【決定版】言いにくいことを伝える技術|上司・部下との関係を壊さない話し方

2022/04/29

成功仕事術

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上司と部下 イメージ



この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで

もう悩まない!上司・部下との関係を壊さない「伝え方」の全技術


「言いにくいこと」を伝えなければならない場面は、ビジネスで日常的に発生します。

しかし、言葉を選ばなければ、相手との関係を悪化させ、信頼を損なうことにもなりかねません。この記事では、上司や部下、同僚に対して、良好な関係を保ちながらも自分の意図を正確に伝えるための具体的な言い回しを、8つのシーン別に徹底解説します。



シーン1:やんわり「注意」する


相手を不快にさせずに、行動を促すための言い回しです。

  • 作業が遅い時

    「余裕を持つことは大事だけど、少しペースを上げることってできる?」

    ×「仕事が遅いよ」

  • 意見が出てこない時

    「私の意見を尊重してくれるのは嬉しいけど、〇〇さんはどう思う?」

    ×「何か意見ないの?」

  • 相手の間違いを指摘する時

    「何かの手違いかもしれませんが、ご確認いただけますでしょうか?」

    ×「ミスですか?確認をお願いします」

  • 文句を言いたい時

    「今回の件につきましては、大変困惑しております」

    ×「いい加減にしてください」


シーン2:角を立てずに「断る」


相手の気分を損なわずに、スマートに断るためのフレーズです。

  • 事情があって引き受けられない時

    「残念ではございますが、お断りさせていただきます」

  • 相手の提案を丁寧に断りたい時

    「せっかくのご提案にもかかわらず、お役に立てず申し訳ありません」

  • 今後の関係を続けたい時

    「大変魅力的ではありますが、今回は見送らせていただきます」

    ポイント:「今回は」という言葉で、将来の可能性を残しましょう。


シーン3:相手を不快にさせない「質問」術


聞きにくいことや、相手のミスを疑っているような質問を、やわらかく投げかけるテクニックです。

  • 聞きづらいことを聞きたい時

    「差し支えなければ、〇〇を伺ってもよろしいでしょうか?」

    ポイント:相手に「答えない」という選択肢を与えましょう。

  • 相手が忘れていそうなことを確認したい時

    「念のため確認させていただきますが、この点はいかがなさいますか?」

  • 相手のミスを指摘したい時

    「私の勘違いでしたら申し訳ないのですが、これは〇〇ではないでしょうか?」

  • 話の内容を再確認したい時

    「こちらの理解不足かもしれませんが、今のお話は、〇〇という解釈でよろしいでしょうか?」


シーン4:スマートな「指摘」と「反論」


相手を尊重しながら、自分の意見や指摘を的確に伝える方法です。

  • 自分の発言が誤解された時

    「恐縮ですが、ご認識に齟齬があるようです」

  • 的外れな意見をされた時

    「なるほど、〇〇ということですね。では、△△についてはいかがですか?」

    ポイント:まず相手の意見を受け止め、その上で本題に戻しましょう。

  • 反対意見を言う時

    「〇〇様のお考えも素晴らしいと存じますが、僭越ながらご提案させていただきます」


シーン5:「謝罪」と「謙遜」のプロフェッショナルな表現


謝罪や謙遜の言葉を、誠意が伝わるプロフェッショナルな言葉に変換します。

  • 説明不足をお詫びする時

    「今回の件につきましては、私の言葉が足りず、申し訳ございませんでした」

  • 力不足をお詫びしたい時

    「今回のスケジュールの遅れは、私の不徳の致すところです」

  • 今後を誓う時

    「今後はこのような不手際がないよう厳重に注意をいたす所存でございます」


シーン6:焦らず「保留」にする


その場で判断できない時、相手に不信感を与えずに時間を稼ぐ方法です。

  • すぐに返事できない時

    「大変申し訳ありませんが、いったん持ち帰らせてください」

  • より良い条件を引き出したい時

    「申し訳ありませんが、少々決め手に欠けます」

  • 自分で決められない時

    「大変重要な案件ですので、私の一存では決めかねます」


シーン7:相手を責めずに「催促」する


相手にプレッシャーをかけず、スムーズに対応を促すための言い回しです。

  • 返信を催促する時

    「行き違いでしたら申し訳ありませんが、まだご返信を頂けていないと存じます」

    ×「〇〇の件、まだ返事いただけてませんが」

  • メール返信を催促する時

    「お送りしたメールが届いていないのではと思い、再送させていただきます」


これらの言い回しを身につけることで、あなたのコミュニケーションは円滑になり、仕事の成果にもつながります。

ここで紹介した言い回しは、ほんの一例です。さらに多くのシーンや目的別の具体的な「伝え方」を知れば、あなたのコミュニケーションスキルはさらに向上します。

仕事ですぐに使える具体的な表現方法を学び、人間関係を円滑に進めるためのノウハウを身につけませんか?


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