1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
【脳科学で解説】停滞を打ち破る!ワクワクする「仕事脳」を作る5つの習慣
仕事で最高のパフォーマンスを発揮し、停滞を打ち破るには、あなたの思考と行動を司る「脳」の状態を最適化することが不可欠です。
この「ワクワクする仕事脳」は、特別な才能ではなく、日々の習慣によって作られます。ここでは、ネガティブな感情や固定観念を解放し、能動的な行動力を生み出す5つの習慣を、脳科学の観点から解説します。
1. 脳のブロックを解除する「感謝」と「能動」の習慣
思考の停滞は、脳の情報伝達パターンが固定化することで起こります。以下の習慣で、脳をポジティブで柔軟な状態に切り替えましょう。
① 『ありがとう』を口癖にし、ネガティブ感情を消す
人の脳は、特定のネガティブな感情に縛られると、思考にブロックがかかります。これを最も簡単に変えるのが、「ありがとう」という感謝の言葉です。
- 脳の解放: 感謝の習慣は、相手に心を開いた状態を生み、自分の固定化した感情や信念を解放します。
- 効果: 脳の活動におけるマイナスのネガティブ感情を消し、多様な考えや刺激を受け入れられる柔軟な脳を作り上げます。
② やるべきことではなく、『やりたいこと』を優先する
朝のスタート時に「やらなくてはいけない」という受け身の思考ではなく、「やりたい!」という能動的な思考を持つことを意識しましょう。
- 行動力の源泉: 脳が前向きな行動力を生み出してくれます。
- 実践: 他人の評価や実現可能性を度外視し、自分の主観で毎朝「やりたいこと」を5つリストアップします。この習慣で、脳が自然と「実現するために何をすべきか」を発想するモードに切り替わります。
2. 成長と創造性を高める3つの行動戦略
脳のパフォーマンスを極限まで引き上げ、想像を超える結果を生み出すための行動戦略です。
③ 居心地の悪い場所に身を置き、脳に刺激を与える
人は無意識に居心地の良い場所を作り、できる範囲の行動や思考にとどまる傾向があります。これでは想像の範囲内の結果しか得られません。
- 挑戦のススメ: 「才能がない」「お金がない」といった理由で敬遠しがちな、居心地の悪い場所や不可能だと思うことにあえて挑戦しましょう。
- 変化のサイクル: 失敗のリスクは伴いますが、この挑戦こそが脳への有効な刺激となり、不安や恐怖がワクワク・ドキドキという前向きな感情に変わっていきます。
④ インプットからアウトプットまでを最速で実行する
良いアイデアを思いついても、「これでいいのか?」と慎重すぎる姿勢を続けることは、脳の働きにブレーキをかけているのと同じです。
- 思考の定着: 仕事では、インプットした情報をすぐにアウトプットする方法を考えることが大切です。
- 効果: この移行時間を短くするほど、日常でもたくさんのタスクを処理できるようになり、「実行の早い人は伸びるのも早い」という原則が成立します。
⑤ 成功は独り占めせず、チームで「山分け」する
職場やチーム内で嫉妬心や足の引っ張り合いといった反発のエネルギーが生まれると、脳の活性を妨げる緊張を生み、仕事の妨げになります。
- 相乗効果: プロジェクトが大きくなるほど、個の力よりもチームの力が必要です。成功を独り占めせず、メンバーと積極的にコラボレーションし、成果を共有しましょう。
- 結果: チームが結束して良い作用が生まれれば、相乗効果によって結果的に個人の力が倍増することにもつながります。
【自己暗示と習慣化】停滞を打ち破る!行動力ある「仕事脳」を作る4つの習慣
「わかっているけど動けない」「新しいことに踏み出せない」—それは、脳が長年の経験則による固定観念に支配され、行動にブレーキをかけている状態です。
仕事で成果を出すためには、この停滞を打破し、困難な状況でも動ける「行動力ある仕事脳」を育成する必要があります。ここでは、あなたの思考と行動を能動的に切り替える4つの具体的な習慣を解説します。
