その会話の言い回し合ってます?ついビジネスで間違えやすい日本語会話フレーズ

2021年9月24日

コミュニケーション術

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ついビジネスで間違えがちな日本語会話フレーズ【社内編】


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ついビジネスで間違えがちな日本語会話フレーズ【社内編】


日頃、当たり前のように口にしている

定番のビジネスフレーズですが、

もしも誤った日本語を使っていたら、

あなたの評価が仕事内容で判断される以前に、

言葉の使い方が理由で

下げられているかもしれません。


間違えがちなフレーズを

誤りと正解例を〇×でわかりやすく

紹介しますので、チェックしてみましょう。


①上司から仕事を頼まれた場面


×『 了解です』

 『了解しました』


〇『承知しました』

 『私でよろしければ、お引き受けします』


仕事場では安易に、了解を使いすぎのため注意が必要です。

目上である上司に対して使う場合は、『承知』が適切な表現です。


②上司から仕事を頼まれたが、引き受けられない場面


×『急ぎの仕事があるので、ちょっと無理です』

 『急ぎの仕事を抱えているので、他の人に頼んでもらえませんか』


〇『別件で急ぎの仕事を抱えているのですが、こちらもお急ぎですよね』

 『明後日の提出でもよろしければお引き受けできますが、いかがでしょうか』


※業務の優先順位の判断、仕事の割り振りは上司の権限です。

そこに口を出すと、上司への印象が悪くなります。

相談、お伺いのスタンスを意識することが大切です。


③上司よりも先に帰宅する場面


×『ご苦労様です』

 『課長は残業ですか。頑張ってください』


〇『お先に失礼させていただきます』

 『明日もよろしくお願いします』


※帰るのは良いですが、配慮ある挨拶があれば印象が良くなります。

『ご苦労様』は目下の人に向かってねぎらう言葉です。


また、『頑張ってください』は余計なお世話で

反感買いますので使わないようにしましょう。


④自分の上司に、さらにその上の上司から招集連絡が入った場面


×『部長がすぐに来てくれ、と言ってました』


〇『部長がお呼びです』

 『部長がすぐに来てもらいたいそうです』


※×フレーズは、自分の上司にも、部長にも敬意がない駄目フレーズです。

肩書の違いがある組織では、

伝言の際の表現力も問われるので、気を付けるようにしましょう。


⑤上司に確認する場面


×『説明は以上です。わかりましたでしょうか』

 『課長は英語できるんですか』


〇『説明は以上です。ご質問はありますか』

 『課長は英語をお話しになりますか』


※目上の上司の能力を試したり、測ったりする言葉は

使わないほうがスマートです。


⑥上司の意思を尋ねる場面


『別のやり方をしたほうが良い』と上司に言われ、


×『課長はどうしたいんですか』

〇『課長はどうすればよいとお考えですか』


上司の意思や願望はストレートに尋ねないのがデキル人です。

奥ゆかしいフレーズは、上品さもアピールできます。


⑦上司の助言に感謝する場面


×『お話は参考になりました』

〇『お時間を割いていただき、ありがとうございました。

貴重なアドバイスのおかげで、視野が広がった気がします。』


※時間を割いてくれたこと。助言してくれたこと。

の両方に言及すると好印象を得られます。


⑧上司を褒める場面


×『お上手ですね』

 『なかなか良かったですね』


〇『凄いなと思いました』

 『改めて感心してしまいました』


お上手ですね。は見下したニュアンスに

とられかねないので使わないようにしましょう。

なかなか、も『予想以上』にという意味を持つので駄目フレーズです。

この場合は、

率直な感想をそのまま伝えることがベストです。


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⑨異動先の部署で、新しい上司に挨拶する場面


×『どこまでできるかわかりませんが』

 『経験がないので自信はありませんが』


〇『1日も早く仕事を覚えるように頑張りますので、よろしくお願いいたします』

 『慣れるまで、何かとご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします』


※×フレーズは、どちらも謙遜したつもりかもしれないが、

積極性がないと取られる恐れがあるため、使わないようにしましょう。

〇フレーズは、定番フレーズですが、臆せず、堂々と言いましょう。


⑩不毛な議論を避ける場面


×『そうは思いません』

 『その考えは違うんじゃないですか』


〇『私の考えとは違いますが、そのご意見ももっともだと思います』

 『立場が違えば、そうゆうご意見も出てくると思います』


※相手を否定すれば、雰囲気が悪くなるのは必至のため、

自己主張しつつも、相手への共感や同意を示して、

肯定的な表現で締めるのがポイントです。


