1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
デスクワークで劇的に集中力を高める!誰でもできる7つのメンタルスイッチ
「デスクワークで、集中力が続かない」「とっくに終わっているはずの仕事がまだできていない」…こうなってしまうと、自分の駄目さ加減に嫌気が差し、無駄な時間だけが経過してしまいます。
多くの人は集中力がないと嘆きますが、誰にでも集中力はあります。人は何かをしている時、常に集中状態です。ただ、その方向が、集中すべきでないところに向かっているだけです。スイッチを切り替えることさえできれば、どんな人でもやるべきことに集中できます。
デスクワークでの仕事に、集中できるスイッチを手に入れれば、業務効率が上がるだけでなく、ミスも極端に減らすことが可能です。今回は、業務で活かせる7つの集中する方法を紹介します。
デスクワークで活かせる7つの集中する方法
-
「集中しなくては」と思ってはいけない
「集中しなくては…」と考えると、集中できていない自分を過剰に意識して、余計に集中できなくなります。意識と潜在意識は正反対に働く関係性にあります。
例として、「ミスしないように集中しよう」と意識しすぎると、不安や焦りを助長し、ミスが起こりやすくなります。集中している時は、集中していることに気づきません。その考えそのものを意識しないようにしましょう。
-
過度にリラックスしようとしない
「リラックスしなくては」と緊張を解きすぎると、脳や体が眠ることに向かい、逆に力が出なくなることがあります。集中力は、適度な緊張感の中でこそ発揮されるものです。
緊張感はなくすものではなく、減らして自分のものにするものと考えて、適切な呼吸法で上手くコントロールしましょう。
-
目標をしっかり持つ(小さな一歩から逆算)
目標をしっかり持っている人は、無意識にそれを達成しようとする行動を取ります。人間は、目標を持つと、自然とメンタルもその方向に力を発揮するようになります。
目標設定のコツは、目標を掲げ、「そのためにはどうする?」と細かい目標を逆算して今できる小さな一歩から始めることです。デスクワークであれば、パソコンを起動して調べるなど、簡単にできることから始めましょう。短期的な業務でも「どうしたいのか?」という目標を明確にするだけで集中できるようになります。
-
呼吸でメンタルをフラットに整える
自然な呼吸は、メンタルをフラット状態に戻してくれますが、緊張した場面での深呼吸は逆効果になることが少なくありません。
呼吸のリズムの目安は、無理なく2~3秒吐き、吐いた長さより少し短く、1~2秒で吸う、それを3分ほど繰り返すことです。吐く→吸うの順番が大事で、吸う時は必ず鼻で吸うようにしましょう。口呼吸は緊張を招くため避けましょう。
-
気持ちを前向きにするルーティンを行う
「うまくいかないかも」といった不安が強まると、すべきことに集中できなくなります。その場合は、気持ちが前向きになるルーティンをしましょう。
簡単なのは、楽しかった思い出を思い返す方法です。不安が収まり、気持ちが前向きになります。また、「資料作りの前に、キーボードのエンターキーを3回押す」といった、自分だけの集中のルーティンを持つことも有効です。
-
失敗は他人事として客観的に捉える
失敗経験が心に強く残っていると、そのイメージを引きずり、失敗を繰り返してしまいます。
失敗した時は、他人事として客観的に捉える手法を試してみてください。失敗した自分を俯瞰して眺めて、解説者として実況中継してみると、改善点や解決策が見えてきます。その上で、成功イメージを具体的に思い浮かべて、頭に残しましょう。
-
ネガティブな気持ちを「開き直り」でパワーに変える
不安や焦りといったネガティブな気持ちは実行力を低下させます。しかし、集中力のある人は、そのネガティブな気持ちもパワーに変えます。
ポイントは、「マイナス要因は出し切った。もうやるしかない。」と考える、開き直りです。基本的に、ネガティブな気持ちのほうが、プラスの気持ちより大きなパワーを持っています。どうしてもネガティブな気持ちが強い時には、その気持ちを認めた上で、思い切って開き直りましょう。
