お金だけでは幸せになれない?年収1000万超えでも満たされない理由と3つのヒント

2020/06/23

心のスキルアップ

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本当の幸せの掴み方



この記事を書いた人
桑田かつみ 専務取締役

1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで


お金だけでは幸せになれない?本当の幸せを見つけるための3つのヒント

「お金があればもっと幸せなのに…」

そう考えたことはありませんか?

多くの人が、収入が増えれば人生は豊かになると信じています。しかし、2015年にノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートン教授の研究によると、年収が約8万ドル(約1,000万円)を超えると、収入と幸福度の相関関係は薄れるというデータがあります。

つまり、お金は幸せの重要な要素の一つではありますが、それがすべてではないのです。では、私たちは何を目指すべきなのでしょうか?


1. 肩書や地位より「自己実現」を追い求める

良い学校や大企業に入れば幸せになれる、という時代は終わりました。他人からの評価や肩書、収入の多さにこだわるほど、本当の幸せは遠ざかっていきます。

大切なのは、自分の能力を磨き、本当にやりたいことを見つけ、それを実現する強い思いを持つことです。自己実現に向かって努力する過程こそが、何よりも充実感を与えてくれます。

2. 今この瞬間を大切にする

「〇〇ができたら幸せ」「ベンツを買ったら幸せ」といった、未来の状況に幸せを託す生き方では、いつまでたっても満たされません。

幸せは、未来に訪れるものではなく、「今この瞬間」に感じるものです。目の前の事実に心を注ぎ、自分の仕事や役割を果たすことに喜びを見出しましょう。日々の中に小さな幸せを見つけることで、人生全体が豊かになっていきます。


人生の最後に後悔しないための3つの行動

実際に人生の最期を迎える人々が、若い世代に残したアドバイスは、本当の幸せのヒントを与えてくれます。

  1. 友人や家族との時間を大切にする
    最期に周りを見渡すと、会社の同僚はほとんどいません。あなたのことを心から気にかけてくれるのは、かけがえのない友人や家族です。彼らとの時間を最優先にすることで、心豊かな人生を築けます。

  2. 夢を先延ばしにしない
    「いつか海外に行きたい」「いつか挑戦したい」と考えている夢があるなら、今すぐ行動に移しましょう。人生の最後に「あの時やっておけばよかった」と後悔しないために、一歩踏み出す勇気が大切です。

  3. 他人を助けることに喜びを見出す
    自分自身の誇りは、肩書や収入ではなく、誰かの役に立ち、貢献できた経験にあります。仕事を通じて「ありがとう」という感謝の言葉を集めることこそ、最も大きな幸せであり、人生の成功と言えるでしょう。

まとめ:最高の人生は「感謝」の数で決まる

夢を持ち、それに向かって一歩ずつ進むプロセスで、あなたの仕事は誰かの役に立ち、多くの「ありがとう」が集まります。

他者に貢献することで自分自身が成長し、それが幸せにつながる。

これこそが、お金や地位に左右されない、最も価値ある生き方であり、真の人生の成功なのです。

人生に光を見出すためのヒント:苦しみから目をそらさない勇気

人生の充実とは、常に光の中にいることではありません。むしろ、目の前の苦しい現実という影を直視する勇気、そしてそれを乗り越えようと一歩ずつ進んでいく過程にこそ、本当の光は宿ります。


目の前の現実に集中する

私たちは、遠くの理想の光ばかりを追い求めがちですが、本当に大切なのは「今、ここ」に心を注ぐことです。

  • 無我夢中で取り組む喜び

    スポーツや趣味、仕事など、何かに夢中になっているとき、時間の経過を忘れてしまうような経験はありませんか?その無心な状態こそが、人生の充実感を生み出します。

  • 体を動かす爽快感

    散歩やスポーツなど、体を動かすことで得られる爽快感や達成感は、紛れもない幸福です。日々の小さな行動が、心を晴れやかにしてくれます。

幸福とは、特別な場所にたどり着くことではなく、目の前の事実に心を注ぐ瞬間に生まれるものなのです。


限りある人生をどう生きるか

人生には限りがあります。誰もがいつか死を迎えます。幸せな人生を送っている人も、そうでない人も、この事実は変わりません。だからこそ、「いつか」ではなく「今」を大切に生きることが重要です。


