✍️ この記事の著者情報

【自己成長戦略の専門家】
桑田かつみ
💼 経歴・肩書き:
🔹専務取締役(役員)
🔹1970年生まれ
🚀 実績と提供価値:
🔹平社員から9年で役員に至った実体験に基づいた、再現性の高いリーダーシップ、仕事術、メンタル強化の「自己成長戦略」を共有。
🔹成功論 / リーダー論 / 心のスキルアップ / コミュニケーション術を専門。
🔹Xフォロワー3,000人突破!
【役員直伝】30代40代が評価を落とす「残念な敬語」13選|信頼を掴む品格と言い換え術
あなたは、日頃何気なく使っている言葉遣いで、知らず知らずのうちに評価を下層させているかもしれません。私は取締役として数多くの部下を見てきましたが、「仕事のスキルは高いのに、言葉一つで損をしている人」があまりにも多いことに危機感を覚えています。
30代・40代になれば、正しい敬語は単なるマナーではなく、あなたの「品格」と「知性」を証明する最強の武器です。逆に言えば、ここで躓いていると「現場止まりの人」というレッテルを貼られかねません。
平社員から役員へ登り詰める過程で私が目撃した、「出世する人が絶対に間違えない敬語」と「信頼を失うNGフレーズ」を、13のシーン別にご紹介します。
1. 仕事を依頼された時の「承認」
🆖 了解です / 了解しました
「了解」は、同等か目下の人に使う言葉です。上司に使うと「わかってやればいいんだろ」という傲慢な響きに取られるリスクがあります。
🆗 承知いたしました / かしこまりました
「承知いたしました」と言われると、単に内容を理解しただけでなく、その仕事の責任まで引き受けたという「覚悟」が伝わります。この一言の差が、次の大きなプロジェクトを誰に任せるかの判断基準になります。
2. 仕事の依頼を断る時の「戦略的交渉」
🆖 ちょっと無理です / 他の人に頼んでもらえませんか
🆗 「別件で急ぎの仕事を抱えているのですが、優先順位を調整した上で、いつまでにご提出しましょうか?」
【実体験】役員は部下の詳細なスケジュールをすべて把握しているわけではありません。感情的に拒否するのではなく、「あなたの意向を尊重したいが、現状のタスクとどう両立すべきか」と上司に判断(マネジメント)を委ねる姿勢を見せましょう。これができる人は「管理職候補」として一目置かれます。
3. 先に帰宅する時の「謙虚な挨拶」
🆖 ご苦労様です / 頑張ってください
🆗 お先に失礼いたします / お疲れ様です
「ご苦労様」は上から目線の言葉です。たとえ親しい上司でも、ビジネスの場では「お先に失礼いたします」が最も品格を感じさせます。
4. 上司へ第三者の言葉を伝える「伝言の技術」
🆖 部長が「すぐに来てくれ」と言っていました
🆗 部長が「お呼びです」 / 部長が「すぐにお越しいただきたいそうです」
上司の言葉をそのまま「オウム返し」にするのは、知性を疑われます。情報を一度自分の中で咀嚼し、敬語に変換して届ける。このひと手間が「仕事の丁寧さ」として評価されます。
5. 相手の能力や理解を確認する「配慮」
🆖 わかりましたでしょうか? / 課長は英語ができますか?
🆗 ご質問はありますか? / 課長は英語をお話しになりますか?
「わかりましたか?」は相手の理解力を測る不遜な言い方です。「私の説明に不足はありませんでしたか?」というニュアンスを込めた問いかけを選びましょう。
6. 上司の意向をスマートに尋ねる
🆖 課長はどうしたいんですか?
🆗 課長はどうすればよいとお考えですか?
