1970年生まれ。結婚を機に帰省し、メーカーへ入社。平社員で入社して9年で取締役(平→課長→次長→部長→常務→専務)/激動の時代を生き抜く、人としての器を広げるための情報をXで発信中!/成功論/リーダー論/心のスキルアップ/コミュニケーション術/趣味:ピアノ・筋トレ・サウナ・愛犬ヾ(・ω・*)なでなで
職場で好かれる人になるために
相手を尊重した気遣いができる人です。
仕事で気遣いができる人の特徴は?優秀な人が実践している気遣いの手法を実例で解説!
一見矛盾しているこの2つを同時にできる人が周りから好かれます。
上司などから、かわいがられている人は皆、
その人と一緒にいる時間を心から楽しんでいます。
それでいて、立てるところは立てるといった相手を尊重した絶妙な気遣いも行ってます。
誰かに好かれたいのであれば、相手を怒らせてしまうことを心配するよりも、
相手に楽しんでもらうことを優先しましょう。
そのためには、自分が相手と一緒にいる時間を楽しまなければいけません。
この原則を頭に入れつつ、素の自分をさらけ出すことが必要です。
仕事は
『能力や結果で評価されるべき』
『好き嫌いで判断されるのはおかしい』
という人もいますが、厳しいビジネスの世界では通用しません。
ビジネスの世界では
『この人と一緒に仕事がしたい』と思ってもらえるかどうかが大切です。
好かれる人になるための好印象を残す7つの話し方テクニック
好印象を残し、好かれやすい人は、
印象を決めるシーンで他の人があまりやらないことをしています。
以下の7つのテクニックを是非取り入れてみてください。
相手との別れ際に・・・
× 『ありがとうございました』 と、お礼を伝えて帰る
○ 別れ際に相手の印象に残る一言を加える
ポイント:小さな感動や気遣いを伝える
ビジネスシーンでは、
別れ際に、『ありがとうございました』と言うのは、当たり前です。
好印象を与えるには、印象に残りやすい別れ際の時間に何を言うかが問われます。
例1 取引先で出されたお茶について
『ごちそうさまでした。 とてもおいしかったです』と、おいしさを伝える
※味の感想まで言う人は少ないため印象に残すことができます。
例2 取引先が開催するイベント日程について
『イベントの日は晴れるといいですね』と、天気を気遣う
例3 相手が明日出張すると聞いて
『出張、お気をつけて』と、相手を気遣う
相手が何かをしようとしている時に・・・
×『頑張ってください』 と、エールを送る
○『相手が少し得をする情報』 を、プレゼントする
ポイント:押しつけがましくやらない
さりげないお役立ち情報をプレゼントすると、
相手は『気遣ってくれている』という気持ちになり、あなたに好印象を持ちます。
相手が何かをやろうとしている時、
『頑張ってください』と言うのは当たり前です。
例1 相手の出張先が秋田と知って
『秋田ではきりたんぽが有名ですが、この時期でしたら、ハタハタを使ったしょっつる鍋もおいしいですよ。○○というお店がおススメです!』
と、おススメ情報を教える
例2 相手が今夜泊まるホテルを探していたら
駅周辺のおススメホテルリストを渡す
相手とまた会いたいと思ったら・・・
× 『またお会いしたいですね』と伝える
○ 『またお会いしましょう』とはっきり言い切る
ポイント:可能性が低くても言い切る
イベントで一緒になった人や、ちょっとしたきっかけで知り合った人の中で、
今後もお付き合いしたい人は、言い切る形で伝えましょう。
このように伝えることで、
会える可能性が低くても、絶対に会える気がして、お互いの絆が深まります。
言い切ることは、自分の発言に責任を持つことになりますので、
そういう姿勢に、相手は好感を持ちます。
例1 資格試験を受ける時
何度か落ちていても、『次は絶対に受かります!』と宣言する
例2 結婚相手を探している時
今、誰とも付き合っていなくても、『1年以内に結婚します!』と宣言する
仕事で信頼関係を築くために大切なこととは?職場での信頼関係構築のコツを徹底解説
部下や後輩が仕事で不安を抱えている時に・・・
× 『何か手伝おうか?』と尋ねる
○ 『自信持って。信頼しているから』と伝える
ポイント:理解者であることを伝える
不安な時ほど、誰かの救いの言葉に勇気をもらえます。
ビジネスシーンで相手の心に強く残るのは、
『信頼しているよ』
