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後悔しない就活テクニック
企業選択
就活は企業を知る上で、
またとない機会です。
第1志望と違う業種の企業でも、
できる限り回ってみるのは
無駄ではありません。
たとえその企業に
就職しなくても、
就職先の企業と取引があったり、
新たに接点ができたり
する可能性もあります。
そのようなケースが生じた際、
当時、その企業の役員などと
話をした経験は、少なからず役に立ちます。
また、企業を選ぶ上において、
企業規模も柔軟に考えましょう。
例えば銀行の場合、
大手銀行よりではなく、
地方銀行に入行する
といったケースがありますが、
これは企業規模よりも、
仕事の中身を重視するするパターンです。
やりたいことが明確であれば、
規模にとらわれずに
対象を広げて考えることで
後悔しない就活を行うことができます。
企業選びにおいては、
志は高く、選択肢は広くを
鉄則としましょう。
面接
面接は就活最大の山場です。
十分に準備したつもりでも、
いざ本番となると、
思わぬ失敗をする人も少なくありません。
最近は、
多少敬語などの使い方が怪しくても
見逃す傾向にありますが、
それでも言葉遣い1つで、
面接官の印象は大きく変わるので、
口をついて出やすい言葉には
注意しましょう。
面接では、
聞かれたことに正対した答えを
簡潔にまとめて話すことが大切です。
要点が曖昧のまま話を続けても、
面接官の印象は悪化する一方です。
集団面接のケースでは、
他人の話を聞く姿勢も大切です。
学生の多くは、
志望動機を聞かれた際、
その会社のホームページなどに
書いてある企業理念や事業内容などを
盛り込もうとする傾向が強いです。
典型的なパターンとして
・御社の〇〇という理念に共感しました
・〇〇事業と〇〇事業を展開している点に興味を持ちました。
といったものです。
しかし、
これは典型的な駄目な回答です。
面接官が聞きたいのは、
・自分がなぜその企業に興味をもち、入社したいと思ったのか
であって、
それを自分の言葉で表現することが大切です。
ホームページなどに
書いてある文言をしたり顔で
伝えても、底の浅さが露呈するだけで、
面接官は白けてしまいます。
本当に会社の理念に共感したのであれば、
それは何故か。
きっかけとなった体験は何だったのか。
を自分なりに話す必要があります。
志望動機については、
全員に共通する正解はないことを認識しましょう。
また、自己PRにおいては、
一般的に学生が話したいことと、
企業が聞きたいことの
ギャップが大きいことを知っておきましょう。
企業は、
・対人コミュニケーション力
・積極性
・仕事への意欲・興味
などを重視しますが、
学生は、
・アルバイト体験
・サークル活動
などをアピールしがちです。
例えば、
『2年間居酒屋でバイトして、
今では8人のバイトを指導するリーダー役です』
『サッカー部の主将で、
全国大会で入賞しました。』
など、仲間内の自慢話のような
自己PRでは、
面接官には何も伝わりません。
バイトや部活経験を話すにしても、
・それを会社に入ってからどう生かすのか
・リーダーや主将として後輩にどう接し、
リーダーシップを発揮してきたのか
などを具体的に話すようにしましょう。
自分が会社という組織の中で、
どのような能力を発揮できる人間かを
アピールするのが自己PRです。
最後に、
面接全体を通じて気を付けたいのは、
苦し紛れのウソをついたり、
話を誇張したりしないことです。
少しでも自分を良く見せたい
という気持ちは分かりますが、
1つでも話の中に、
嘘や誇張が交じると、
つじつまを合わせるため、
次々と話を作らざるを得なくなってしまいます。
嘘や誇張は、結局ばれてしまいます。
それ自体は取るに足らないものだとしても、
・他にも嘘をついているのではないか
と面接官から疑われかねません。
面接では
率直な言葉で自分自身を語るという
ベースを忘れないようにしましょう。
内定
内定が出れば、
誰でもほっとするものですが、
気を緩めすぎないようにしましょう。
内定を出した時にこそ、
学生の本質が分かると考える
企業は少なくありません。
内定をもらった途端に、
急に態度が変わり、
給与や福利厚生の内容を
詳しく聞きたがる人もいます。
このような人は、
他にも内定があり、
福利厚生の充実度で
入社先を選ぼうという思惑が
見え見えです。
このような態度は、
会社側によっては自社を値踏み
されていることを感じ、
印象を悪くしてしまい、
入社した後の評価が
初めからマイナスになってしまいます
ので気を付けましょう。
また、
内定を得た後に実施される
研修などに遅刻したり、
無断欠席することもご法度です。
自分はそんなことをしないと
考えるかもしれないですが、
複数の企業研修が重なったり、
急に呼び出しを受けることもあり得ます。
研修は他社に逃げられないように
する拘束のためばかりではありません。
会社や同期の仲間を
より深く知る機会にもなります。
都合がつかない場合は、
先方の人事部に、
きちんと事情を説明するようにしましょう。
その際、携帯メールを使うことは
NGです。
企業は新人採用に多額の費用と
時間をかけています。
納得のいく就活ができ、
入社先を決めたのであれば、
そのほかの企業には
速やかに
本人が断りの連絡を入れるのがマナーです。
内定取得はゴールではなく、
長い社会人生活への
切符を得たに過ぎないと心得ましょう。
転職してすぐに活躍できる人とは
採用する側としては、高い期待を寄せています。
