1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
あなたは「真面目」なタイプですか? 誠実に仕事に取り組む姿勢は素晴らしい武器です。しかし、時にその真面目さが、あなたの成長を妨げ、せっかくのチャンスを逃す足かせになってしまうことがあります。
ビジネスの世界は、学校のテストのように正解が一つではありません。変化の激しい現代において、「真面目」だけでは通用しない場面が増えています。この記事では、ビジネスの世界で「真面目すぎる人」が陥りがちな4つの落とし穴と、それを乗り越え、自分らしい輝きを放つためのヒントをお伝えします。
1. 模範解答は通用しない:会議に必要なのは「非常識なアイデア」
会議で意見を求められたとき、あなたは当たり障りのない模範解答を返していませんか? 厳しい受験競争を勝ち抜いてきた真面目な人ほど、「正しい答え」を探そうとします。学校の授業であれば、先生に褒められるような模範解答は、仕事の場では全く参考になりません。
なぜなら、ビジネスの世界では、ルールがいつ、どこで変わるかわからないからです。 模範解答は、既存のルールの中での正解に過ぎません。議論を巻き起こし、新しい価値を生み出すには、常識外れでも可能性を感じさせる「非常識なアイデア」が必要です。
「真面目に頑張れば報われる」という考えは、決められたルールの競争では強力な武器になりますが、変化の激しいビジネスの世界では危険な弱点になり得ます。当たり障りのないアイデアは議論の余地がなく、そこからイノベーションは生まれません。
2. 優秀な人ほど「裏をかく」:「イエスマン」は責任を負わない
真面目すぎる人は、時に上司の理不尽な要求にも「承知しました」と答える「イエスマン」になりがちです。自分の意見を主張しないため、周囲からは「責任感がない」と見なされてしまうことも少なくありません。
優秀なビジネスパーソンは、時に強引な手段や、誰もが思いつかないような「裏をかく」発想で成果を出します。真面目さがあなたの強みである一方で、厳しい競争を勝ち抜くには、時にはルールを疑い、柔軟な思考で行動する「ずる賢さ」も必要なのです。
少々理不尽な要求でも「言われた通りにやっただけ」と受け入れてしまうイエスマンは、トラブルになった時に「言われた通りにやっただけですから」と責任回避の発言をしてしまうことがあります。自分の意見を主張し、主体的に動くことが、真の信頼と責任感を築く上で不可欠です。
3. 「勉強」から始めるな:まずは行動し、失敗から学ぶ
ビジネススクールに通ったり、資格取得に精を出す勉強熱心なことは素晴らしい資質です。しかし、肝心の行動が伴っていない人も少なくありません。まるで「憧れ」だけで行動しているかのように、いつまでも準備期間を終えられずにいるのです。
優れた経営者や優秀な社員の多くは、まず行動し、失敗と反省を繰り返す中で知識や経験を積んでいきます。もちろん、その過程で勉強もしますが、決して「準備が整ってから行動する」わけではありません。
机の上で知識を蓄えることよりも、実際に走りながら悩み、決断し、経験を積むことが、真の成長につながります。知識と実践を組み合わせることで、あなたの学びは血肉となり、成果へと直結します。
4. 人間味を出す「遊び心」:利害関係を超えた信頼を築く
仕事は「利害関係」だけで成り立つものではありません。人間同士の親しみや信頼、そして「一緒にいて楽しい」という感情が、ビジネスを円滑に進める上で不可欠です。
真面目すぎる人は、本人は意識していなくても、周囲から「人間味がない」「面白くない」と思われて損をすることがあります。これは、退屈でサプライズのない人が恋愛で敬遠されるのと同じです。恋愛でも最低限のモラルは必要ですが、度が過ぎると、かえって敬遠されてしまいます。
時には自分の殻を破り、「こうあるべき」という常識を疑う「遊び心」を持つことで、周囲を惹きつける魅力が生まれます。自分の気持ちを素直に表現し、周囲に合わせてばかりいる状態から抜け出しましょう。周囲と異なる意見を持つことを意識し、発言してみることで、あなたの個性が際立ち、それがやがて強い信頼関係へと繋がります。
まとめ:真面目さ+αの「個性」がキャリアを拓く
真面目さは決して悪いものではありません。それはあなたの揺るぎない土台です。しかし、それだけでは頭打ちになってしまう可能性があります。
自分の枠を飛び出し、周囲とは異なる意見や発想を意識的に持ち、素直に表現してみましょう。反感を買うこともあるかもしれませんが、そういった経験こそがあなたを成長させ、唯一無二の「個性」を際立たせるのです。
型にはまらない柔軟な思考力と、人間味あふれる「遊び心」を身につけることが、あなたのキャリアを次のステージへと導く鍵となるでしょう。
もし、このような個性や人間力を活かし、他者のキャリアをより良い方向へ導く仕事に興味をお持ちでしたら、「キャリアコンサルタント」という専門職がその目標に繋がるかもしれません。
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