『任せるよ』といった、信頼を示す言葉です。
部下や後輩が不安を抱えている時は、
自分がよき理解者であることが伝わるように意識して話しましょう。
失敗した部下や後輩には、
手を抜かずに頑張っているのを知っているよ。などと声をかけると良いです。
例1 頑張っている部下や後輩が失敗した時
『よく頑張っている』と伝えたうえで、問題解決に取組む
例2 不慣れな仕事を任せた部下や後輩に
『私が責任を持つから、とにかく最後までやってみて』
と、信じて任せていることを伝える。
勝負どころのプレゼンで・・・
× 好みの香水をつけてプレゼンする
○ 口臭や体臭など消臭対策を徹底する
ポイント:自分が感じるニオイを信じない
口臭や体臭は自分では気づきにくいうえ、
周囲の人も気を使って教えてくれないことが多いです。
香水も同じで、ほのかに香る程度であれば我慢できるかもしれないですが、
きつい香りは、不快に感じさせる口臭や体臭と同じです。
ニオイは極力排除するのが、大人のマナーです。
例1 人と会う直前には
たばこは吸わず、コーヒーも飲まない。直前に歯磨きをし、消臭スプレーなども利用する
例2 汗をかきやすい夏場は
汗をかいても臭わないように、替えのシャツや靴下をカバンに入れておく
無理なスケジュール交渉をされて・・・
× 自分が損することは 『できない』とはっきり断る
○ たとえ自分が少し損をしても、『できない』とは簡単には言わない
ポイント:損を受け入れる行動が評価される
損得勘定なしに、自分のために動いてくれる人は信用できます。
実際に評価される人ほど、損して得を取る生き方をしていることが多いです。
得は徳(人徳)でもあります。
目の前のことばかり考えず、将来まで見据えて、
少しくらい自分が損をしても、相手の役に立つ損であれば受け入れてみましょう。
短時間で確実に好印象を残すためには、昔から、類は友を呼ぶと言われるように、
人は自分と同じ好みや考え方を持っている人に好感を抱きます。
しかし、初対面では、相手のことをよく知らないことが多いため、
そのような場合は、相手の話し方を真似するのが、手っ取り早く、心理学上、
ベーシングという手法を使います。
具体例としては、相手が早口なら早めに話し、
ハイテンションでしゃべる人には、こちらも元気に対応します。
声が小さい人なら会話のボリュームを下げて話します。
専門知識を多用する相手であれば、こちらも多めに使う。
というように、相手の話し方のトーンやペースに合わせることで、
同類とみなされて、よい印象で記憶に残り、相手が心を開きやすくなるため、
自然と相手からの質問も増えます。
相手から質問されるような力を磨くと周囲の人から、どんどん意見が出ますので、
指示しなくても自発的に仕事熱心に取り組むようになります。
上司が好意的に感じる指示への対応法
仕事に消極的な姿勢を見せる部下は部署の士気を下げ、
部署全体の成果の妨げになるため、上司は嫌がります。
部下を積極的な姿勢に変えようとするには、
多くの時間と労力がかかって厄介と思っているからです。
上司は評価の一環として、指示した時の部下の反応を見ています。
下記の4つの×に心当たりがある方は、上司から好ましく思われていませんので、
〇の行動に改めていきましょう。
× 応じられない理由をロジカルに説明する
〇 条件付きイエスで前向きに応じる
部下が指示通りに動かないのは、上司にとってはストレスです。
常に消極的で、即座にできないと答え、その理由を理路整然と並べる部下は最悪です。
快諾するのがベストですが、
それが難しい場合は、
『1週間いただけませんか?』
『〇〇だけは、別の担当者を立ててもらえませんか』
と条件をつけて、前向きに応じる姿勢を見せましょう。
一切拒否ではないため、上司は好意的に受け取ってくれます。
手間がかかる案件は、
『少し考えさせてください』といったん引き取って、
1日程度かけて対応を考えましょう。
× 精一杯、できる限り と頑張る姿勢を伝える
〇 やります と覚悟を見せる
『精一杯、頑張ります』
『できる限り、やってみます』
という態度は、好ましいと思える言い回しですが、
失敗した時に備えて、責任逃れの言い訳を言っているようで
不安が残るとネガティブに受け取る上司は少なくありません。
『精一杯って、どうやって?』
と念のために確認したくなるため、その後の話も長引きやすくなります。
