのなら、
そのパワーを明日への原動力にして
『失敗の原因を見つけよう』『次はこうしてみよう』
とチャレンジする意欲を高めましょう。


悔しさとは、過去の失敗や、事故・災難や
他人との間に起きた出来事を思い出して
落ち込んだ状態ですので、
まとめると、過去の記憶に対する怒りの反応です。

過去の出来事は変えられませんので、
思い出したところで意味はありません。

また、その過去は、記憶として残っているだけで、
存在しないので、その過去を知らない人も周りにはいるはずです。

つまり、その過去は、自分の頭に浮かぶ妄想でしかなく、
妄想に怒っている状態が後悔の正体です。

後悔を消し去るためには、
自分は妄想に反応して怒っているんだと心の状況をまずは理解しましょう。
その次に、その妄想は価値がないことを自覚しましょう。

現実には存在しない物事をあれこれと妄想することをやめれば
自然と後悔は消え、気持ちは未来へと向かいます。

また、未練は、できれば、こんな人生を歩みたかったが、
それだけの環境や能力がなかった。勇気が出なかった。
でも、あきらめきれずにモヤモヤしているという心理状態のことです。
こういった思いも、妄想です。

その妄想が今となっては達成できないのだとしたら、
欲求すること自体、無駄ですので、
忘れてしまえば、結果的に未練は消えます。

そんなに簡単に忘れて良いのかと
戸惑うかもしれませんが、それでOKです。

なぜなら、これまで叶わない状態で、
あなたは生きてきたし、今も生きているからです。

つまり、その過去はなくても生きていける程度の必要のないものです。

その程度のことを思い出して、現状に不満を抱えたままでは、
生きている実感を持てず、楽しくありません。
  • 大学受験に失敗した
  • 親の期待に応えられなかった
  • 希望の仕事や地位に就けなかった
などという思いを抱えても過去も、現在も変わらないので、完全に無駄です。
人生には時間が限られてますので、後悔と未練は捨てましょう。

また、未来への不安も作っているのは妄想です。
未来のことは、いくら妄想しても答えは出ません。

今、現実に何ができるか。何をするか。だけが、未来への答えになります。

できそうだと思えることだけが、自分にとっての現実です。
それだけを今からやり、やれることに喜びを感じて満足を得ましょう。
本気で生きていけば、今からでも人生は変えることはできます。



新たなチャレンジで挫折しないための7つの方法

新たなチャレンジで挫折しないための7つの方法


何か新しいことを始めても、挫折してしまうことは誰しも経験します。


今回紹介する7つの方法の習慣化を目指すことで、

意識しなくても楽に続けられるようになります。


①やるべきことを絞込み、単純化・細分化する


朝晩行う歯磨きは、意識しなくても楽に続けられます。

それは単純な作業だからです。

もし、歯磨きの後にマウスウォッシュや

デンタルフロスを使おうとすると、途端に面倒くさくなります。


新しいことを始める時は、やるべきことを徹底的に絞り込んで、

単純化・細分化するのがコツです。

しかし、単純なことを続けるのは楽ですが、退屈でもあります。


飽きは継続の最大の敵です。


英会話ができるようになるには、英単語をコツコツ覚えなければいけません。


好きなことでも、高い志があっても、私達がなかなか継続できないのは、

目指すレベルに達するまでに、必ず退屈で単純なプロセスが存在するからです。


それを打破するために、ゲーム化して楽しむ工夫を取り入れることで

やるべきことを単純化・細分化しつつ、飽きないようにすることが可能です。


②成果を見える化する


時間を記録して表にしたり、読んだページの端に色をつけたりなど、

成果を目に見える形に表しましょう。

その伸びがやる気を高めてくれます。

特に勉強は成果が見えにくいため、見える化することは有効です。


勉強のやる気が出ない!の対処法は?学習のやる気スイッチ導入法


③タイマーを使う


タイマーには後押し効果があります。

たった数分間だけと思えば、物憂い気分も消えて、エンジンがかかります。

タイマーが鳴ったら1分休み、またタイマーをセットして行う。

これを繰り返します。

自分のエンジンがかかりやすく、

なおかつ、だれない時間を把握してセットすることが重要です。


④ギャンブル性を持たせる


人はギャンブルを好みます。

心理学のデータでは、五分五分の確率の時に、人は一番やる気が高まります。

こうしたギャンブル性を仕事に取り入れて楽に努力してみましょう。


例えば、やるべきことでスケジュールが埋まっている日に、

あえて朝一に1時間、自分の好きな仕事をやります。


そうすることで、全ての予定が終わらない恐れがあり、

スリルを感じながら一日中、仕事燃えることができます。


⑤毎日やる


毎日何があってもやると決めましょう。火曜日は休み。などと決めてしまうと、

今日はやる日だっけ?やらない日だっけ?と考えなくてはいけなくなるからです。

とにかく毎日やることにすれば、余計なことを考えずに済みます。


⑥例外を原則にして生活に取り込む


楽に成果を上げるためには、努力すべき行動を習慣化しましょう。

新しいことを習慣化できるかは、

日常生活の例外ではなく、原則にできるかどうかにかかっています。


例えば、睡眠時間を1時間にするのは、

数日は可能でも、毎日の原則にはなり得ません。


まずは、1日のスケジュールを振り返って、

時間の使い方を検証しましょう。

その中に新しいことを自然に取り込むように配慮するようにしましょう。


⑦挫折する日を決めておく


この日でやめる。と決めておくと、気持ちが楽になり、

かえってその後も継続できます。


例えば、英語の勉強を30日で一旦挫折する。と最初に決めます。


31日目になった時に続けるかやめるかを考えれば良いので、

まずは30日間集中できる環境を作りましょう。


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人生は変えられる!

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