【役員直伝】「攻撃性」を成長力に変える11原則:心理的安全性を築く戦略

2021/05/16

リーダーシップ戦略

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経営する上で抑えておくべきポイント10項目


✍️ この記事の著者情報

自己成長戦略の専門家 桑田かつみの顔写真

【自己成長戦略の専門家】
桑田かつみ

💼 経歴・肩書き:

🔹専務取締役(役員)
🔹1970年生まれ

🚀 実績と提供価値:

🔹平社員から9年で役員に至った実体験に基づいた、再現性の高いリーダーシップ、仕事術、メンタル強化の「自己成長戦略」を共有。
🔹成功論 / リーダー論 / 心のスキルアップ / コミュニケーション術を専門。
🔹Xフォロワー3,000人突破!

【役員直伝】社員の「攻撃性」を成長力に変える11の組織原則|組織力を高める心理的安全性とリーダーシップ戦略

企業を永続的に成長させるには、一過性のブームや運に頼るのではなく、確固たる経営哲学と行動原則が必要です。特に、職場の劣等感や嫉妬による攻撃性を放置すれば、組織の活力はたちまち失われます。

ここでは、私が専務取締役として見てきた中で、人の心理的弱さを排除せず、むしろ組織の力を最大限に引き出し、全員の自己成長を促すための11の鉄則を紹介します。


1. 顧客への「感謝と共感」の徹底と外向きのベクトル設定

事業の基盤は、お客様の存在にあります。全社員がお客様への感謝の心を共有し、満足度向上を追求することが成功の第一歩です。リーダーは、この哲学を繰り返し語り、自身の「本気」を伝えることで、組織全体に浸透させる役割を担います。

(経験からの主観): 私が観察してきた中で、攻撃的な行動が多い組織は、決まって顧客や社会への関心が薄く、社内の論理や派閥争いばかりに意識が向いています。お客様への感謝という外向きのベクトルを意識させることが、社員の攻撃性を社外に向けさせないための最初の防御策です。

2. 「心理的安全性」を確保する現場原点主義

事業の本質は、お客様との接点である現場にあります。特に経営層は、自ら現場に足を運び、そこで働く人々の生の声に耳を傾けることが不可欠です。

  • 現場の真実:現場の人間関係を深めるための懇親会は、少人数制やデリバリーを活用するなど、誰もが「無理せず参加しやすい形」で実施し、結束を促しましょう。

3. 「衆知の結集」による意思決定の精度向上

一人の知恵には限界があります。多くの社員が様々な視点から意見を出し合うことで、思考は深まり、課題解決の精度が高まります。誰もが失敗を恐れずに自由に発言できる環境を整え、当事者意識を育むことが、組織全体の成長につながります。

4. 共通の目標に向けた「結束と共創」

個々の知恵と力が集まるのは、共通の目標に向かって結束した時です。経営者やリーダーは、明確な方向性を示し、意思と情報を徹底的に共有することで、組織の結束力を高める土壌を作り上げる責任があります。

5. 組織の活力を維持する「情報共有の徹底」

情報が共有されると、社員一人ひとりが「自分ごと」として考え、自律的に行動するようになります。仕事の成功の3分の1は、この情報共有の質にかかっていると言っても過言ではありません。

(経験からの主観): 組織内の情報格差は、劣等感や嫉妬の温床になります。特定の社員だけが情報を握っている状態は、陰湿な攻撃の武器を与えているのと同じです。情報は徹底的に透明化し、社員間の不信感を取り除くことが、健全な組織運営の鉄則です。

6. 相互理解を促す「運命共同体意識の醸成」

職場は、様々な巡り合わせで集まった人々の「運命共同体」です。この意識を持つことで、相互理解が深まり、感謝や思いやりの心が生まれます。こうした温かい土壌が、現場の活力となり、組織全体を明るくします。

7. 社員が「活き活きと働ける」明るい職場環境の整備

どんなに優れた戦略や戦術も、それを実行する人々に活力がなければ絵に描いた餅です。経営者は「明るく元気にいこう」と日頃から発信し続け、社員が活き活きと働ける環境を整えることが責務です。

8. 成果を出すための「実行と粘り強さ」の習慣化

良い企画は重要ですが、実行が伴わなければ意味がありません。そして、実行の過程では「プラトー現象」(努力しても成果が出ない停滞期)が起こります。この停滞期でも、粘り強く続けることで、必ず成長のブレークスルーが訪れます。

9. 失敗を許容し、立て直す「PDCAサイクルの高速化」

計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のサイクルを高速で回すことが、事業の成功には不可欠です。うまくいかない時は、現場に足を運び、状況を直接把握することが迅速な立て直しにつながります。

10. 顧客起点による「イノベーション」の創造

イノベーションとは、高度な技術だけを指すのではありません。お客様の期待を上回るサービスを生み出すことです。様々な技術をお客様視点で組み合わせることで、新たな価値を創造し、市場のリーダーを目指しましょう。

11. 現状安住を避ける「先手を打つ戦略」の習慣化

変化が激しい現代において、後手に回っていては主導権を握れません。市場が縮小する中では、既存のやり方に固執せず、リスクを恐れずに自ら仕掛ける「先手」の姿勢が不可欠です。現状に安住することなく、常に次の一手を考え続けましょう。

👑【次の戦略】組織の「攻撃性」を解消するリーダーに必要な専門スキル

上記で解説した組織原則や心理的安全性を実現するには、リーダー自身が社員の心理やキャリアの課題を理解し、適切な成長支援を行う専門的なスキルが不可欠です。

攻撃的な社員の背景にある課題をフォローし、組織の成長を促すために、あなた自身がキャリア支援の専門家(キャリコン)としての知識を習得する戦略を検討してみませんか? 30代40代のキャリア戦略に必須のスキルです。

資格取得から転職支援までが組み込まれた地域連携プラットフォームの評判・費用を、徹底的な役員視点で評価検証しています。

  • ✅ 役員視点で見たサービスの真の価値と費用対効果を検証
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