それだけ転職する人の多くは、
転職後の厳しい現実が待っています。
特に、
会社の看板で仕事をしていた人や
仕事の内容以上に報酬を得ていた人は、
その期待に応えられずに潰れていきます。
前の会社で非常にハードな仕事をこなしてきた人です。
新しい経験を積みたいからという
自己本位の考えだけの転職はお勧めしません。
転職し、キャリアを着実に築き上げている人は、
自分が積んできた経験が、
市場においてどれだけ望まれていて価値があり、
どのような業務知識や専門スキルの需要が多いかを
正しく把握しています。
ただ、
キャリアは市場の需給バランスによって決まる為、
どんなに経験を積んでいても、
同じようなキャリアを持つ人が多かったり、
市場が望んでいなければ価値を持ちません。
『このままだといつかリストラされる』
などという後ろ向きな理由で
転職を考えると失敗する確率が高まりますので、
安易な転職は今の時期、避けたほうが無難です。
転職の基準は報酬ではなく、やりがいで
転職・就職で重視すべきポイント
面接官のチェックポイントを知り、効果的に自分をアピールしよう
自己アピールする時に、
面接官が何をチェックしているのかが分かれば、
あらかじめ対策も立てられ、
失点を免れることもできます。
面接官は、
この人が入社したと仮定した場合に
活躍するイメージが沸くかどうかを
一連の自己アピールのやりとりの中で見抜いています。
具体的には、
学生時代に力を注いでやってきたことを聞いていき、
具体的なエピソードを志望者に語ってもらう際、
その場のシーンがイメージできるくらいまで細かく聞いてきます。
志望者が、何が課題だと認識し、
それに対して、どのような手を打ち、
その結果、どうなったのかを採用判断として、
動き方、取組み方を見ています。
たとえイメージできたとしても、
入社してから、
その動きを再現し、活躍できるかは
確実ではないですが、
詳細を朗々と面接時に語れる人は、
その後も活躍するケースが多いため、
採用となる可能性が高いです。
また一貫性をチェックするために、
企業選びの軸や就業観として、
何を大事にして働きたいと思っているかを聞いてきます。
例えば、
人に感謝されるような仕事をしたい。
と言っても、
同じような思いは
誰でも多かれ少なかれ持っているものです。
その気持ちが本物かどうかは、
過去の具体的なエピソードを
掘り下げて聞いていくことで分かってしまいます。
根の生えた思いを持っている人は、
しっかりとした背景があるので、
過去にさかのぼって聞いていくと、
話に一貫性が出てきます。
そうすると、
その人が会社に入ってからも、
そのスタンスを持ち続けてくれるだろうと
推測できますので採用される可能性が高いです。
逆に、
話に一貫性が見られない場合は、
その思いが本物だと信じてもらえないということです。
そのため面接時は、
些細なことであっても、
自分がこだわりを持ってやり抜いた経験があるのであれば、
面接官に活躍するイメージが沸くように、
堂々と話すようにしましょう。
また、
面接官が、この人は仕事できなそうだ
と判断する言動についてまとめましたので、
面接時に気がつかないうちに
減点されないよう参考にしてみてください。
自己アピールでやってはいけない言動
①目を合わせない
面接官は、
目の前にいる人の目線の動きや
手の仕草などの情報を、
話している内容を含めて
総合的に吸収しながら、
その人についての仮説を立てていきます。
目を合わせないと、
『なぜこの人は目を合わせないのだろう?』
と気になり、
『対人関係に問題があるのでは?』
と仮説を立てられます。
そして
『これまで人間関係でいざこざがありましたか?』
と、対人関係に弱いという情報を集める
方向の質問をしてきます。
相手がそれらしき答えをすると、
『やっぱり』と確信に変わります。
面接官は違和感があったら確認するという
スタンスですので、
違和感を感じさせる言動をすると損になります。
②やたらアジャストしてくる
面接官が何か言うと、すぐに
『そうですよね』『おっしゃる通りです』
とアジャストしてくる人がいます。
この行為を過剰に行うと、
面接官は、
『この人はいつも人に迎合したり、
おもねたりする人なのかな?』
と仮説を立てられてしまうので注意しましょう。
③何でもやります。と言う
『何でもやります』は、
よくいえば受容力はあるが、
仕事をする上は好ましくありません。
自分から問題を発見しに行く
能動性、周囲に反対されても貫く
意志の強さ、自分の軸が必要です。
そうでないと、
組織や周りの人間に埋もれていって、
活躍できない人と仮説だてられてしまうからです。
④質問に答えない
面接官がAという質問をした時、
あれこれ枝葉について話しているうちに、
Aの答えを忘れてしまう人がいます。
面接官が何を求めているのかを
理解した上で、過不足無く答えないと、
聞く側はしんどいため、注意しましょう。
⑤結論から言わない
面接官がAという質問をした時、
B、C、D・・と背景を答えていって、
最後にAの答えを話す人がいます。
きちんと背景から説明しようという
気持ちからの言動なのはわかりますが、
聞く側からしてみると、
聞きながら背景を全部覚えておいて、
最後にそれらを答えに紐付ける作業が
必要になってきます。
イライラし、話の内容も理解しづらい
印象を与えてしまいますので、
先に結論をいった後に、
背景を説明する流れで話すようにしましょう。
人生は変えられる!
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