仕事の情熱を取り戻すには?「働く意味」を見つめ直すヒント

仕事を通じて幸せの好循環を起こそう

人生の多くの時間を費やす仕事。週明けの朝、気持ちが沈んでしまうのは辛いものです。かつて抱いていた仕事への情熱や希望は、日々の現実とのギャップの中で失われがちです。しかし、その原因を会社や上司のせいにするだけでは、何も変わりません。


働く情熱は「自分の中」から生まれる

情熱を失ったと感じているなら、まずは以下のことを試してみましょう。

  • 入社当時の気持ちを思い出す

    なぜその仕事を選びましたか? 初心に戻ることで、仕事に対する見方や姿勢を変えるきっかけになります。

  • 情熱的な人のそばで働く

    周囲にいるモチベーションの高い人から刺激を受けることは、自身の情熱を再燃させる手助けになります。

それでも変化を感じられない場合は、思い切って環境を変えることも一つの選択肢です。


お金だけを追い求める働き方の罠

仕事をお金を稼ぐための「手段」と割り切る考え方は、最終的に不幸せにつながることがあります。なぜなら、お金は単なる成果の対価であり、情熱を持たずに働くことは、人生の大半の時間を無駄にしていることと同じだからです。

もし大金を手にしたとしても、多くの人は「自分の本当の幸せとは何か?」を自問するようになります。その時、お金が最終目的ではなく、幸福になるための「道具」に過ぎないことに気づくでしょう。


幸せな働き方を生む「善の循環」とは?

本当の幸福は、自分のためだけでなく、他者の幸せに貢献することから生まれます。

働く目的はお金ではなく、自分も他者も幸せにすることです。お客様や社会のために働くことで、以下のような「善の循環」が生まれます。

  1. 他者への貢献: お客様や社会のために働く。
  2. 自己成長: 感謝や評価を得ることで、自身のスキルや能力が向上する。
  3. より良い機会の獲得: 評価が高まり、チャンスや収入が増える。
  4. 幸福の循環: より多くの人に良い影響を与え、心にも余裕が生まれる。

脳科学でも、人が最高の幸福を感じるのは「他者が喜ぶ姿を見た時」であることが証明されています。あなたが仕事を通じて、誰にどのように貢献しているのか、改めて考えてみてください。その答えは、きっとあなたに笑顔と新たなモチベーションをもたらすはずです。

「世の中のために、これを成す」という信念こそが、仕事の情熱を保ち続ける最高の原動力となるでしょう。

働き方の新常識:なぜ今「内面的キャリア」が重要なのか?

リモートワークの普及やビジネスモデルの変化によって、私たちの働き方は大きな転換期を迎えています。これは、個人のキャリアを見つめ直す絶好の機会です。

これまでのキャリアは「高学歴で大企業に就職し、出世する」といった外面的キャリアが重視されてきました。しかし、今は自分自身のやりがいや生きがいを追求する内面的キャリアが、幸福度を高める鍵として注目されています。


固定観念から抜け出し、本当の自分を見つける

これまでの「正解」を一度手放し、自分だけの幸せの形を追求する時代が到来しました。とはいえ、多くの時間を会社に捧げてきた人にとって、自分が本当に何を望んでいるのか、何を選択すべきかわからないのが現実かもしれません。

その第一歩として、まずは自分自身がどのような固定観念にとらわれているのかを自覚しましょう。

多様な価値観に触れる

自分とは異なる考え方を持つ人と積極的にコミュニケーションを取ることで、自分の思い込みを客観的に捉えることができます。このプロセスを通じて、あなたが本当に望む「理想の自分」を見つけることができるはずです。


変化の時代を生き抜くキャリア戦略

外面的キャリアは時代の波に左右されることがありますが、内面的キャリアは自分の努力次第でいくらでも豊かにできます。

内面的キャリアを充実させることで、幸せの好循環を生み出しましょう。

激動の時代だからこそ、内面的な成長に焦点を当てることが、変化に強いキャリアと、真の幸福を手に入れるための鍵となります。

自分らしい働き方を見つけ、仕事の壁を乗り越えたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。

仕事の壁を乗り越える教科書|働き方、マインド、キャリアを最適化する11の法則


孤独を楽しめる人、苦しむ人の違いとは?不安を乗り越える心の持ち方

孤独から抜け出し幸せな人生を掴む方法

多くの人が「孤独」を恐れます。孤独死や寂しさといったネガティブなイメージが強いからです。しかし、孤独に苦しむ人と、それを楽しめる人との間には、ある決定的な違いがあります。それは、心の持ち方、特に不安に対する捉え方です。