「どうしたいか」は私情を問う言葉です。ビジネスシーンでは、相手の「見解」や「戦略的判断」を仰ぐ形にするのが正解です。
7. 助言に対する「感謝の重み」
🆖 お話は参考になりました
🆗 お時間をいただきありがとうございます。貴重なアドバイスのおかげで、視野が広がりました。
「参考にする」は、採用するかどうかはこちらが決める、というニュアンスを含みます。目上の相手には「視座が高まった」「感銘を受けた」という表現を使うことで、相手の自己重要感を満たし、より深い関係を築けます。
8. 相手の成果を称える「賞賛の言葉」
🆖 お上手ですね / なかなか良かったですね
🆗 素晴らしいなと思いました / 感銘を受けました
「お上手」は評価者(上から目線)の言葉です。自分の心がどう動かされたか(主観)を伝える方が、嫌味なく相手の懐に入れます。
9. 異動先での「決意表明」
🆖 どこまでできるかわかりませんが / 自信はありませんが
🆗 一日も早く仕事を覚えるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします
30代・40代に期待されているのは「過度な謙虚さ」ではなく「当事者意識」です。予防線を張らず、前向きな姿勢を堂々と示しましょう。
10. 意見が対立した時の「大人の交渉」
🆖 そうは思いません / その考えは違うんじゃないですか?
🆗 私の考えとは違いますが、そのご意見もごもっともだと思います
一度相手の意見を肯定(クッション)してから、「その一方で…」と私見を述べる。これが議論を建設的に進めるリーダーの対話術です。
11. 無神経な発言をされた時の「いなし方」
🆖 そんな言い方はないでしょう / それは、私が〇〇ということですか?
🆗 そのご意見について、改めて精査させていただきます
感情に感情で返した瞬間、あなたの負けです。「一度持ち帰る」というポーズで場を制し、冷静さを保つことがあなたの評価を守ります。
12. 失言を秒速でカバーする「誠実さ」
🆖 いや、そういう意味で言ったのではないんです
🆗 余計なことを申しました。配慮に欠けており、申し訳ありません
言い訳は事態を悪化させます。非を認めて素直に謝罪できる潔さこそ、信頼されるリーダーの条件です。
13. 周囲の悪口をたしなめる「品格」
🆖 悪口はやめましょう / よくそんなひどいことが言えますね
🆗 〇〇さんの発言を誤解する人がいるかもしれません。あなたのような優秀な方に、そんな言い方は似合いませんよ。
「正論」で叩くのではなく、「あなたの価値が下がるのがもったいない」という好意をベースに指摘する。これが人を動かす高度なコミュニケーションです。
まとめ:言葉遣いはあなたの「市場価値」を映す鏡
これらの言い換えは小さなことかもしれません。しかし、その一言の積み重ねが「信頼」という巨大な資産になります。30代・40代というキャリアの分岐点にいる今、言葉を磨き、誰からも一目置かれる存在を目指しましょう。
💡【次の戦略】「評価」を支配する技術
本記事で「言葉遣い」を整えた次に、あなたが取り組むべきは「周囲からの見られ方」を戦略的にコントロールすることです。
実は、役員が部下を評価する際、敬語と同じくらい注視しているのが「裏のマナー」です。立ち振る舞い一つで、あなたの信頼と市場価値は劇的に変わります。
- ✅ 評価の裏原則:正当に評価されない「損」を即座に解消する技術
- ✅ 戦略的印象操作:一目置かれるための「役員チェック項目」14選
【役員直伝】社外で信頼を失う「残念な言い回し」9選|30代40代が身につけるべき品格と敬語術
社内で通用している言葉遣いが、社外でも通用するとは限りません。私は取締役として数多くの商談や会合に立ち会ってきましたが、「社内では優秀なのに、社外に出ると言葉一つで頼りなく見える人」を何度も見てきました。
ビジネスの現場では、ほんの少しの言葉選びが、あなたの評価、そして会社の信頼性を大きく左右します。30代・40代のリーダー層であれば、社外の相手に「この人と仕事がしたい」と思わせる圧倒的な品格が必要です。
ここでは、社外で勘違いしやすい日本語と、相手の懐に深く入り込むための正しい言い換え術を、私の実体験に基づき9つご紹介します。
1. 名刺を切らしてしまった時の「誠実さ」
🆖 申し訳ありません、名刺を切らしていまして…
語尾を濁すと、準備不足で頼りない印象を与えてしまいます。特に初めての顔合わせでこれは致命的なミスになりかねません。
🆗 申し訳ございません。あいにく名刺を切らしておりまして、後ほど郵送(またはメール)させていただきます。〇〇株式会社の〇〇と申します。
