劣等感は最大の武器になる!アドラー心理学に学ぶ「ダメな自分」の変え方

2021/05/23

心のスキルアップ

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アドラーの個人心理学に基づき、駄目な自分と決別しよう



この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで

「ダメな自分」と決別する!アドラー心理学から学ぶ劣等感の克服法


「どうせ自分はダメだ…」

そう感じてしまう時、私たちは無意識のうちに、劣等感を言い訳にしてしまいます。しかし、この劣等感は、人生を好転させるための最強のエネルギーになり得ます。ここでは、アドラー心理学の考え方を参考に、劣等感を乗り越え、自分らしい人生を歩むための3つのステップを紹介します。



1. 劣等感は「向上心」の燃料に変えられる


仕事で成績が振るわない時、私たちはつい「上司が悪い」「才能がない」と原因を他者や環境に求めがちです。しかし、それでは何も解決しません。

大切なのは、「この状況をどう良くするか?」と考え直すことです。

  • 優秀な同僚のやり方を見習う
  • 上司に積極的に相談してみる
  • 配置転換や転職を検討する

このように、劣等感を向上心に変えることで、行動が変わります。何らかの手応えを掴めば、劣等感は次第に薄れ、やがて自信へと変わっていくでしょう。



2. 「今」を生きる覚悟を持つ


「どうせ自分は…」という劣等感の根源には、過去の失敗や他人の評価に縛られる心が隠れています。

  • 過去に生きる人: 「もしあの時…」「学歴がないから…」と、過ぎ去った事実に心を留め、今の時間を無駄にします。
  • 他人に生きる人: 「人からどう見られるか」を気にして、本来の自分ではない姿を演じ、ありのままの自分を受け入れられません。

禅語に「而今(にこん)」という言葉があります。これは「この今を、何よりも大切に生きなければならない」という意味です。他人の評価ではなく、「今、自分に何ができるか」に焦点を当て、地道な努力を続けることで、必ず未来の成果につながります。



3. 「居場所」を見つける共同体感覚


アドラー心理学において、人間が最も幸せを感じるのは、共同体の中で「自分の居場所がある」と実感できた時です。

家庭に次ぐ身近な共同体である職場で「自分の居場所」を築くには、「貢献する意識」が不可欠です。まずは仲間を信頼し、自分のできることでチームに貢献しましょう。


共同体感覚を広げるためのヒント


自分の興味のある分野に閉じこもらず、幅広い分野にアンテナを張りましょう。ニュースや話題の本、映画など、世の中の風潮を知ることは、単なる雑談のネタにとどまりません。

広く社会に関心を持つことで、視野が広がり、人との接点が生まれます。そうすることで、心も柔軟になり、様々な共同体で「自分の居場所」を見つけられるようになるのです。


関連記事:仕事がうまくいかない時はどうする?


劣等感の原因が、仕事の悩みにあると感じていませんか?

もしあなたが仕事のストレスや落ち込みに直面しているなら、「仕事がうまくいかない時はどうする?悩み、落ち込み、ストレスを心理学で解決!」の記事が役立ちます。劣等感の克服に加え、仕事の悩みを解決する具体的なヒントを得て、前向きな気持ちを取り戻しましょう。

詳しくはこちらから

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