1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
会議の良し悪しは下準備で決まる
3つのポイントで社内会議の必要性を吟味しよう
社内会議に長時間費やした挙句、目的が不明確なまま、
結論はまた来週・・・という不毛な経験をした方は少なからずいると思います。
そもそも会議とは、思考の化学反応を起こすことによって、
新しいアイデアを生み、次の行動を決定するためのものです。
ダラダラを一掃する3つのポイントを意識して、
短時間で成果を出す技術を身につけましょう。
①ゴールは明確か?
社内会議で獲得したい結果を明確にして、
出席者全員で事前に共有しておく必要があります。
ゴールが異なれば、参加者の発言内容も当然変わります。
例えば、社内会議で
- 改善策を決めるのか
- 改善策のアイデアを洗い出すのか
までをはっきりさせておく必要があります。
②論点は明確か?
ゴールだけなく、その時々で話すべき論点も共有する必要があります。
例えば、発言内容が自慢話や世間話など、
脱線ばかりする人も意外と多いです。
今話すべきテーマが何であるかを明確にして、
脱線を食い止めなければ、無駄な時間を費やしてしまいます。
③判断基準の設定
- 私はこう思う
- いや、僕はこう思う
といった応酬では結論には至りません。
なぜそう思うのかという判断基準を共有して議論をすることで、
結論が出やすくなります。
また、アイデアが生まれる可能性も高くなります。
論点をずらさないためにも、判断基準を設けることは欠かせません。
上記のゴール・論点・判断基準があればそれは必要な会議です。
ポイントを押させていれば、ダラダラ会議もなくなるはずです。
メンバーの力で化学反応を引き出して、
可能な限り、質の高い結論を出しましょう。
逆にゴール・論点・判断基準がなければ、それは無駄な会議です。
情報共有するためだけの会議などはその最たるものです。
ただ共有するだけならメールや書面でOKです。
①見える化
参加者の発言の要点をホワイトボードに書き込んでいきます。
発言を見える化すると、理解が深まり論点もキープできます。
また、発言が書き出されるため、無駄な話を控えるようになります。
発言を箇条書きにするだけでなく、図解などを書いて、
思考の共有化を図るのも有効です。
そのまま議事録として使えるので、ホワイトボードは
印刷機能付を使うのがベストです。
②指名
日本人の社内会議で多いのが、最後まで無発言の人です。
これでは基本3ポイントがしっかりしていても会議は盛り上がりません。
進行役は順番に配慮しながら、指名して発言しやすくしましょう。
ただし、上司から発言すると部下の発言に影響するため、
立場の弱い方から指名するようにしましょう。
指名しても発言しない方は、会議そのものに不満がある可能性もあります。
そのため、このようなタイプの人には、
事前に会議開催の目的を話しておくようにしましょう。
指名には、脱線しがちな人や、しゃべりすぎる人を後回しにできる
という利点もあります。
この結論に同意したというコミットメントをもらう時も有効です。
③ラップアップ
社内会議終了時には、必ずラップアップ(まとめ)を心がけましょう。
社内会議で何が決まって何が決まらなかったのかを整理して、
次に何をすべきかを明確にしなければ話し合ったことが無駄になります。
うまく結論を出せなかった時も、ラップアップすることで、
次はちゃんと結論を出さないと。という意識が高まります。
社内会議終了時間の5分前にはラップアップしましょう。
④アイスブレーク
社内会議のオープニングは、会議中の流れに大きな影響を及ぼします。
参加者が和むような話を心がけましょう。
加えて、巻き込む雰囲気を作って、
聴く耳を持たせることができればベストです。
ゴールを確認するのは重要ですが、長々と小難しい話をするのは
悪影響を及ぼすので気をつけましょう。
話すのが苦手な人は、場を盛り上げるのが得意な人に話を振るのもOKです。
人を巻き込むのが上手い人特徴は?周囲の協力を得る巻き込み力を磨いて大きな成果を出そう!