また、このような言い方をすることで、
結果が出るまで上司から懐疑的な目で見られてしまいます。
上司が依頼段階で部下に求めるのは覚悟のみです。
自信の有無に関係なく、上司の目を見て、断言するようにしましょう。
『やります』
『成功させます』と言い切ることで、上司は満足してくれます。
その会話の言い回し合ってます?ついビジネスで間違えやすい日本語会話フレーズ
× まず目の前の仕事を片付けて、その後に取り組む
〇 すぐに、少しだけでも手をつける
上司にとって、どうなったかと気にする時間は短ければ短いほど良いです。
上司は、忘れないうちに決着をつけたく、
案件が進んでいることを把握して安心したいからです。
仕事を頼まれたら、即着手が鉄則です。
その前提で、後の対応は難易度で変えます。
上司と引き合わせる顧客のアポ取りなど、電話1本、メール1通で済むような作業は、
自分の仕事を中断してすぐにやりましょう。
まとまった時間が必要な仕事は、
少し手をつけて、着手したことを即報告しましょう。
例えば資料作成であれば、
大まかな構成を考えて、方向性を伝えるとベストです。
上手な仕事の報告&相談の仕方は?期待に応えるためのポイント、コツを解説
× 上司の話を途中で引き取って自分の理解・解釈を説明する
〇 上司の話が終わるのを待って、その要約を伝える
上司の説明が終わらないうちに、
『それについては・・・』などと割って入ると嫌がられます。
話を最後まで聞かないのは、
自分を尊重していない証拠と上司は考えるからです。
こんな時は、先に進むのではなく、後ろに戻るのが正解です。
話が区切れるのを待って、
『おっしゃっていたことは、こうゆうことですね』
と、上司の説明を要約して伝えましょう。
上司は、伝わっていると安心し、話がスムーズに進みます。
上司が重要だと思っているポイントを繰り返すのも、効果的です。
例えば、来期は5%の売り上げアップが目標と言われたら、
『5%ですね』と確認するようにしましょう。
部下から好かれるリーダーの話し方
同じ内容の言葉であっても、言い方を変えることで、
部下の印象は大きく変わります。
その言葉の積み重ねが部下と上司の信頼関係の向上につながります。
認める
『最近朝早くから来てるね』
『最近夜遅くまで残ってるようだけど、働き過ぎてない?』
といった声掛けをすることで、
部下は、『私のことを気にかけてくれてたんだ』と感じてくれます。
共感
『そうだね』『わかるよ』『大丈夫?』と、共感ワードで会話しましょう。
大切なのは、部下が私の気持ちに寄り添ってくれていると感じることです。
そうすれば、部下は心を開いて話してくれます。
共感キーワード無しに、
『私も・・・・』『それって・・・』と話したりするのはNGです。
そもそも共感に一人称の主語は不要です。
問う
人は皆、自分の話を聞いてほしいと思っています。
部下に慕われる上司になるためには、とにかく話を聞いてあげることです。
共感キーワードを挟んで、話を聞きながら、
『どうゆうふうに思ってるの?』と上手に質問を投げかけて、
相手が考えていることや、やりたいと思っていることを
引き出していくことが大切です。
褒める
『すごいね』といった言葉を表面的に口にするのではなく、
相手の行動に対してどう思ったのかを具体的に伝えることが大切です。
すぐに、具体的に、気持ちを込めて。が上手な褒め方のポイントです。
【性格タイプ別】部下への正しい褒め方・叱り方でモチベーションを上げる
叱る
相手の心を折ってしまうような厳しい叱責はもちろん駄目ですが、
本気で愛のある叱り方であれば、無視するよりはよほどいいものです。
ただし、叱ることは、褒めることがあって初めて効果があるものです。
褒めると叱るの割合は、6対1が良いと言われています。
いつも褒めているからこそ、たまの叱責も受け入れてくれます。
感謝
褒めることと同じく、感謝についても、
すぐに、具体的に、気持ちを込めて。が基本です。
『〇〇してくれてありがとう』と具体的に伝えましょう。
聞く
好かれるコミュニケーションは、話すではなく、聞くことにあります。
人は誰しも自分の話を聞いてほしいと思っています。
部下から慕われる上司になるためには、聞き上手を目指しましょう。
傾聴力を高める方法・秘訣は?聞き上手になるスキルを磨き、質問力を高めよう!
