仕事にプライドを持つことは、成功の9割!捨てるべきプライドと持つべきプライド

2021/03/31

心のスキルアップ

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本物のプライドを持つ人とプライドの高い使えない人



この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


負けるのは自分だけでいい。仕事のプライドがあなたを強くする


仕事で「プライドが高い」と敬遠されたり、「仕事にプライドを持てない」と悩んだりしていませんか?プライドは、使い方を間違えると成長を妨げるものになります。

しかし、その対象を自分から仕事へと変えるだけで、あなたの働き方は劇的に変わり、困難な状況でも力を発揮できるようになります。

ここでは、正しいプライドの持ち方と、それを育む方法について解説します。


「自己防衛のプライド」は成長を止める


「プライドが高い」と言われる人は、そのプライドの対象が「自分自身」にあることが多いです。

  • 失敗を恐れて新しい挑戦をしない。
  • 自分の非を認められず、責任転嫁する。
  • 困難な状況から逃げようとする。

こうした「自己防衛のプライド」は、自分を守るためのものです。しかし、自分を守ることに必死になるあまり、成長の機会を逃してしまいます。


「仕事へのプライド」があなたを強くする


一方、仕事にプライドを持っている人は、そのプライドの対象が「仕事そのもの」「チーム」にあります。

  • 仕事をやり遂げるためなら、自分のプライドが傷ついても構わない。
  • チームの成功のためなら、どんな困難にも立ち向かえる。
  • 成果を出すことに喜びを感じる。

このタイプの人は、自分の立場や名誉よりも、仕事の成功を優先します。結果として、周囲からの信頼も厚くなり、より大きな仕事を任されるようになります。


プライドを持てないのはなぜ?


「仕事にプライドを持てない」「やる気が出ない」と感じる人もいます。その理由は、大きく分けて2つあります。

  1. 「お金のため」と割り切っている人
    「給料がもらえればいい」と考えている人は、仕事の中に「お金以上の価値」を見出していません。仕事の面白さや、誰かの役に立っているという実感がないため、プライドを持つきっかけがありません。
  2. 自分の仕事が役立っているか分からない人
    自分の仕事が組織や社会にどう貢献しているか分からないと、プライドを持つのは難しくなります。特に、仕事がほとんどなく、存在意義を見失っている場合は深刻です。この場合、環境を変える(異動や転職)ことが、プライドを取り戻す唯一の解決策になることがあります。

リーダーは「プライドの種」を蒔く


部下に仕事へのプライドを持たせることは、リーダーの重要な役割です。

リーダーは、チームが何を目指し、どんな価値を生み出しているのかを明確に伝える必要があります。「指示されたからやる」という受け身の姿勢から、「この仕事は自分たちにしかできない」という当事者意識へと部下の意識を変えることが大切です。

特に、新しいプロジェクトの立ち上げや、チームの方向性を変える際には、最初の段階でしっかりと「この仕事にプライドを持つべき理由」をマインドセットすることが不可欠です。

正しいプライドを育てれば、チームは困難な状況でも一致団結して乗り越え、より高い成果を出せるようになるでしょう。


プライドを捨てると成長する?仕事で成功する「正しいプライド」の持ち方


仕事における「プライド」は、あなたの成長を加速させることも、逆に妨げることもあります。

多くの人が持つ「プライド」は、実は捨てるべきものかもしれません。ここでは、あなたが仕事で成功するために、手放すべきプライドと、持つべきプライドについて解説します。


1. 捨てるべきプライドは「自己防衛」のプライド


このタイプのプライドは、他人からの評価や自分の見栄を守ることに繋がります。

  • 「人によく見られたい」という意識
  • 「上司に間違いを指摘されたくない」という保身
  • 「人前で叱られて恥をかきたくない」という感情

これらは、あなたの成長を妨げる大きな原因です。例えば、上司からのフィードバックを素直に受け止めず、反発してしまうと、そこから得られる学びの機会を失ってしまいます。

不要なプライドを捨てれば、物事を客観的に見られるようになり、より多くの学びを得て、結果として自己成長に繋がります。


2. 持つべきプライドは「仕事へのこだわり」


本当に持つべきプライドは、他人に誇示するものではなく、自分自身の内側にあるものです。

これは、どんな小さな仕事でも手を抜かず、最高の成果を目指す「仕事への情熱」「こだわり」に由来します。

  • 「この仕事だけは誰にも負けない」という自負
  • 自分が手がけた商品やサービスが、顧客に喜んでもらえるという確信
  • たとえ誰にも見られていなくても、最高の品質を追求する姿勢

このプライドは、仕事へのやりがいやモチベーションを生み出し、あなたのパフォーマンスを飛躍的に向上させます。


成長を続けるために、自己防衛のためのプライドは手放しましょう。そして代わりに、仕事への情熱とこだわりから生まれる内向きのプライドを育ててください。

年齢や経験を重ねるほど、新しい挑戦を避け、既存のプライドを守ろうとしがちです。しかし、本当にデキる人は、不要なプライドを捨て、常に成長を追求する姿勢を持っています。


自分の感情や保身のためのプライドを手放すことは、成長し続ける上で非常に重要です。しかし、さらにその先の成果を出すためには、すべての出来事を「自分の責任」として受け止め、自ら決断する強いマインドセットが不可欠になります。

「仕事の成功はマインドで決まる!自己責任と決断力を磨く思考法」では、あらゆる状況をチャンスに変えるための具体的な思考法をご紹介しています。次のステップとして、ぜひこちらもご覧ください。


まとめ


この記事では、仕事や仲間に対して情熱を注ぎ、最高の仕事を目指す「本物のプライド」と、私利私欲に基づく「偽りのプライド」の違いについて解説しました。


私利私欲に基づくプライドを捨て、仕事に対して真摯に向き合う姿勢は、自身のキャリアを豊かなものへと導く上で不可欠です。


もしあなたが、仕事や仲間に対してより深いプライドを持ち、専門家として他者のキャリアをサポートすることに興味をお持ちでしたら、「キャリアコンサルタント」という道がその情熱を活かせるかもしれません。


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