1. 脳のパターンをリセットする「リフレッシュ習慣」
長年の行動パターンや固定観念を断ち切り、思考の柔軟性を取り戻すための習慣です。
① 1日5分、「ワクワクするリフレッシュ」を実行する
年齢を重ねるほど、脳は「時間や場所」を理由に何かを諦める癖がつきます。この癖を断ち切るために、仕事モードの思考をシャットアウトする習慣を作りましょう。
- リセットの実行: 1日の中で5分、リフレッシュする時間を設けます。
- 理想の行動: 職場で体操をする、自宅で楽器を演奏するなど、体を使うことが理想的です。
- 効果: 時間の区切りを生活にうまく取り入れることで、無駄にダラダラ過ごす時間が削れ、脳のパターンがリセットされます。
2. 恐怖を乗り越え、自己成長を促す「自己暗示」戦略
行動を制限する最大の要因は「恐怖」や「自信のなさ」です。言葉と暗示の力で、脳を前向きな挑戦モードに切り替えましょう。
② 「絶対に無理」でも、あえて『やります!』と宣言する
実現できる自信や成功の可能性が見えない事柄に対し、あえて「できます!」「やります!」と宣言することで、脳をハラハラさせる状況に追い込みます。
- 実行のためのトレーニング: 「どうしたら実現できるか?」と物事を前向きに捉える思考が働き、具体的な実行計画を立てるトレーニングになります。
- 楽観力の育成: 「実行すれば、あとは周りがついてくる」「自分にとって大したことではない」という楽観力を持つことで、難しいことをすぐに遮断する脳の癖を改善できます。
③ 恐怖はチャンスだ!と強く自分に言い聞かせる
恐怖の感情は、脳の活性化を弱め、行動を制限してしまいます。この負の感情は、自己暗示によって克服できます。
- 自己暗示の力: 恐怖を感じているが、「この状況はチャンスになるかも」と強く自分に言い聞かせましょう。言葉の力が脳に作用し、恐怖の感情を軽減させる効果が期待できます。
- スモールステップ: スモールステップで小さな恐怖を少しずつ克服していくことで、目の前の大きな恐怖にも冷静な感情で対処できるようになります。
3. 行動の自由度を高める「可視化」の習慣
無意識に繰り返している行動パターンを洗い出し、不要なものを削ぎ落とすことで、重要な行動にエネルギーを集中させます。
④ 毎日の行動を書き出し、不要な「省略可能な行動」を取り除く
毎日の行動を見える化し、無意識に繰り返している省略可能な行動を取り除くことで、自分の弱点を洗い出す効果があります。
- 思考の妨げ: 無意識の行動パターンは、自由な思考の妨げになる可能性があります。
- 実践: 1日、1週間、1ヶ月と、日々の行動を書き出し、同じことを繰り返していたり、必要のない行動(ルーティン)があったりしたら、それらを取り除きましょう。
- 集中力の獲得: 不要な行動を削ぎ落とすことで、本当に重要なタスクに時間とエネルギーを集中させることができます。
次のステップ:学歴・肩書に左右されない「本質的な成功力」へ
この記事では、脳科学に基づいた「行動力ある仕事脳」を作るための具体的な習慣を解説しました。しかし、仕事で長期的な成功を収めるためには、この行動力を社会的な成果に結びつける「協調性」が不可欠です。
特に、現代のビジネスシーンでは、学歴や肩書といった表面的な要素ではなく、個人が持つ行動力とチームを巻き込む力こそが、成果を生み出す本質的な成功要因となります。
もしあなたが、自身の行動力をさらに磨き上げ、周囲と協力して大きな成功を掴むための具体的な高め方を知りたいなら、以下の記事で詳細をご確認ください。
➡️ 学歴や肩書は関係ない!仕事で成功するために必要な行動力と協調性の高め方
【脳科学に基づいた6つの習慣】マンネリを打破し、結果を生み出す「仕事脳」の作り方