ポイントは、自分がヒーローになろうとしないことです。
部下をヒーローにしてあげられる上司こそ、愛されて頼られる真のヒーローです。
× 大変だね
〇 仕事、忙しいんだね
大変だね。という言葉は汎用性があるため、よく使われますが、
大変という言葉でひとくくりにしてしまうと、
部下からは表面的な社交辞令に聞こえ、不快に思われることもあります。
部下が一番伝えたいのはここだな。と思って、
声掛けした言葉が、部下の意図とズレていても問題ありません。
コミュニケーションはすれ違って当たり前のため、
ズレていたら、相手に確認すれば良いです。
× うつかもしれないから、病院行ってきなよ
〇 疲れているように見えるけど、大丈夫? いつでも相談に乗るから気軽に声かけて
『うつじゃないの?』という言葉は、病気と決めつけられたと感じ、
『病院へ行ってきな』という言葉は、指示出しをされていると感じ、
部下の気持ちが苦しくなってしまうリスクがあります。
部下をねぎらう上で大切なのは、
- 様子をうかがうこと
- フォロー体制があることを示す
の2点です。
『疲れているように見えるけど』という言葉で、
部下の様子をうかがい、気にかけていることを示します。
その上で、
『いつでも相談に乗るから気軽に声かけて』と、
何かあってもすぐに部下をフォローできる体制が整っていることを伝えましょう。
実際に部下が相談に来た時には、間違っても
『今、忙しいから』などと言うことがないよう、
言葉に責任を持って行動することを心がけましょう。
× いいね、すごいね
〇 今回の資料、読みやすくて助かったよ
上司がパワハラと言われるのを恐れたり、部下に辞められたら困るという不安から、
『いいね、すごいね』
などと頻繁に部下を褒めてしまうのは止めましょう。
もちろん、本当に部下の業績が素晴らしいのであれば、問題ないですが、
まだ結果が伴ってない部下を頻繁に褒めるのは禁物です。
部下自身に達成感がない時に、褒め言葉だけ何度もかけられると、
その言葉に対して、
自分の実力が追い付いていないことで落ち込んでしまうなど、
良かれと思ってかけた褒め言葉が逆効果になってしまうこともあります。
部下を褒める時は、何が、どう良かったのかというポイントを
明確にして伝えることが重要です。
× 何でこうなったの?
〇 いつまでだったらできそう?