孤独は「所有物」では埋められない

お金や家族、友人といった多くのものを所有していても、「これだけでは足りないのではないか」「もし失ったらどうしよう」と不安に苛まれる人は少なくありません。一方で、何も持たないように見えても、人生を心から楽しんでいる人もいます。このことからわかるように、孤独をどう感じるかは、外部の条件ではなく、自分自身の内面によって決まるのです。


なぜ「孤独を楽しめる」ことが大切なのか?

そもそも、人間は根本的に孤独な存在です。どれだけ親しい人と一緒にいても、自分の心のすべてを理解してもらうことはできません。孤独から逃れようとすることは、終わりなき戦いです。

むしろ、孤独をそのまま受け入れることで、新たな可能性が見えてきます。孤独の最大の利点は「自由」です。

  • 人間関係のしがらみから解放される
  • 自分の好きなことに没頭できる
  • 誰にも邪魔されずに心からリラックスできる

休日に家族が出払った時、「やった!自分の時間だ!」と嬉しくなった経験はありませんか?その高揚感こそが、孤独がもたらすポジティブな側面です。


孤独を楽しみ、人生を豊かにする3つのステップ

孤独を味方につけ、人生を充実させるためには、以下のようなステップを踏むことが大切です。

  1. 「一人でも大丈夫」という自立心を持つ

    家族やパートナーに依存せず、「自分は一人でも生きていける」という自信を持つことが、心の安定につながります。これは孤独を恐れる気持ちを和らげ、より健全な関係性を築く上でも不可欠です。

  2. 仕事以外の「自分の世界観」を持つ

    第二の人生が訪れた時、仕事がなくなったことによる孤独感に襲われる人は少なくありません。趣味やボランティア、学習など、仕事とは別の場所で熱中できる目標を持つことで、人生に張り合いが生まれ、孤独を感じる隙がなくなります。

  3. 家族との「自立した関係」を築く

    いずれはどちらかが一人になる時が来るかもしれません。健康なうちから、それぞれが自分の居場所を持ち、自立した付き合い方を意識することで、将来の孤独の苦しみを避ける準備ができます。

孤独をネガティブに捉えるのではなく、自分自身を深く見つめ、自由に生きるための時間だと捉え直すことで、人生はより豊かになります。

より具体的に不安を解消し、心を軽くするための方法を知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

不安解消から自信構築まで:心が軽くなるプラス思考の習慣と乗り越え方


運動が人生を変える科学的理由:心と脳を鍛える習慣

運動は人を幸せにする


運動の効果は、健康やダイエットだけではありません。スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガル氏の研究は、運動が最高の人生を送るために必要なすべてをもたらす可能性を示唆しています。

なぜ体を動かすことが私たちを幸せにするのか、その科学的なメカニズムと、運動を継続するための具体的な方法についてご紹介します。


運動が脳と心に与える驚きの効果

運動は、私たちが困難を乗り越え、他者とつながるための本能的な力を呼び覚まします。その背景には、脳内で分泌されるさまざまな化学物質が関係しています。

  • 幸福ホルモンと集中力の向上

    運動を始めると、気分の高揚をもたらすドーパミンやアドレナリンが分泌され、楽観的になったり、集中力が高まったりする効果が期待できます。さらに、20分以上運動を続けることで、エンドルフィンや内因性カンナビノイドといった幸福ホルモンが分泌され、より深い高揚感を感じられます。

  • ストレスへの耐性強化

    筋肉を使った運動で生成される乳酸は、単なる疲労物質ではありません。脳に到達することで、不安を減らし、回復力を高める効果があることが分かっています。定期的な運動は、筋肉だけでなく脳の構造も物理的に変化させ、ストレスに強い心を作り上げます。