⑪無神経な発言をやり過ごす場面


×『そんな言い方はないでしょう』

 『それは、私が〇〇ということですか』


〇『そのご意見について、これからよく考えてみます』


※抗議したり、詰問したりすると衝突が起こります。

険悪な雰囲気になるのを避けたい場合は、

逆らわずにさらりとかわすのがベストです。


⑫失言をカバーする場面


×『いや、そうゆう意味で言ったんではないんです』

 『そんなつもりではありません』


〇『余計なことを言ってすみません。家族にもよく怒られるんですよ』


※どんなに言い繕っても、相手は納得しません。

事態を収拾するためには、自分の失言を素直に認めて、

和やかな会話に戻すことに専念しましょう。


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⑬その場にいない人の悪口をたしなめる場面


×『悪口はやめましょう』

 『よくそんなひどいことが言えますね』


〇『誤解する人がいるかもしれませんよ』

 『あなたのような人に、そんな言い方は似合いません』


※まともに注意すると反発されますし、

そもそも悪口という自覚がない場合もありますので、

気遣いや好意を込めて、やんわりと指摘するのがベストです。


ついビジネスで間違えがちな日本語会話フレーズ【社外編】


ついビジネスで間違えがちな日本語会話フレーズ【社外編】

ついビジネスで間違えがちな日本語会話フレーズとして、

社内編をご紹介しましたが、今回は社外編です。


間違えがちなフレーズを

誤りと正解例を〇×でわかりやすく

ピックアップしましたので、

チェックしてみましょう。


①初対面の挨拶で、名刺を切らしていることに気づいた場面


× 申し訳ありません。名刺を切らしていまして・・

〇 申し訳ありません。私の名刺は後ほど送らせていただきます。

  ご挨拶だけで失礼します。〇〇株式会社の〇〇と申します。


※切らしていまして・・と語尾を濁すことで、

 落ちた評価はさらに下がります。

 メリハリをつけた言い方で

 真面目さを印象付けて、挽回するようにしましょう。


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②相手とやり取りしている最中に、自分の携帯が鳴った場面


× ああ、すみません

〇 お話を伺っていたところでしたのに、失礼いたしました。


※おっと、うっかりしちゃった。程度の軽いお詫びで

 済ますのは×です。

 起こった出来事への驚きと後悔の気持ちを込めて、

 真剣に謝りましょう。


③他社の人に向かって自分の会社を表現する場面


× 我が社

〇 弊社/小社/当社


※我が社は、自社に誇りを持つニュアンスがあります。

 社外では謙遜の意味がある、弊社、小社を使います。

 当社は中立的な表現ですので、使用場面は限定的です。


④訪問先で飲み物を薦められた場面


× お茶でいいです

〇 どうぞ、お気遣いなくお願いします。

  それでは、お茶をお願いいたします。


※お茶で、の『で』はくせ者です。

 お茶でもいいや。といった消極的な含みを

 持たせてしまいますので、使ってはいけません。


⑤出向いてくれた客を出迎える場面


× 暑かったでしょう?悪かったですね、来てもらって

〇 お暑いところ、お越しくださいまして

  ありがとうございます。

  お呼び立てをいたしまして申し訳ありません。


×は相手をいたわっているつもりかもしれませんが、

 尊大な態度を取られたと思われる可能性があります。

 油断せず、十分な感謝の意を伝えましょう。


⑥『知っている』を丁寧な表現で言う場面


× (会議があることを)私は存じ上げません

〇 (会議があることを)私は存じません


※『存じ上げません』も『存じません』も

 『知りません』の丁寧な表現です。

  前者は人物を、後者は物事を対象にする時に使います。


⑦相手からの提案をやんわりと拒否する場面


× それはちょっと・・・

  それは駄目です

〇 もう一度、お考えいただけませんか


※語尾を濁すと、気弱ではっきりしない人という

 印象を与えてしまいます。

 かといってストレートに拒絶するのは無粋です。

 婉曲的に表現するのがベストです。


⑧新しく担当する客への挨拶の場面


× 不慣れでございますが、よろしくお願いいたします

〇 前任の〇〇から、御社について引継ぎを受けて

  おります。よろしくお願いいたします


※×のフレーズで済ませてしまうと、

 慣れていない点は我慢してください。とも

 受け取れてしまいます。

 相手が抱える不安を解消する表現を、

 力強い口調で伝えましょう。


⑨着任の挨拶の場面


× 4月1日から、営業部の部長になりました

〇 4月1日から、営業部の部長に任ぜられました


※昇進や異動は会社の任命でなされるものであり、

 自然になるものではありません。

 責任を伴うものですので、軽く聞こえるフレーズは

 慎みましょう。


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