部下に指摘する時には、『なぜ? 何で?』は禁句です。
失敗に対して注意はすべきですが、
変えられない過去に対して部下を追い詰めても仕方ありません。
『いつまでだったら終わる?』
『どうすれば終わる?』
のように、これからの未来に向けた行動を促す言葉に
言い換えるようにするのがポイントです。
また、叱る際にNGなのが、人格否定です。
どういう言葉が人格否定になるかは、人それぞれ感じ方によって異なります。
ビジネスの場では、行動に対する制限、要求はOKですが、
本人自身を形容する言葉はNGということを覚えておきましょう。
1例で言えば、
『早く対応してください』という叱りは、
作業行為に対する要求の言葉のためOKですが、
『のろまだな』という言葉は本人自身を形容しているためNGです。
部下を叱る際は、正しい言葉で指導するようにしましょう。
良い人間関係を構築する方法
自分が思っていることは、だいたい相手も同じように感じていますので
黙り込んで本心を隠してしまうよりも、誠意を尽くして伝えることで、
自分の性格・考えを理解してもらえるようになり、
以前よりも相手との関係性、信頼が強くなります。
仕事で信頼関係を築くために大切なこととは?職場での信頼関係構築のコツを徹底解説
人にとって本当に大切なものは、 人と人との付き合いである人間関係です。
お金も地位も大切ですが、それよりも一緒に笑ってくれる人
一緒に泣いてくれる人、一緒に感激してくれる人こそが財産になります。
仮にそれで、人間関係が崩れるようであれば、
所詮その程度の関係だったと考えることです。
仕事においても同様で、人間関係には良い意味での緊張感が必要です。
仕事は自分1人でできるわけではなく、誰かと一緒にやっていくものですので
人間関係がおかしいと感じたら、すぐに行動しなくてはいけません。
相手に本音を伝えることは、嫌われてしまうのではという懸念もよぎり、
勇気が必要ですが
『この人のそばにいると勉強になる』
『自分のことを親身に考えてくれる』
と思ってもらえた時に、より絆のある人間関係が成立します。
仕事仲間と単に仲良くすればよいといういうものではなく、
正しい声の出し方をマスターして仕事での印象をアップさせよう
対面コミュニケーションを媒介する声の高低や発話のスピードは、
内容の伝わりやすさに大きく左右します。
良い声を出すためには、楽器を演奏する時と同じイメージで、
まずは、正しい姿勢を身につけることが重要です。
背筋を伸ばし、頭のてっぺんから吊られているような意識を持ち、
尻の穴をすぼめ、腹を引っ込めて立つ姿勢がベースになります。
音楽を聴く時、音を耳で聞いているだけではありません。
実際には、空気の振動を体全部で受け止めています。
声も同様です。
声を出す時には、相手の鼓膜だけではなく、
体全部を揺さぶるという意識を持つことが大切です。
それだけで、声のパワーは大幅にアップします。
そうした力強い声を出すために必要なのが、腹式呼吸です。
相手の体を振動させるには、口や胸を使って呼吸しているだけでは足りず、
腹から声を出すことが必要です。
腹式呼吸の仕方ですが、鼻から息を吸って下っ腹を膨らませます。
その次に、下っ腹を凹ませながら
口から、ふーっと息を吐く練習をしましょう。
それをマスターしたら、次は発生と共鳴の段階に挑戦しましょう。
腹式呼吸で、口から息を出す時、
その息に、『ふー』という音を乗せて発生してみてください。
次に、『はー』に変えて、
慣れてきたら同様に、『うーおーあーえーいー』と発生します。
その時、口は横方向ではなく、縦方向に開けるように注意してください。
この発生法を身につけられれば、体という楽器で奏でる声という音楽で、
聞く人の体だけではなく、心までも揺さぶることができるようになります。
トラブルを起こさないお金の貸し借りの仕方
相手と揉めない話し方の5つのルール
秘訣:『~ということですよね』と相手の言葉をリピートして、相手の意見を全て受け止める
不満や怒りを含んだ発言をしてきた相手に対しては、
話を遮って質問したり、反論したりするのはNGです。
正当な言い分があったとしても、揉める原因になります。
こうしたケースでは、何より相手の不満や怒りの感情を消すことが大切です。
ポイントは最初の30秒間。コツは、相手の言葉をリピートして、『そうだ』
というイエスの回答を2~3回続けてもらうことです。
自分の考えが理解されていることが分かると、
相手の不満や怒りの感情が静まっていきます。