【仕事の質向上】誰でもできる!集中力を高める7つの実戦テクニック
仕事の質と結果を大きく左右するのは、いかに集中力を発揮できるかどうかにかかっています。
「自分には集中力がない」と思っていませんか?実は、子どもの頃に何かに夢中になった経験が誰しもあるように、集中力は生まれながらにして誰もが備えている能力です。
集中力を「どのように引き出すか」を知るだけで、仕事のパフォーマンスは劇的に向上します。この記事で紹介する集中力を高める7つの方法は、仕事だけでなくプライベートでも応用が利く、業務効率を上げるための強力なテクニック集です。ぜひ今日から実践してみてください。
集中力の「スイッチ」を入れるための7つの実戦テクニック
-
とにかく行動する:「やる気」は後からついてくる
集中力を高める上で最も大切なのは、やる気の感情は取り急ぎ置いておいて、まずは行動を起こすことです。集中力と意思の強弱は関係性はありません。まず行動を起こすことで、自然と心もついてきて仕事がはかどっていきます。
-
やるべきことと時間をリスト化し「見通し」を立てる
仕事スタート時に、やるべきことと、それにかかる時間をリスト化します。例えば、資料作成は30分、見積作成は15分といったように、どれぐらいの時間で終わらせるかの目処をあらかじめ決めましょう。
このリスト化によって心理的負担が軽減し、集中力の維持に役立つだけでなく、「想定より早く終わった」という成功体験が積み重なります。
-
視覚を使った集中力訓練:手や腕のほくろに焦点を集中させる
残業などで疲れが出てきた時に有効なのが、この視覚を使った訓練です。一つ仕事を終えたタイミングで、手や腕のほくろに10秒ほど視点を集中させることを習慣化しましょう。これにより、気分がリセットされ、集中力を取り戻すことができます。
-
会話に集中する技術:相手の「左目だけ」を見る
人は、2つ以上のものに焦点を合わせることができません。対面で話す際、相手の左目だけを見て、視点を一点にとどめて話すように徹することで、相手との会話に集中できるようになり、心の動揺が収まりやすくなります。緊張しやすい営業職の方などにおすすめです。
-
聴覚を使った集中法:目を閉じて3つの音を探す
気が散って心が落ち着かない時に有効です。目を閉じて、耳に入ってくる音だけに集中しましょう。
聴覚に集中することで、既に過ぎ去ったことへの後悔(過去)や、まだ起きてないことへの不安(未来)をシャットアウトして、現在に集中することができます。
-
アスリートも実践する「脱力深呼吸」で集中力を持続
リラックスした状態で集中力を持続するためには、アスリートも実践する深呼吸が有効です。緊張による酸素不足を解消します。
深呼吸のセット(3回繰り返し):
- 姿勢を正し、座った状態で肩を上げ、ストンと落として脱力する。
- ひざの上に両手を置いて、手のひらを上に向ける。
- 鼻から5秒、空気を吸う。
- 3秒息を止める。
- 口から息を8秒吐き切る。
-
疲労を感じたら、迷わず小休憩を入れる
集中力は長くは続きません。疲れを感じたら、迷わず小休憩を取りましょう。60分集中するのは非現実的なので、30分毎に2回に分け、合間に小休憩を挟んで集中力が持続できるよう自分でコントロールしましょう。
まとめ:集中力の鍵は「技術」と「メンタル調整」
集中力は、生まれ持った才能ではなく、誰もが持つ「スイッチ」を引き出す技術です。
仕事の質を高めるには、「やる気」を待たずに行動すること、そして視覚・聴覚・呼吸を使ったテクニックでメンタルをコントロールすることが鍵となります。これらの集中法を日々の仕事に取り入れ、仕事とプライベートの両方で、あなたの持つ能力以上の成果を引き出してください。
あなたの集中力を今すぐ切り替えましょう
まず、今から行う仕事に対し、「②やるべきこと、それにかかる時間をリスト化する」を実践してみてください。
そして、仕事の合間に、「⑥アスリートも実践する深呼吸」を3回繰り返しましょう。
この小さな一歩が、あなたの仕事の質を劇的に向上させるための大きなきっかけとなります。
「SNS中毒」が仕事の集中力を奪う!チェックリストと今日からできる7つの治し方
