1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
企業を成長させるための11の鉄則:経営者・リーダーが持つべき視点
企業を永続的に成長させるには、一過性のブームや運に頼るのではなく、確固たる哲学と行動原則が必要です。ここでは、組織の力を最大限に引き出し、社会に価値を生み出し続けるための11の鉄則を紹介します。
1. 顧客への感謝と共感
事業の基盤は、お客様の存在にあります。全社員がお客様への感謝の心を共有し、満足度向上を追求することが成功の第一歩です。リーダーは、この哲学を繰り返し語り、自身の「本気」を伝えることで、組織全体に浸透させる役割を担います。
2. 現場原点主義
事業の本質は、お客様との接点である現場にあります。特に経営層は、自ら現場に足を運び、そこで働く人々の生の声に耳を傾けることが不可欠です。現場の人間関係を深めるための懇親会は、少人数制やデリバリーを活用するなど、誰もが参加しやすい形で実施し、結束を促しましょう。
3. 衆知の結集
一人の知恵には限界があります。多くの社員が様々な視点から意見を出し合うことで、思考は深まり、課題解決の精度が高まります。誰もが自由に発言できる環境を整え、当事者意識を育むことが、組織全体の成長につながります。
4. 共通の目標に向けた結束
個々の知恵と力が集まるのは、共通の目標に向かって結束した時です。経営者やリーダーは、明確な方向性を示し、意思と情報を徹底的に共有することで、組織の結束力を高める土壌を作り上げる責任があります。
5. 情報共有の徹底
情報が共有されると、社員一人ひとりが「自分ごと」として考え、自律的に行動するようになります。仕事の成功の3分の1は、この情報共有の質にかかっていると言っても過言ではありません。
6. 運命共同体意識の醸成
職場は、様々な巡り合わせで集まった人々の「運命共同体」です。この意識を持つことで、相互理解が深まり、感謝や思いやりの心が生まれます。こうした温かい土壌が、現場の活力となり、組織全体を明るくします。
7. 明るく活力ある職場環境
どんなに優れた戦略や戦術も、それを実行する人々に活力がなければ絵に描いた餅です。経営者は「明るく元気にいこう」と日頃から発信し続け、社員が活き活きと働ける環境を整えることが責務です。
8. 実行と粘り強さ
良い企画は重要ですが、実行が伴わなければ意味がありません。そして、実行の過程では「プラトー現象」が起こります。努力しても成果が出ない停滞期でも、粘り強く続けることで、必ず成長のブレークスルーが訪れます。
9. PDCAサイクルの徹底
計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のサイクルを高速で回すことが、事業の成功には不可欠です。うまくいかない時は、現場に足を運び、状況を直接把握することが迅速な立て直しにつながります。
10. 顧客起点のイノベーション
イノベーションとは、高度な技術だけを指すのではありません。お客様の期待を上回るサービスを生み出すことです。様々な技術をお客様視点で組み合わせることで、新たな価値を創造し、市場のリーダーを目指しましょう。
11. 先手を打つ戦略
変化が激しい現代において、後手に回っていては主導権を握れません。市場が縮小する中では、既存のやり方に固執せず、リスクを恐れずに自ら仕掛ける「先手」の姿勢が不可欠です。現状に安住することなく、常に次の一手を考え続けましょう。
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組織の成長には、リーダーの存在が不可欠です。
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