■YESを引き出す質問例
上司:『君の仕事ぶりを3ヶ月間見てきたけど、企画書を仕上げるのに時間かかりすぎている。効率悪いから、やり方を変えないと』
自分:『企画書の作成に時間がかかりすぎているということですね?』
上司:『そうだ』
自分:『もっと効率的にということですね?』
上司:『そうだ』
自分:『お忙しい中、ご指導いただき、ありがとうございます。もう一度、仕事のやり方を見直してみます』
上司:『まあ、頑張っている姿はよく見てきたからね。 期待しているよ』
秘訣:地雷言葉が口癖になっていないかを確かめる
穏やかに会話していたのに、突然、相手の態度が変わったり、不穏な空気が流れ始めた・・
原因は何か。
もしかすると、無意識に相手の怒りを爆発させるような地雷言葉を
使っていた可能性があります。
非難や攻撃をするつもりはなくても、状況によっては相手が不機嫌になるNGフレーズが
いくつかあります。
余計なトラブルを起こさないためにも、
- 言い訳がましく聞こえる
- 正論を振りかざしているように感じる
- 上から目線が伝わる
- 軽く扱われたように感じる
といった地雷言葉に気をつけましょう。
■言い訳がましい地雷言葉
- だって
- でも
- それは
- けど
- ですが
『だって』『でも』『それは』の後に続くのは、
相手に対する批判や自分の弁明がほとんどです。
口癖になっている人も多いですので、注意しましょう。
『けど』『ですが』は、状況や人によっては、喧嘩を売られていると感じる人がいます。
例えば、仕事の進捗を聞かれた時に、
『終わっていますけど』と言うのはよくありません。
『終わっていますけど、何か文句ある?』
というニュアンスで捉えてしまう人もいるからです。
この場合は、単に、『終わっています』と答えればOKです。
■正論を振りかざす地雷言葉
- ルールです
- 期限です
- ~してもらわないと困ります
ルールや期限などの決まり事を伝える時は、正論を振りかざしているように聞こえる
地雷言葉は避けましょう。
融通が利かない印象を与えたりしてしまうからです。
『ご了承いただけますでしょうか』など、
相手を敬う丁寧な口調や言葉遣いを心がけましょう。
■上から目線が伝わる地雷言葉
- 前にも言いましたが
- こんなことも知らないの?
- 言わずもがなですが
- 普通でしょ
『前にも言いましたが』など、相手の理解力や知識レベルの低さを
直接的に伝えるフレーズは、相手の自尊心を傷つけます。
自分の説明の仕方が悪かったと考えて、別の表現を使ったり、
具体例を交えて相手に理解してもらいましょう。
■軽く扱われたと感じる地雷言葉
- 一応
- ちょっと
- とりあえず
『一応、調べてみます』『ちょっとお調べしますね』といった表現は、
誠実さが伝わらずに、軽く扱われたと感じさせてしまうことがあります。
『一応調べてみます』は、『ただ今、お調べいたします』とシンプルに言うほうが、
好感度は上がります。
秘訣:申し訳ございません。に代わる表現を何パターンも用意しておく
怒っている相手には、ひたすら低姿勢に接するのが大切と考えて、
『申し訳ございません』を何度も繰り返す人がいます。
しかし、このフレーズを繰り返すと、
『それしか言えないのか!人の話をちゃんと聞いているのか!』
と、さらに相手を怒らせてしまうこともあります。
火に油を注がないためにも、『申し訳ございません』に代わる
謝罪表現も使えるようにしておきましょう。
■『申し訳ございません』の言い換え表現10
- お怒りはごもっともです
- 確かにおっしゃる通りです
- お気持ち、重々、お察しいたします
- 私がお客様だったとしたら、とても耐えられなかったと思います
- 事情をお知らせいただき、感謝しております
- 返す言葉もありません
- 深く反省しております
- せっかくのお気持ちに水を差すことになってしまって
- ご指摘、深く受け止めます
- 二度と繰り返さないように以後十分気をつけます
秘訣:機械的対応は厳禁。感情的な表現を使って対応する。
怒っている相手に対して、揉めずにその場を収めるには、
相手が感情的になっていることを意識してコミュニケーションを取るのがコツです。
相手の気持ちを和らげるには、『何を話すか』より『どう話すか』を重視して話します。
例えば、相手が感情的になっている時は、心が伝わらない機械的な対応はNGです。
こちらも感情的な表現を使って話す方が、うまくいくことが多いです。
