不本意な人事異動をどう乗り切る?成長の機会に変える心の整理法

2020年10月20日

心のスキルアップ

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不本意な異動は成長の機会に変える イメージ


不本意な異動は成長の機会に変えよう 


長く同じ部署に居続けることは、決して良い事ではありません。

変化への耐性が失われ、
仕事のスタイルは硬直化してしまうからです。

長い仕事人生に比べたら、環境の変化に戸惑う時期は、
ほんの一瞬で、一生は続くわけではありません。

『見えない未来は、明るい未来』と信じて新しい環境で頑張り
異動の際は、今までと異なる思考やノウハウを身につける
良い成長の機会であると捉えましょう。



社会の状況が目まぐるしく変わっている現代では
それが未来へのリスクヘッジにもなります。

会社は自分のためにあるわけではないです。

会社員である以上
好きな仕事を好きなようにするというわけにはいかず
嫌なら辞めるしかありません。

『しんどいのは一瞬』と思い直し、新しい環境で頑張り
今までと違う武器を手に入れましょう。

それがビジネスパーソンとしての厚みを増し
仕事を面白くしてくれます。


異動は期待されている証拠

異動は期待されている証拠


人材育成方法の1つにジョブローテーションという方法があります。

組織は様々な種類の仕事や役職から構成されているため
多くの仕事や役職を知ることで初めて、会社全体を理解できるようになります。

ジョブローテーションの目的は
  1. 会社のビジネスモデルを体感し、理解してもらうこと
  2. 各部署でよりレベルの高い問題解決をしてもらうこと
この2点です。

そのため異動は前向きに捉えるべきです。

ただ、注意点としては、
新卒で習得する時間の3倍は早く身につけるように意識しましょう。

キャリアを積むにつれて、仕事を身につけるためのスキルや
技術も向上させなければいけません。

また、どんな仕事でも一番必要なのは『本質をつかむ力』です。
『要するに、こういうことだ』
という肝を理解し外さないことが大切です。

それができなければ『使えない人材』と見なされ
今後ジョブローテーションしてもらえなくなってしまいます。

仮に異動を命じられたら、
受け入れる側の人間は、全て先輩のためと謙虚さを持ち
厳しさの中で、自分に課されたチャンスと自覚し頑張りましょう。

また、予期せぬポストを任されたり、 困難な状況に放り込まれるなど、
自分にとって意に沿わないこともあった時も同様です。

そこでいちいち不満を述べたり、
やる気を失っていてはもったいないですし、
今後のキャリアを考えた場合、大いに損をします。

そのような状況に陥った際は、 開き直って前向きに好機と捉え、
等身大の自分で勝負するんだというチャレンジ精神を持つことが大切です。 

変な我を出さずに、自然体で自分らしく振舞っていれば、
自分の色が知らず知らずのうちに出てきます。



とにかく素直に、分からないことは聞き、 学ぶ姿勢を持つこと。 

この考え方を続けていくと、最初は全く知らないことでも
仕事のポイントがだんだん掴めてきます。

全く違う分野の仕事でも、仕事の神髄には共通項がありますので、
仕事のポイントを素早く見つけられる人は、
どこの会社や部署へ行っても通用し、
一流のビジネスパーソンになれる可能性が高いです。

