仕事の成功は学歴や肩書きではない|行動力と協調性を高める方法

2020/08/12

成功仕事術

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仕事をする上で学歴や肩書きはたいして意味はない




この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


成果を阻む3つの壁と乗り越え方

1. 「自信がない」を「行動力」に変える


「自分には無理だ」「失敗しそう」と感じて、一歩踏み出せずにいませんか?

ビジネスの世界で成功するのは、最も頭の良い人ではありません。最も行動力のある人こそが、高い価値を生み出します。日本の教育は記憶力に優れていますが、失敗を恐れず主体的に行動する力は育みにくい傾向にあります。

しかし、立ち止まっている暇はありません。「失敗しても大したことはない」と考えることが、行動を起こすための大きな原動力になります。失敗から学び、次に活かすことで、自信は後からついてくるものです。


2. 「競争」から「協調」へ


チームのパフォーマンスを最大化するには、「協調」が競争を上回る価値を生み出します。

ハーバード大学をはじめとする西洋のビジネス理論は、競争原理を重視しがちです。しかし、競争が勝者の生産性を高める一方で、協調は社会全体の資源配分を効率化し、より大きな価値を生み出すことができます。

個々の競争意識だけでなく、協力して目標を達成する協調性を育むことが、強い組織を作る鍵となります。


3. 「問題点の指摘」から「解決策の提案」へ


「この方法ではリスクがある」「これがネックで進めない」と、問題点ばかりを洗い出していませんか?

課題を特定することは重要ですが、それだけでは現状分析に留まってしまいます。本当に価値があるのは、その問題に対して「どうすれば解決できるか」という建設的な提案をすることです。

リスクを指摘するだけでなく、それを乗り越えるための具体的な解決策を提示できるようになることが、仕事の質を高め、信頼を得る鍵となります。

成果を出すための心がけについてさらに詳しく知りたい方は、仕事で成果(コンピテンシー)を出すための心がけは?成果を出す人の特徴、共通点など解説! の記事もぜひご覧ください。


肩書きや学歴に頼らない!仕事で成功するための本質とは

肩書きはたいして意味はない

1. 学歴は飾り、行動力がすべて


仕事で本当に大切なのは、知識や知恵を活かせる行動力です。学歴があるからといって必ずしも仕事ができるわけではありません。むしろ、高い学歴が「大企業に入ること」というゴールになってしまい、入社後の成長が止まってしまう人も多くいます。

重要なのは、学歴の有無に関わらず、誰もが同じスタートラインに立っていると認識することです。肩書きや過去の栄光にこだわらず、ひたむきに成長し続ける努力こそが、真の成功につながります。


2. 肩書きではなく「役割」に価値を見出す


「肩書きがすべて」と考えるのは危険です。たとえ降格や異動で肩書きが変わったとしても、落ち込む必要はありません。大切なのは、その時の自分の「役割とミッション」を深く理解し、その職務に全力を尽くすことです。

「自分には何ができるのか?」を明確にし、腐らずに自分の仕事に向き合う姿勢は、必ず周囲に伝わります。その行動こそが、やがて確かな評価として返ってくるでしょう。


3. 「自分」ではなく「チーム」で考える


「自分だけが生き残りたい」「損したくない」という考えは、知らず知らずのうちに「他人はどうでもいい」というエゴにつながります。

しかし、現代のビジネスでは、個人の成果ではなく、チームとしての成果が問われます。自分の利益だけでなく、チーム全体の成功を考えて行動することで、より大きな価値を生み出すことができます。公(チーム)という視点を持つことが、仕事への向き合い方を変える鍵です。


4. 孤独力(こどくりょく)を鍛え、豊かな人生を築く


定年退職を迎えて肩書きを失ったとき、あなたは「ただの人」になってしまうことを恐れていませんか?

「昔、○○会社の○○でした」と肩書きをひけらかす人は、周囲から敬遠されがちです。これからの時代は、所属や肩書きではなく、個人としての魅力や人とのつながりが重視されます。孤独を楽しみ、肩書きに頼らずに生きる力、つまり「孤独力」を鍛えることが、退職後の人生を充実させるために不可欠です。

スポーツクラブや同窓会、社会人向けの学びの場など、新しいコミュニティに積極的に参加し、肩書きを越えた人間関係を築く準備を今から始めましょう。

成果を出すための心がけについてさらに詳しく知りたい方は、行動力のあるワクワク仕事脳を作る脳トレでビジネスを成功させよう!の記事もぜひご覧ください。


不況時代に選ばれる人材になるには?資格よりも大切な3つのこと

資格を持っているだけでは駄目


経済が好調な時期には、多くの企業が学歴や資格を基準に採用活動を行います。しかし、不況時には状況が一変します。人件費を抑えるため、企業は「使える人材」をより厳しく見極めるようになります。

単に資格を持っている人よりも、その資格を活かして具体的な業務経験を積んでいる人の方が高く評価されるのはそのためです。


1. 資格取得の前に「現場経験」を積む


「心の不安を解消するため」に資格を取る行動は、最も避けるべきです。本当に重要なのは、実際に現場で働く経験です。

興味のある仕事があれば、まずはアルバイトでも何でも良いので、現場に飛び込んでみましょう。そこで「この人が必要だ」と思ってもらえるほどの努力をすることが、何よりも大切です。


2. 「自分の軸」を持つことが成功の鍵


企業が本当に求めているのは、資格の数ではありません。「どんな生き方をしたいのか」「どんな価値観で働くのか」といった、自分自身の明確な軸を持った人材です。

資格は、あくまでその軸を実現するためのツールに過ぎません。最初から資格取得を目的とするのではなく、実際の仕事で直面する課題を解決するために「必要だから学ぶ」という姿勢を持つことが、本来の成長の形です。


3. 資格は「手段」、生きるための「技術」を磨く


資格だけを先行して取得しても、それで生計が立てられるわけではありません。大切なのは、誰にも負けない「技術や見識」を身につけることです。

現場で現実と格闘しながら得た経験こそが、あなたの唯一無二の強みとなります。資格は、その強みをさらに補強するための「手段」として捉え、自分の価値を高めるために活用しましょう。


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平社員で入社して9年で取締役まで登り詰めた経験から、激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報を様々な話題から発信中!                      問い合わせいただく、記事転載希望のご質問ですが、リンク、転載元を明記していただければ、全記事、転載自由です。

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