コロナ禍の状況下を生き抜いていく上で、
稲盛和夫氏の名言が心に刺さります。
仕事上においてはもちろん、
日々の暮らしの中においても、
心にとめておきたい名言を8つピックアップしました。
今の自分の器を大きくし、
人として魅力ある大人になるために、
実践して、共に成長しましょう。
①人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
能力は多分に先天的なものですが、
熱意は自分の意志で決められます。
能力・熱意は0~100点まであり、
その積で人生や仕事の結果が決まると考えて、
『自分には飛び向けた能力はないけれども、
誰よりも情熱を燃やして努力しよう』
という心構えでいれば、素晴らしい結果を残せます。
またそこに
マイナス100~プラス100点の間で
3つ目の人間としての生きる姿勢を
さらに掛け合わせます。
世をすね、世を恨み、
まともな生き様を否定する生き方であれば、
人生や仕事の結果はマイナスになります。
人生哲学を持つか持たないかで、人生は大きく変わる。
という名言です。
②利他の心を判断基準にする
私達の心には、
自分だけが良ければよいと考える利己の心と、
自分を犠牲にしても他の人を助けようとする
利他の心があります。
利己の心で判断すると、
自分のことしか考えていないので、
誰の協力も得られません。
また自分中心だと視野が狭くなり、
間違った判断をしてしまいます。
一方、利他の心で判断すると
人に良かれという心で動くので、
周囲が協力してくれます。
視野も広くなるので、
正しい判断ができます。
より良い仕事をしていくためには、
自分のことだけを考えて判断するのではなく、
周囲のことを考え、
思いやりに満ちた利他の心に立って判断すべき。
という名言です。
③自燃性の人となる
物質には可燃性、不燃性、自燃性
のものがあるのと同様に、
人間にも3つのタイプがあります。
何かを成し遂げようとするには、
自ら燃える人でなければなりません。
自ら燃えるためには、
自分のしていることを好きになると同時に、
明確な目標を持つことが必要です。
自燃性の人とは、
『人から言われたら仕事をする。』
『命令されたから仕事をする。』
という人ではありません。
『言われる前に自分からやる。』
という積極的な人こそが、
自燃性の人であり、
それは仕事を好きになった人である。
とう名言です。
④誰にも負けない努力は自然の摂理
動物にしても、植物にしても、
必死に一生懸命生きていかなければ、
生き残れません。
しかし、
人間だけは、誰にも負けない努力とか、
一生懸命生きるということを、
何か特別なことのように感じています。
成功するために、
一生懸命に働かなければならないのではなく、
生きていくためには、
誰にも負けない努力で働くことが
自然の摂理である。という名言です。
⑤『もうダメだ』という時が仕事の始まり
仕事において、もう万策尽きた。ダメだ。
と諦めたくなるような局面に追い込まれても、
それを終点とは考えず、
むしろ
第2のスタート地点と考えます。
そして、
そこからさらに強い意志を持って、
熱い情熱をかき立て、
どんなことがあっても、
とことんやり抜いていく。
そんな強靭な粘り強さが必要。
という名言です。
⑥渦の中心になれ
仕事は自分1人ではできません。
上司、部下をはじめ、
周囲にいる人々と一緒に
協力し合って行うものです。
会社には、
あちらこちらで仕事の渦が巻いています。
気がつくとほかの人が渦の中心にいて、
自分はその周りを回るだけで、
本当の仕事の喜びを味わうことができない時があります。
自分から積極的に仕事を求めて働きかけ、
周囲にいる人々が自然に協力してくれるような
状態にしていかなければならないという名言です。
⑦能力を未来進行形で考える
達成すべき目標とは、
常に自分の力の2割増し、3割増し
のところに置いたものとします。
そして未来の目標に向けて、
誰にも負けない努力を
惜しみなく注ぎ込みます。
そうした能力を
未来進行形で考える姿勢こそが、
高く大きな目標を達成していくために
最も大切であるという名言です。
⑧三毒を抑える
三毒(欲望・怒り・愚痴)を
完全に消すことはできなくても、
できるだけ
『欲を離れること』
『怒りを鎮めること』
『愚痴を抑えること』
に努めましょう。
この方法に近道はありません。
例えば、
日々様々な事柄について判断を迫られる時、
瞬間的に判断を下したことは、
おおむね本能=三毒から出てきた答えです。
相手に返答する前に、
最初の判断をいったん保留して、
『その思いには、おのれの三毒が働いていないか、
私心が混じっていないか』
と自問することが大切です。
つまり、
私心を抑えることは、利他の心に近づくことであり、
自分のことは後回しにして
世のため、人のために尽くす利他の心が
生まれた時、人間はよりよく生きることができる。
という名言です。
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