ミスをした時こそ、その後の立ち振る舞いであなたの「リカバリー能力」が見られます。まずは謝罪し、その場で堂々と名乗る。そして「後ほど郵送する」と明確なアクションを提示する。その潔い姿勢が、逆に「誠実なビジネスパーソンだ」という信頼に繋がるのです。
2. 携帯電話が鳴ってしまった時の「配慮」
🆖 ああ、すみません
🆗 お話を伺っていたところでしたのに、大変失礼いたしました。
軽い謝罪は、相手の話を軽視している印象を与えます。大切なのは「あなたの貴重なお時間を止めてしまい申し訳ない」という相手への敬意を言葉に乗せることです。
3. 自社を表現する時の「謙虚さと誇り」
🆖 我が社
「我が社」は社内で使う分には良いですが、社外では傲慢に聞こえるリスクがあります。
🆗 弊社 / 当社
基本は謙譲語の「弊社」です。ただし、役員として対等なパートナーシップを強調したい戦略的な場面では、中立的な「当社」を使い分けることもあります。30代・40代ならこの「戦略的な使い分け」を意識しましょう。
4. 飲み物を勧められた時の「洗練された対応」
🆖 お茶でいいです
「〜でいい」という消極的な選択は、相手のホスピタリティを無下にする響きがあります。
🆗 お気遣いありがとうございます。では、お茶を頂戴いたします。
【実体験】「頂戴いたします」とスッと言える人は、それだけで育ちの良さと仕事の丁寧さを感じさせます。相手の好意を快く受け取ることも、立派なコミュニケーション技術の一つです。
5. 顧客を出迎える時の「プロの距離感」
🆖 暑かったでしょう?悪かったですね、来てもらって
親しげな言葉は、時として「ぞんざいな扱い」と受け取られます。特に社外の方に対しては、親しみの中にも節度が必要です。
🆗 お暑いところ、お越しくださいましてありがとうございます。
相手の状況を慮りつつ、一線を引いた敬語を使う。この「適度な緊張感」が、プロ同士の信頼関係を構築します。
6. 「知らない」を伝える時の「知性」
🆖 (会議のことを)私は存じ上げません
「存じ上げる」は人に対して使う言葉です。物事に対して使うと、知識の浅さを露呈してしまいます。
🆗 (その件は)私は存じません / 存じ上げておりません
正しい謙譲語を使えるかどうか。社外の年配層や役員クラスは、こうした細かい言葉の端々からあなたの知性と教養を判断しています。
7. 提案をやんわり断る「非対立型交渉術」
🆖 それはちょっと… / それは駄目です
🆗 貴重なご提案、ありがとうございます。恐縮ですが、一度持ち帰って検討させていただいてもよろしいでしょうか。
社外との交渉で大切なのは「角を立てずにノーを伝える」こと。まずは感謝を示し、相手の顔を立てつつ、再考のクッションを置く。これが「上から目線にならない話し方」の極意です。
8. 新担当者としての「安心感の提供」
🆖 不慣れでございますが、よろしくお願いいたします
🆗 前任の〇〇からしっかり引き継ぎを受けております。一日も早く御社のお力になれるよう努めてまいります。
「不慣れ」という言葉は、相手に不安を与えます。リーダー層の挨拶なら「引き継ぎは万全である」ことと「貢献する意欲」をセットで伝え、相手を安心させるのがプロの仕事です。
9. 重役・責任者を拝命した時の「品格」
🆖 4月1日から営業部の部長になりました
🆗 このたび、4月1日付で営業部の部長を拝命いたしました。
「拝命」という言葉を使うことで、その役職に対する責任感と、会社への敬意が伝わります。役職は与えられるものではなく、受けるもの。その謙虚なプライドが、社外の相手に強い好印象を残します。
まとめ:社外での評価が、社内の地位を盤石にする
社外の方から「お宅の〇〇さんは素晴らしいね」という声が自社に届く。これほど強力な出世の武器はありません。30代・40代は、会社の顔として外に出る機会が増える時期です。正しい敬語と品格ある振る舞いを身につけ、あなたの市場価値を最大化させていきましょう。
💡【次の戦略】信頼を「利益」に変える
本記事で「社外向けの正しい敬語」をマスターしたあなたなら、すでに取引先から一目置かれる存在への第一歩を踏み出しています。
次なるステップは、その信頼をベースに「顧客の心を動かし、具体的な成果に繋げる技術」です。マナーの先にある戦略を学びましょう。
- ✅ 顧客心理の掌握:成否を分ける「気遣い」の具体例とタイミング
- ✅ 決定打を生む会話力:相手が「あなたに任せたい」と確信する伝え方


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