年齢や経験を重ねるにつれて、私たちの脳は同じ思考や行動パターンを繰り返すようになり、新しい挑戦へのブレーキがかかりやすくなります。これが、仕事のマンネリ化や停滞を引き起こす最大の原因です。
停滞を打破し、常に新しい結果と成長を生み出す「仕事脳」を育成するために、脳に意図的に刺激を与える6つの習慣を解説します。
1. 思考パターンを破壊し、結果を出すための習慣(①〜③)
現状維持の思考から脱却し、挑戦と学びを加速させるための習慣です。
① 「指示外の行動」を実行し、結果を生み出す仕事脳を作る
日常の仕事で、指示されたこと以外の新しい考えや行動を取りたくなった時は、それをチャンスだと捉えて積極的に実行しましょう。
- 脳の活性化: 特に結果が読めない行動は、ハラハラした感情を生み、脳に大きな刺激を与えます。
- 多角的な思考: 想像通りの結果にならなくても、次の手、別の方法から物事を考える力が養われます。
- 成功へのコミットメント: 新しい仕事は、1度や2度の失敗にめげず、10年間続けるつもりで取り組む意気込みと情熱が、最終的な結果を生み出します。
② 定期的な運動で脳内に「新しいネットワーク」を作る
体を動かすことは、筋肉強化だけでなく、脳を活性化させ、疲労を回復させる効果が高いことが報告されています。
- 脳全体の活性化: 脳の運動を司る領域が刺激されると、その周囲にある知覚や思考、判断に関わる領域も活発になります。
- 実践: 運動不足の人は、ちょっと速めのウォーキングなどの有酸素運動や筋トレを習慣化しましょう。足の指や手の指を動かす簡単な運動も、脳の幅広いエリアを刺激するのに効果的です。
③ 失敗を歓迎し、「折れない心」を持つ仕事脳をつくる
誰もが避けたい失敗ですが、成功者にとって失敗は大成功につながるサインです。「失敗し尽くした先に発見がある」と歓迎する気持ちが重要です。
- 負のスパイラルを断つ: 失敗にネガティブな感情を持ち続けると、脳は「ミスを恐れて行動を抑制する」負のスパイラルに入ります。
- 原因検証のトレーニング: 失敗を失敗のまま終わらせず、考え方、方法、管理などあらゆる角度から原因を検証するトレーニングを積みましょう(例:失敗の原因を5つ以上挙げる)。
2. 脳のパフォーマンスを最大化する「栄養と休息」の習慣(④〜⑥)
脳の働きを支えるための、根本的な環境作りと休息の戦略です。
④ 脳の活性を高める「仕事脳に栄養を与える食事」を摂る
日常の基本的な生命維持活動は、脳の環境作りに大きな影響を及ぼします。体に気を使う食事は、脳にとっても大切な栄養を送ることにつながります。
- 注目成分: DHA(青魚)、レシチン(卵、納豆)、αリノレン酸(エゴマ油、アマニ油)など、脳の活性を高める効果が期待できる栄養成分に注目しましょう。
⑤ 脳疲労を解消する「20分の戦略的仮眠」で仕事脳を休ませる
午後に入り仕事の効率が落ちてきたら、迷わず休憩を取りましょう。20分程度の仮眠は、脳を適度に休ませ、朝のようなスッキリ感を取り戻せます。
- 仮眠のコツ: 眠りが深くならない程度の昼寝が理想です。椅子に腰かけたままの姿勢で寝たり、「20分で起きる」と自己暗示をかける(自己覚醒法)と効果的です。
⑥ 長期休暇と「未知の経験」で仕事脳をリセットする
土日に近場で過ごすだけでなく、可能な環境であれば1週間ほどの長期休暇を計画しましょう。
- 脳のリセット: 日常生活とは全く異なる風景や活動に身を委ねることで、脳を通常の思考パターンから解放し、リセット効果をもたらします。
- 好奇心の源: 大自然に身を置くなどの未知の経験を脳に与え続けることが、若々しく、好奇心に満ち溢れた思考を作り、日常生活に戻った時に新しい意欲を生み出す源になります。
脳には常にプラスになる働きをさせてあげることが大切ですね。
返信削除初めて聞くこともあって勉強になりました。
ありがとうございます。
ゆうやさん、
削除『常にプラスになる働きをさせる。』
まさにキーポイントですね。
コメントありがとうございます。