相手から本音を引き出す方法は? 覚えておきたい会話質問テクニック

2021年9月18日

コミュニケーション術

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相手から本音を引き出すための会話テクニック


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相手から本音を引き出す大切な会話ポイント


話が上手な人が

相手から良い話を引き出せるとは限りません。


それでは、

どうすれば相手から本音を引き出せるのか、

ですが、

『あなたの話を聞きたかった』

という気持ちを、伝えられれば、相手は口を開きます。


そのためには、


『あなたは私のことをよく分かっている』


という質問をすることが大切です。


『私はあなたのことをこんなに興味があるんです』


ということを印象づけられれば、

緊張して不安を持っている相手も

心を許して口を開いてくれます。


仕事の場面であれば、

話を聞く相手のことを可能な限り

関係者に聞いたり、

ホームページなどで下調べするのは最低限のマナーです。


相手の本音を引き出すためには、徹底した準備が必要です。



実際に相手に会った際には、

相手が話しやすい状況や話題を用意して、

答えやすい質問から入ることで、

相手の口を滑らかにする上で有効です。


話をしていくうちに、

相手の緊張もほぐれ、場が温まってきます。


立場や取引関係で自分が優位な場合には、

相手と同じ目線になるように配慮することが必要です。


高圧的な態度だと得たい情報は出てこないため、

話しやすい雰囲気を作って、

その配慮を相手に悟らせないようにしましょう。



話し方としては、

大きめの声で、ゆっくりと話し、

語尾まではっきりと発音したほうが信頼感が増します。


高い声や早口で話すのは、

初対面では信用されにくいですので、注意が必要です。


たとえ面会時間が短い場合でも、

限られた時間で聞けることを聞けば良いと

割り切って、急がずに話すように心がけましょう。


また、

できるだけよく笑うようにすることも

相手が話しやすい雰囲気作りとして有効です。


特に、相手が笑わせようとして

発信した会話では、笑うようにしましょう。


ただし、

会話を盛り上げる上で第三者の悪口を言うのは

相手に信用されなくなるため、厳禁です。


信用できない人に

本音を漏らす人はまずいません。


明るく楽しい話題をすることを心がけましょう。



会話の中での沈黙が苦手という人も

少なくないですが、決して恐れる必要はありません。


質問の後に、

少しでも間があると、耐え切れずに

言葉を継ぎ足してしまう人もいますが、

相手は一生懸命考えていることが多いです。


余計な口を挟むことで、

相手は話すことを止めてしまうので

多少の沈黙は落ち着いて待つことも必要です。


最後に、

世の中には、どうしても相性が悪いという人はいます。


苦手意識の強い人から、

重要な話を引き出すのは現実的に難しいです。


無理に言葉を引き出そうとしても

逆効果の場合が多いです。


苦手な相手に話を聞く場合は、

上司や同僚を連れていったり、

相性の良い人に担当を代わってもらうのも1つの手です。


部下の話を上手に掘り下げる5つの質問法

部下の話を上手に掘り下げる5つの質問法

コミュニケーションにおいて、

5つの質問法を使って質問を投げかけることで、

人間関係の構築に役立てていくことができます。


①話を掘り下げる時に使う質問


例:

『それはどうゆうことですか?』

『それはどうしてですか?』


ポイントは、

部下がしゃべっていることを邪魔をしないことです。


邪魔をしない程度に言葉をかけながら、

話を引き出して掘り下げていく、基本的な質問方法です。


②部下が情報や気持ちを整理することをサポートする質問


例:

『これはこうゆうことですか?』

『この時、こういう事があったので、こうしたんだね』


ポイントは、

部下が使った言葉を出来るだけそのまま使うことです。


部下の話を勝手に解釈して、

『あなたの言っていることはこうゆうことですね』

という押しつけ発言はNGです。


③新たな気づきや発見のきっかけを与える質問


例:

『どうしてその時、そうしたの?』


この質問を行うことで、

自分では当たり前だと思っていたことが、

部下から見るとそうでなかった

ということに気が付くことがあります。


このように、違う視点を入れることで、

新しい気づきを得たり、

視点を切り替えるきっかけにすることができます。


④強化質問


例:

