①お客への感謝の心
お客がいるから私達の事業が成り立ちます。
お客への感謝の心と満足度向上は
全社員の基本哲学として共有することが大切です。
それにはリーダーが常に言い続け
皆に本気だと思ってもらうことが必要です。
仕事で道を切り開いていけるエリートの共通点は
本気であることです。
社会的問題を
見て見ぬふりできない使命感が強く
やり抜く力に長けています。
そのため
周囲が思わず応援したくなるような
求心力も兼ね備えており
エリート集団で培われた人脈もあります。
社会を変えるためには
行政や企業を共感させるような説得力が必要で
また、やりきる志が必要です。
思いとスキルは掛け算でどちらが100でも
もう1つが0では意味がありません。
熱意と実際の経営を
うまく結びつけて語ることができる
能力に長けたリーダーこそ
社会を変革できます。
②現場原点主義
事業の原点は、お客と接点を持つ現場にあります。
そのため
本社の人間、特に経営層は
自ら現場に足を運ぶことが重要です。
現場に行く時は
数名に留め、大名行列にしないことが肝心。
また、現場の本音を聞き
繋がりを作るために行う懇親会は
重要な役割を果たします。
ただ、費用が高いと
人数を絞りこまないといけないため、本末転倒です。
そのため
デリバリーなど、簡素な懇親会とし
派遣社員なども含めた多くの人と
交流を深められるようにする方法がベストです。
③衆知の結集
1人の知恵と力は限られています。
多くの人間がいろいろな角度から考えることが
思考を深めることにつながります。
その環境を作ることで
多くの人が意見を言う機会が増え
各人の当事者意識が芽生えていきます。
④結束
共通の目標に向かって結束してこそ
知恵や力が集まります。
結束のためのかじ取りと推進が
経営者、リーダーの役割です。
方向を指し示し、意思と情報共有を徹底させ
職場環境にも目を向け
結束しやすい土壌を作り上げることが大切です。
⑤情報共有の重要性
情報を共有すると皆が1人称で行動してくれます。
仕事の成功の3分の1は
情報共有にあると言っても過言ではありません。
⑥運命共同体
各人が、その会社、その職場にいるのは
いろいろなめぐり合わせの結果。まさに運命です。
職場は最も典型的な運命共同体の場です。
そう考えた時に、結束の基盤ができ
お互いを理解しようという心が生まれます。
相手の立場を尊重し
感謝の心や他人を思いやる心を持つことが
現場を明るく温かいものにします。
⑦明るく元気な活力
事業の成功には素晴らしい戦略・戦術が必要です。
ただ、どんなにそれがあっても
明るく元気で活力のある職場がなければ
それを実行できません。
仕事は厳しいことが多いですが
皆が努力すれば、明るい職場になります。
社員は生活の大半の時間を職場で過ごすため
明るく元気に仕事ができる環境を整えることは
経営者の責務です。
経営者、リーダーは
『明るく元気にいこう』
と毎日言い続けることが大切です。
そうすると
自然と明るく元気なムードが醸成され
夢、希望、行動力が生まれていきます。
⑧実行こそ重要
企画は重要ですが、実行が伴わなければ
何の成果にも結びつきません。
実行に当たっては
プラトー現象に注意が必要です。
この現象は
スタート時は右肩上がりで効果が出ますが
ある段階で努力をしても
成長が止まる時期が続きます。
それでも粘り強く努力を続けると
再び向上するという現象です。
この現象は
勉強、スポーツなどどんな分野でも存在します。
会社の業績も同じです。
成長が鈍化しても
粘り強く努力していると
ある時、一気に上にいけます。
⑨PDCAの徹底
Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)
のサイクルをしっかり回すことが大切です。
うまくいかない場合
早く立て直すには、施策を作った人が
現場に行って状況を把握することが必要です。
⑩イノベーションの発揮
企業が新たな成長を目指すためには
様々なレベルでお客の期待を上回る必要があります。
それには
イノベーションによるプレークスルーが重要です。
といっても
高度な技術ばかりが必要なわけではありません。
お客視点で技術を効果的に組み合わせることによって
状況や環境が変わった時に
お客の期待を上回るサービスを生むこともあります。
イノベーションとは技術の進歩ではありません。
お客がどれだけそれを評価してくれるか。
お客の満足度を上げることを考えて
いろいろな技術を組み合わせ
サービスを出していくことが重要です。
お客が基点にあってのサービス・イノベーション
であることを認識しましょう。
⑪先手を打つ
状況は常に変化しています。
それに対応することは重要ですが、
起きたことに対処しているうちは、
主導権を握れません。
成果を掴むためには
リスクをとって自ら仕掛ける必要があります。
不利な状況を打破するにはどうしたらよいか。
有利な状況に甘んじず、さらに先を行くにはどうすべきか。
というように
常に次を考え、局面を打開し続けていくことが必要です。
かつて市場が拡大していた時は
パイを分け合うことができました。
しかし
縮小する市場にあっては、
限られたパイの奪い合いになります。
後れを取った者に分け前は、ありません。
これまで通りやっていれば
これからも何とかなるはずと思っているのであれば
まずその幻想を捨て去ることから始めましょう。
人生は変えられる!
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