■『あ・い・う・え・お』相づち
あ:あ~、そんな事情があったんですね
い:いやぁ、驚きました
う:うん、まあ、それはお困りでしょう
え:え・・・(絶句する)
お:おや・・それは気づきませんでした。ご指摘、ありがとうございます
ポイント:本物の感情を込めて話す。電話で話す時にも、相手が目の前にいる意識で話す
秘訣:自分の悪い癖を、家族や気心の知れた友人に聞く
- やたらと大声で話す
- 貧乏ゆすりしながら話す
- スマホをいじりながら話す
など、相手を不快な気持ちにさせる要注意行動は、
百害あって一利なしです。すぐに止めましょう。
ここでは、嫌われやすい10個の要注意行動を紹介します。
該当するものがあれば、そこから直していきましょう。
気の置けない友人や家族に
『止めたほうが良いと思う癖があったら教えて』と聞いてみるのも1つです。
1:やたらと大声で話す(無神経、自己中心的に見える)
所構わず大声で話す人は、場の空気が読めない無神経な人という印象を周囲に与えます。
自信家で自己中心的な性格の人が多い傾向があります。
大声で話されると、情報が筒抜けになるだけでなく、恥ずかしい気持ちにもなります。
2:目を合わさずに話す(仲良くなりにくそう。話しにくい)
相手の目を見ないで話をする人は、
相手に対して敵対心や警戒心を持っていることが多いです。
話の内容に興味を持っていないように見えます。
話しにくい人として敬遠されないためにも、目を見ながら話しましょう。
3:じろじろ見ながら話す (疑い深そう。値踏みをしていそう)
会話中に相手からじろじろ見られていると、薄気味悪い気持ちになります。
- 何を疑っているのだろう
- 何か値踏みをしているのか
と、疑心暗鬼になってきます。
相手の何かが気になっても、じろじろ見るのは避けましょう。
4:食べ物を口に入れながら話す(品がないように見える)
食べ物を口に入れながら話す人は、
- 品がない
- 雑な性格
と思われたりします。
くちゃくちゃと音を立てることも多く、良い印象を持たれないです。
食事中は、食べ物をしっかり飲み込んでから話すように心がけましょう。
⑤貧乏ゆすりをする(落ち着きがなく、すぐにイライラしそう)
音や振動が気になる貧乏ゆすりは、確実に嫌われる行動の1つです。
落ち着きがなく、イライラしやすいというイメージは、仕事でもマイナスに働きます。
膝ではなく、イライラしながら小刻みに手を動かしている人も注意しましょう。
⑥ペンを回す&ノック音がうるさい(落ち着きがなさそう)
ペンをくるくる回している人は、周りから
- 落ち着きがない人
- 退屈そう
と思われたりします。
ペン回しという行為そのものに対して、イライラする人もいるので注意しましょう。
ノック式のペンをカチカチといじり続ける人も要注意です。
⑦スマホをいじりながら話す(軽く扱われていると感じる)
1対1で仕事の話をしている最中に、スマホを取り出してメールの返信をし始めた。
という人が実際にいるほど、スマホをいじりながら会話をする人が増えています。
相手は、軽く扱われていると感じて嫌な気分になるため注意が必要です。
⑧ため息をつく(愚痴が多そう。ネガティブそう)
嫌なごとがあるとついため息が出るが、ため息が多すぎる人は、
愚痴っぽいネガティブな印象を相手に与えてしまいます。
ため息が多い人が職場にいると、チームの士気も下がってしまいます。
ため息はほどほどにしましょう。
⑨舌打ちをする(底意地が悪そう)
気に食わないことがあった時に、
『チッ!』と舌打ちする人は、不機嫌さやイライラを相手にぶつけています。
そんな人を底意地が悪い人と感じる人もいます。
嫌われる悪い癖なので、イライラしても舌打ちしないようにしましょう。
⑩なれなれしく話す(何か企んでそう。お調子者)
なれなれしく話してくる人は、あまり親しくない場合、
何か企んでいると思われても仕方ありません。
お調子者という印象も与えてしまいます。
フレンドリーに話せば、仲良くなれるわけではないことを知っておきましょう。
・能力や結果で評価されるべき
返信削除・好き嫌いで判断されるのはおかしい
確かにその考えも理解できます。
でもどんな事においても始まりは人と人ですよね。
ヒロぽんさん、
削除コメントありがとうございます。
そうですね。
繕うことなく、裸になることで
双方の心の距離も縮まりますね。
結果、周りからの信用力も高まり、
周囲から人が集まってくるプラスの好循環が生まれます。