精一杯の姿は必ず周りに伝わり、あなたを引き上げてくれます。


【異動したくない・リストラされたくない人必見】置き換えが不可能な人材を目指そう

【異動したくない・リストラされたくない人必見】置き換えが不可能な人材を目指そう


不況の時代にビジネスパーソンが抱える不安は

『もし、会社をリストラされたら、異動させられたらどうしよう・・・』

という、今いる場所から放りだされてしまう恐怖です。

そのような不安を軽減するための解決策をご紹介します。


この備えがあれば、この先不況が続いても安心・安全です。


人事異動の時期になると、様々な人が入れ替わります。

そんな中で、長年、同じ部署にいて動かない古株がどこの企業にもいます。


あなたの部署に、比較的長くいる人を思い浮かべてみてください。

その人は部署で一番優秀な人材とは限りません。

優秀な人は、上層部の引きも多く、栄転するからです。


だとすると、部署で一番好かれている存在かといえば、

必ずしも当てはまりません。


上司は数年経てば異動しますので、その上司に好かれていれば、

一緒に引っ張られて異動する可能性が高いからです。


異動しない動かない人というのは、

上司や人事部門から見て、

  • 異動させたくてもできない
  • リストラしたくてもできない

という人です。


それではその条件は何かを深堀りしていくと、

人事部がどうしても動かせないのは、


  • 置き換えのできない仕事をしている人

つまり、面倒な仕事をしている人です。


リストラを行う際、企業は育成コストの安い人から切っていきます。

このコストは、人件費と時間の両方を指します。

非正規社員が真っ先に切られるのはそれが理由です。


雇用の調整弁としての非正規社員には、

企業はもともと単純作業しか与えていません。


しかし、中には正規社員と同等か、

それ以上に面倒な仕事を任されている人もいます。


その場合、50人の非正規社員がいれば、

全員を一斉に切るわけではなく、

面倒な仕事をしている人は残されます。


具体的に、面倒な仕事、育成コストの高い仕事を行っているのは

どのような人かというと

社内外で太い人脈パイプを持っていて、調整できる、顔が利く人です。


そのような力がある人は、一朝一夕では築けず、

会社がその人を切ってしまうと、

そのパイプごと切れてしまうので、切ることができません。


これは内勤の仕事にも当てはまります。


社内調整は意外と面倒なため、

それができる太いパイプを持っている人は、やはり会社に残ります。


日本の企業は、利益の多くをお客さんとの

長期的な関係の上に構築しているため、

そうした人間関係作りができる人を活用し、

長期的にパフォーマンスを上げていくことを目指しているからです。


職場で良い人間関係を構築するために大切な行動指針


また、単純作業をするルーチンワーカーは

代わりがいくらでもいるため、会社には切られやすいですが、

会社を動向を左右するマニュアルを作れる仕事ができる人は、

面倒な仕事のため、会社に重宝されあなたを放り出すようなことはさせません。


例えば、あなたの部署の棚に

皆で使用している資料が乱雑に並んでいるとします。


全員が探すたびに苦労していて非効率な状況下で、

データやノウハウを整理して、もっと使いやすくしようと、

皆に呼びかけ、実際にマニュアルを作り上げる仕事ができる人は強いです。


このような仕事ができるようになるためには、

日々、問題意識を持って、仮説と検証を繰り返し、改善していく力が必要です。


先読み力の鍛え方は?先を見据える力を身につけて仕事ができる人になろう


その際、メンバーに対して明確なビジョンを示し、

ついてこさせる力量もいります。


時には、

『なぜ、こんなことをしなければいけないのか』

とメンバーから反感を買ったり、強い抵抗に遭うこともあります。

そうゆう人達を説得して動いてもらわなくてはいけません。


場合によっては、先行して自身でマニュアルを作り、

その効用を証明しながら説得することも必要です。


つまり、マニュアル作りの仕事は、

周りの人から最初は必要性が認められていないものを、

最終的に価値あるものだったと認識させることですので、

強力なリーダーシップと説得力、エネルギーがなければできません。


会社や上司が仕事の成果を結果主義で判断するなら、

どうしても短期で目に見える結果を出そうとしがちですが、

長期的に見れば、あるいは、転職する際には、

マニュアル作りをしてきた人材かどうかはおのずと明らかになります。


今の会社は上司が結果でしか評価しない場合でも決して腐ってはいけません。


どこにも異動させられない人材になるためにも、プロセスを重視して

使えるマニュアルが作れる逸材になることを目指していきましょう。



まとめ

・『見えない未来は、明るい未来』と信じる
・今までと異なる思考やノウハウを身につける良い成長の機会であると捉える
・『しんどいのは一瞬』と思い直し、今までと違う武器を手に入れる
・謙虚さを持ち、厳しさの中で、自分に課されたチャンスと自覚する
・開き直って前向きに好機と捉え、等身大の自分で勝負するんだというチャレンジ精神を持つ
・とにかく素直に、分からないことは聞き、 学ぶ姿勢を持つ



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