ダメな自分から抜け出すためには?アドラーの個人心理学を分かりやすく解説

2021年5月23日

心のスキルアップ

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アドラーの個人心理学に基づき、駄目な自分と決別しよう



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駄目な自分と決別するためにはアドラーの個人心理学が参考になります。


①劣等感は向上心のエネルギーになる


例)
仕事の成績が周囲より劣っていた

・同僚が優秀過ぎるから
・上司とソリが合わないから
・もともと自分の能力が低いから

と、原因を何かに求めがちです。

しかしそれを自分を納得させたとしても
何ら解決にはなりません。

自分の成績が悪いことを正当化したいばかりに

・同僚が
・上司が
・能力が

といった理由を後付けで探しているだけです。

悪い成績の正当化ではなく
それを良くしようと考え直すことが必要です。

そうすることで

・優秀な同僚のワザを見習う
・上司に相談してみる
・雑用を引き受けて別分野で存在感を示す

など周囲に対する接し方も変わってくるはずです。

もしくはどうしても自分に不向きと思うなら

・配置転換を願い出る
・転職を検討する

ということも選択肢の1つです。


要するに、自分の考え方次第で
状況はいくらでも変えられます。

それによって
何らかの手ごたえを掴めれば劣等感は軽減され
さらに上手くいけば優越感に転化するかもしれません。

もう、自分は駄目。 とは思わなくなります。

劣等感を受け入れよう


人は自身の弱みに劣等感を抱いてしまう傾向があります。

  • 容姿に自信がない
  • 上手くコミュニケーションが取れない
  • 仕事が遅い、学歴コンプレックスなど・・

コンプレックスは全て他者からの評価を気にするため
どうせ自分は・・と勝手に壁を作ってしまい
チャレンジ精神が薄れてしまいます。

前進できないのは
心が過去に留まったままになっているからです。

過去・現在・未来のうち私達が生きているのは現在です。

例えば
学歴という既に過ぎ去った事実に心を留めるのは過去に生きる人です。



時間の過ごし方が生産性の低い過ごし方でとてももったいないです。

禅語に過ぎ去った時は二度と返らないもので
この今を、何よりも大切に生きなければならないことを解く
『而今(にこん)』という言葉があります。

他人の評価ばかり気にして
今をおろそかにしては未来の高い評価につながりません。

今すべきことにコツコツと努力し
未来の成果につなげることが大切です。

それでも劣等感が消えない人は
自分に正直になれず
ありのままの自分を受け入れられないのが原因です。

他人に少しでもよく見られたいという欲が強く
今の能力以上の自分を演じてしまいがちのため
ありのままの自分を受け入れ自分の尺度で考えるようにしましょう。

今やるべきことに一生懸命取り組む人の生き方はとても魅力的です。
人間的な魅力に磨きをかければ沢山の人が応援してくれます。

多くの応援は生きていくうえで様々な助けとなり
成果にも結びつきやすくなります。


②共同体感覚

共同体感覚こそが人間にとって最も幸福な感覚です。



身近の共同体といえば家族に次いで職場です。

職場に『自分の居場所がある』と自覚できれば

確かな自信や安心感につながります。


そのためには、共同体に対して当事者意識を持ち

何らかの貢献をする必要があります。


まずは周囲の仲間を信頼し、補完し合いながら

同じ目標の実現に向けて努力を続けていれば

共同体の一員としての実感も自然と生まれていきます。


③先入観を捨てる


興味のある分野には詳しいが
それ以外の分野に全く関心を持たない人は少なくありません。

自分だけの世界に閉じこもっていると視野も人間関係も狭くなります。

それでは、共同体感覚は持ちにくくなります。
社会人なら、毎日の情報チェックは当たり前です。

加えて、話題の映画、テレビ番組、本なども
一通りインプットし、世の中の風潮を感じる必要があります。

広く社会に関心を持ち続けること
単に雑談の話題に困らなくなるだけでなく心を若く柔軟に保つことにも繋がります。


まとめ

・悪い成績の正当化ではなく、それを良くしようと考え直すことが必要
・今すべきことにコツコツと努力し、未来の成果につなげる
・ありのままの自分を受け入れ、自分の尺度で考える
・共同体に対して当事者意識を持ち、何らかの貢献をする
・広く社会に関心を持ち続けることは、単に雑談の話題に困らなくなるだけでなく、心を若く柔軟に保つことにも繋がる





人生は変えられる!



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