『どうしてそうすることができたの?』

『どうしてそう思うようになったの?』


部下の気持ちが良い方向に変わろうとしている時や、

新たな決意や決心が生まれようとしている時に、

背中をそっと押してあげる質問です。


部下の中に起こっている変化を捉えた上で、

どうして変化できたのかを質問して、

部下に語ってもらうことで、

その変化が強化されていくことを促していきます。


⑤視点や角度を切り替える質問


例:

『それ以外で何か感じていることはある?』

『他に言っておきたいことはある?』

『それ以外で困っていることはある?』


視点の切り替えという点では、

③の質問方法と被る部分もありますが、

アプローチ方法が異なります。


1つのテーマについて話をしていると、

そのテーマにとらわれがちなため、

この質問をすることで、

他のことにも意識を向けてもらうことができます。


単純な質問ですが、この質問を行うことで、

重要な問題や事実が出てくることが多いため、

非常に重要な質問です。


人は、言おうか言うまいか

迷っている段階だと、口に出さないことが多く、

話しやすいことを話す傾向にあります。


しかし、

それらを一旦聞いてもらった上で、


『それ以外に何かある?』


と促されると、

言おうか言うまいか迷っていたことも、

言ってしまおう。という気持ちに変化します。


この質問を行って、

部下の新たな発見や気づきを生み出す

きっかけにしていきましょう。


まとめ


部下に寄り添う質問で、

最も大切なことは、


  • 余計なことは言わないこと
  • こちらの考えを押し付けないこと


そして、

その人が思っていることや言おうとしていることを

そのまま受け止めて、

部下の鏡になってあげることが一番大切です。


そうすることで、

部下は、自分の姿がよく見えるようになり、

落ち着いて、自分を取り戻しやすくなります。

結果、部下からの信頼も得やすくなります。


仕事で信頼関係を築くために大切なこととは?職場での信頼関係構築のコツを徹底解説


逆にまずい質問の仕方は、

話を聞いているつもりで

部下へ意見を押しつけているだけ。というやり方です。


誰も求めていない助言や

持論を勝手にまくし立てるようなことをすると、


部下から、

『この人に相談して失敗した』

と思われてしまいます。


『あなたはこうしたほうが良い』

と外から押し付けられたものは、

余計迷いが深まる原因になってしまうこともあります。


理想的な質問ができれば、

部下の中から、結論が出てくるものです。


部下自身の中から

見失っていたものを見出すのを待つことが、

一見遠回りに見えても、結果、最善の解決策になります。


初対面の人を気遣う5つのポイント

初対面の人を気遣う5つのポイント



①場の空気をほぐそう


初対面で相手が緊張している時は、

ぎこちない空気をほぐすために、

自分から恥ずかし気に笑顔を作って


『初対面って緊張しますよね』


と先に声をかけてしまいましょう。


先に声掛けしてしまうことで、

相手側も


『緊張しているのは自分だけじゃないんだ』


と思って、ほっとし、

場も和みやすくなっていきます。


②相手を認め、尊重しよう


会話中の相手への気遣いでは、

相手への関心を示すことが大切です。


関心を示す最も簡単な方法は、


『●●さんの出身はどちらですか?』

『●●さんはどう思いますか?』


などと、

相手の名前を会話の中に織り交ぜる方法です。


それだけで、

自然と心の距離を縮ませていくことができます。


③話しやすい話題を振ろう


雑談で場を和ませたい時は、

相手の趣味や得意分野の話を振るようにしましょう。

ほぼ確実に会話が弾みます。


営業成績を上げる方法は?トップ営業マンのお客さんを惹きつける雑談術&裏ワザテクニックを身に付けよう!


今は実名でファイスブックなどの

SNSをやっている方もいますので、

事前に分かる範囲で

相手の情報を仕入れておくのがポイントです。


④相手を質問で疲れさせないようにしよう


もっと話を聞きたいと思っても、

質問攻めにしてはいけません。


一方的な質問は相手を疲れさせてしまいます。


自分の話題も適度に挟みつつ、

相手との共通点を探しながら、

会話を進めていくようにしましょう。


⑤話しやすい質問をしよう


年上や役職が上の目上の人に対しては、

質問から会話を始めるとスムーズに話が進みます。


特にアドバイスを求める質問は、

喜んで答えてくれることが多いです。


もっと聞きたい。という態度を示して

話を聞くようにしましょう。


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