歩いている時も、食事中も、友人との会話中でも、ついスマホを見てしまう――。LINEやFacebookなどのSNSを絶えずチェックしないと気が済まない状態は、「SNS中毒」とも呼ばれ、あなたの集中力を大きく削ぎ、仕事に悪影響を及ぼします。
LINEなどでメンバー間のやり取りを行う職場もある現代では、誰もがSNS中毒に陥る可能性があります。業務時間に心が乱されると、仕事がおろそかになり、ミスやトラブルに繋がりかねません。そうならないためにも、心の整理法を知っておきましょう。
スマホは便利ですが、問題はスマホの向こう側に人がいるという点です。SNSで常に誰かとつながっていることを意識しすぎると、スマホを手放せなくなります。今回は、あなたがSNS中毒かどうかをチェックし、集中力を取り戻し仕事の効率を上げるための「SNS断食」7つの具体的な治し方をご紹介します。
1. SNS中毒に陥りやすい人の傾向と自己診断
SNS中毒に陥りやすい人の特徴
SNS中毒に陥りやすいのは、以下のような傾向がある人です。
- 目立ちたがり屋
- 同調圧力に弱い
- ストレス要因が多い/寂しがり屋
- 暇な時間が多い
- 人付き合いが苦手
- こだわりが強い/新しもの好き
- 律儀でマメ
まずは、下記で紹介するSNS中毒度チェックリストを確認してみましょう。チェックが5つ以上であれば、中毒性の疑いが出ていますので、スマホを触る時間を減らす努力をしましょう。
SNS中毒度チェックリスト (10項目)
チェック項目 | |
---|---|
□ 1. | 食事中にスマホをチェックしていることが多い |
□ 2. | スマホの電波が届かないところには行きたくない |
□ 3. | 何か見つけたり、思いついたりすると、SNSに投稿したくなる |
□ 4. | 仕事中でもメッセージの通知が来ると、つい見てしまう |
□ 5. | 家族や友人が目の前にいても、スマホをいじることに抵抗がない |
□ 6. | SNSに投稿するネタを作るために、行動することがある |
□ 7. | メッセージのやりとりで、既読かどうかがとても気になる |
□ 8. | 自分が投稿した内容への反応が気になり、SNSをチェックしてしまう |
□ 9. | 友人の投稿に反応しないと、乗り遅れている気持ちになる |
□ 10. | 寝る寸前まで、起きた直後に、SNSをチェックしてしまう |
2. 集中力を取り戻す!プチSNS断食 7つの手法
-
SNSの通知機能はオフにする
集中力を削ぐ最大の要因である通知を遮断しましょう。緊急性の低いやり取りは、決まった時間にまとめてチェックすることが重要です。
-
休憩時やトイレ時にスマホを持っていかない
休憩時間やトイレを「スマホチェックの時間」と習慣化するのを防ぎ、意識的に短い「デジタルデトックス」を作り出します。
-
人と話している時や食事中は、スマホを見ない
目の前の人や食事に意識を集中させる練習になり、スマホを手放せない「依存」から抜け出すための基本的なルールです。
-
寝る時は、すぐに手が届く枕元にスマホを置かない
物理的に距離を置くことで、「寝る寸前」「起きた直後」の無意識なチェックを防ぎ、質の高い睡眠と朝の集中力を守ります。
-
移動中は、本を読むようにする
暇な時間をSNSに費やす習慣を、自己投資や知識習得で置き換えます。移動時間を有効活用しましょう。
-
外出したり、誰かに会ったりする
現実世界での活動や人との交流を増やすことで、SNSへの依存の根源となりうる寂しさやストレスを解消します。
-
天井や空を見るなど、視線を上に向ける
うつむいてスマホを見る姿勢から、物理的に視線を上に切り替えることで、気分転換や脳のリフレッシュを促し、ネガティブな気持ちを解消します。
まとめ:集中力を守り、仕事の質を高めるために
SNS中毒は、あなたの仕事の集中力と業務効率を確実に低下させます。まずは、通知をオフにする、寝室から遠ざけるといったシンプルな「プチSNS断食」を実践することで、業務中に心が乱されることを防ぎ、本来持つべき集中力とパフォーマンスを取り戻すことができます。
0 件のコメント:
コメントを投稿