ウォーキング、筋トレ、ヨガ、ダンス、サイクリングなど、心拍数が少し上がる程度の運動なら、どんなものでもこれらの効果が期待できます。


運動を楽しく続けるための2つの方法

運動の効果を最大限に引き出すには、何よりも継続が大切です。飽きやすいという方でも実践できる、効果的な方法を2つご紹介します。

  • 音楽を聴きながら運動する

    音楽には、体を動かしたくなる本能的な衝動「グルーヴ」を呼び起こす効果があります。脳科学の研究でも、音楽を聴くことで脳の運動系が活性化することが証明されています。好きな音楽のリズムに合わせて体を動かせば、運動がより楽しくなり、継続しやすくなります。

  • 自然の中で運動する

    「グリーンエクササイズ」とも呼ばれる、自然の中で体を動かす方法は、瞑想に似た効果があります。緑に囲まれて運動することで、ストレスや不安が軽減され、心が「今、この瞬間」に集中するマインドフルネスの状態に自然と導かれます。また、行き詰まった問題の解決策がふと思い浮かぶなど、思考をクリアにする効果も期待できます。

現代社会では、多くの人がストレスや不安に悩まされ、脳が疲れています。だからこそ、日々の生活に運動を取り入れることが、心身の健康とより豊かな人生につながるのです。

さあ、あなたも今日から、自分に合った運動を始めてみませんか?


この記事の内容は、スタンフォード大学の心理学者ケリー・マクゴニガル氏の著書『スタンフォード式人生を変える運動の科学』から一部抜粋しています。運動がもたらす素晴らしい効果について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ書籍をチェックしてみてください。

幸せな関係を築く鍵:本当の「愛する」とは?

人を愛するということ


「愛する」ことの本質は、自分の幸せを一旦置いて、相手の幸せを心から願うことにあります。それは、相手のやりたいことを応援し、見守るという深い思いやりから生まれます。


「自分のため」の愛から抜け出す

「愛している」と思っていても、その裏に「相手を独占したい」「自分にとって都合よく動いてほしい」という気持ちが隠れていることはありませんか?これは誰しもが持つ感情ですが、この考え方では真の愛情を育むことはできません。

相手のために愛そうとすれば、自然と相手の考えや気持ち、置かれている状況や立場を尊重できるようになります。


真の愛情がもたらす「良い循環」

本当の意味で相手を愛するなら、「どうすればその人がもっと輝くだろうか」「どうしたら相手はもっと成長できるだろうか」という視点を持つことが大切です。

「自分が何を得られるか」ではなく、「相手のために何ができるか」という視点を忘れないでください。この視点が、あなた自身の周りに良いエネルギーを引き寄せ、人として尊重される本当の幸せをもたらします。

自分を犠牲にするのではなく、相手の幸福を願うことで、結果的に自分も満たされる。これが、愛がもたらす最も素晴らしい「良い循環」です。


幸せな人生を送る鍵:「先義後利」という教え

『義』を優先する生き方を


中国の古典『孟子』に登場する「先義後利」という言葉をご存知でしょうか。これは、「義を先んじ、利を後にする」という意味で、人生や仕事において何を優先すべきかを示しています。


「先義後利」とは何か?

  • 義(ぎ):人として当然守るべき道義、原則、社会に対する貢献。
  • 利(り):目先の利益や私利私欲。

かつて、この教えは国を治める上での原則とされてきました。経済が激変し、「お金=幸福」という価値観が揺らぎ始めた現代において、この「先義後利」の考え方は、私たちの生き方を考える上で再び注目されています。


なぜ「義」を優先すべきなのか

私たちは日々の生活や仕事の中で、「義」と「利」のどちらを優先するか迷うことがあります。そんな時、「義」を優先する選択こそが、長い目で見たときに私たちを幸せに導きます。

目先の損得で行動すると、一見得をしたように感じても、長期的に見れば良い結果にはつながりません。むしろ、「自分は損をしているかもしれない」と感じるくらいの時こそ、人生は正しい方向へ進んでいることが多いものです。

損得勘定ではなく、人としての正しい道を優先すること。この考え方が、結果としてあなたに真の豊かさをもたらすでしょう。


自己紹介

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平社員で入社して9年で取締役まで登り詰めた経験から、激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報を様々な話題から発信中!                      問い合わせいただく、記事転載希望のご質問ですが、リンク、転載元を明記していただければ、全記事、転載自由です。

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