①社内会議そのものが必要かを見極める
日常的に行われている社内会議が、本当は必要なものかを確認しましょう。
ポイントは、その会議にゴール、論点、判断基準があるかどうか。
どれもない場合は、無駄な会議と言えるのでなくしてしまいましょう。
②必要な社内会議に潜在する無駄もなくす
3つのポイントを備えている会議でも、脱線話や沈黙などの無駄はあります。
参加者の発言の要点を書き出し、論点がずれないように気配りしましょう。
さらに、無言の出席者は指名をして発言しやすくしましょう。
社内会議の最後には、必ずまとめの時間を作りましょう。
たどり着いたゴールが明確でなければ、会議の後、
どのような行動を起こせばよいのかが曖昧になってしまいます。
次の行動に移す為に、担当者までしっかり決めておきましょう。
結論を先延ばししない会議の行ない方
会議は『準備が8割』と言われており
駄目な会議は、
単に、当たり障りのない状況報告などの交換に
95%の時間を費やしているパターンです。
会議は本来、意思決定と問題解決の場です。
それを実現するには、
『目的の明確化と議題の設定』が必要です。
以下の3点がキッチリできれば、会議は8割方、成功します。
①目的を確認
成果を明確に意識しましょう。
・成果の出ない会議は時間のムダ
・目標とそれを達成するための方法を決める
参加するメンバーも
テーマで呼ばれた理由や役割を把握し、
出せる情報、見解、その論拠、
それに伴う資料などを用意しておきましょう。
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②会議を仕分け
無駄な会議はしない
・報告/情報共有だけの会議は不要
定例会や進捗確認は、メールやSlackなどの
チャットツールを使えば事足ります。
・本当に会議の形態でなければ処理できないのか、再考する。
③参加者を厳選
5人をベースとする
・成果を得るために、最も効果的と思えるメンバーだけを会議に呼ぶ。
・5人以上増えると発言しない人が増える傾向になり、
その人の時間と時給が無駄に費やされるため、避けるほうがベストです。
オンライン会議をスムーズに進行させる6つのコツ
コロナの影響を受けて、
これまでの対面会議に置き換わり、
オンライン会議が増えてきています。
オンライン会議では、
会議を欠席した人に録画データを渡して
共有できたり、会議内容の再確認も容易である一方で、
会話を始めるタイミングが掴みにくかったり、
複数人同時での会話は聞き取りにくいなど、
のデメリットがあるため、
工夫してツールを賢く使いこなす必要があります。
オンライン会議をスムーズに
行う為に以下の6つのコツを掴み、
有効活用していきましょう。
オンライン会議において、
発言が聞き取りにくい原因は、
メンバーのPCや回線環境の質による影響があるため、
スムーズに進行できるようにするために、
通常の会話よりも気持ちゆっくりめに話して、
間を少し作るように意識しましょう。
それにより、
オンライン上で声が聞き取りやすくなり、
また他のメンバーが発言しやすい
タイミングを作り出すことができます。
オンライン会議のデメリットとしては、
複数人が同時に話すことで、声が重なってしまい、
聞こえにくくなってしまうという点です。
気を使って発言を控えてしまうと
何も主張できないまま会議が終わってしまうことも。
発言したいタイミングで発言するためにも、
画面上で挙手をして、話したい意向を
伝えたり、会議ツールにあるチャットへ
発言内容を入力して伝えると
円滑に会議を進めることができます。
対面会議では、手元の資料やプロジェクターなど
他に目を移す時間がありますが、
オンライン会議では、
画面を見ている状況が続くため、
対面会議よりもメンバーの表情を見る時間は長くなります。
そのため、
他のメンバーから見られていると察して、
自分が発言していない時でも、
今の内容は理解できた、理解できなかったなど、
ジェスチャーを大きめに交えて表現するなど、
話を聞いている姿勢を作ることが大切です。
オンライン会議の前には、
対面上での会議と同様に、
事前に作成した資料を送付しておき、
共有するようにしましょう。
会議が始まってからの画面上での共有は、
非常に見えにくいため、
見てもらえない可能性があるためです。
オンライン会議で問題になりやすい点が、
画質や音質が悪く、相手に伝わらないなど、
参加メンバーの環境トラブルです。
そのようなトラブルを回避するために、
パソコンに備え付けられているマイクとスピーカーは
できるだけ使わないほうが良いです。
ヘッドセットも、長時間使うことで
耳が痛くなってしまうデメリットがあります。
一番のおススメは
スピーカーフォンを使うことです。
中でも、
Anker のPower Confを使うことで、
手元ボタンでミュートの有無を切り替えることができ、
音質も快適のため推奨します。
また、
通信回線の質も、会議の質を大きく左右させます。
速度が遅く不安定な場合、
音が途切れたり、画面が止まる問題が発生しやすいです。
一番ベストは、有線でPCに直接接続、
もしくはWi-Fi環境が望ましいです。
オンライン会議は
ゆっくりと話す必要性があることから、
対面会議よりも時間が押しがちです。
せっかく皆が集まった貴重な時間を
潰さないために、
発言時間は参加メンバー全員で注意する必要があります。
会議全体の時間と進行状況に応じて、
自分は何分話す時間があるのかを見定めましょう。
仮に時間がない中、発言したい時には、
『1点だけいいですか?』
など、ポイントとなる内容を絞ることで、
コンパクトに伝えることができます。
自分の顔がずっと映っていると、
緊張状態が続くため、
目的に応じて、映像あり/なしを
使い分けることで、
参加者のストレスを減らすことが出来ます。
■映像ありが良いケース
主に人間関係の構築を目的とするケース
の場合が有効です。
- 初対面の方がいる場合
- ミーティングでの最初と最後の挨拶
- 質疑応答の場面
■音声のみで良いケース
主に情報共有が目的の場合に有効です。
- 1対多数のセミナーや講義
- 情報共有が目的の会議や打ち合わせ
会議で良い結論を導き出す7つのルール
人生は変えられる!
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